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noteユーザーのカード構成を徹底調査 Part 2:陸マイラー仕様

    次の家族旅行は、マイルで沖縄へ。数年後には、夢のビジネスクラスでハワイへ──。そんな憧れを、日々の支払いで実現するのが「陸マイラー」の世界です。

    本シリーズ第二弾では、飛行機に乗らずしてマイルを貯める達人たちの戦略に迫ります。

    JAL派、ANA派、そして両社のマイルを自在に操る両刀使いまで。複雑に見えるマイルの世界も、達人たちのリアルなポートフォリオを紐解けば、あなたの次の旅がぐっと身近になるはずです。

    構成例1:【JAL一本化】今日から始める、暮らしと旅を繋ぐマイル生活

    「JALマイルを貯めて、家族で旅行に行きたい!でも、複雑なことは苦手だし、何から始めたらいいかわからない。そんなJALマイラー初心者の主婦やパパ・ママ。」

    noteでJALマイル獲得へのステップを整理する 旅行好き主婦|はら さんが目指すのは、王道のJALカードに支払いを集約し、JALが提供するサービスを一つずつ生活に取り入れていく、シンプルで着実なスタイルです。

    メインカード(全ての決済のハブ):JALカード CLUB-Aゴールドカード

    まずはこの一枚から。家賃、光熱費、食費など、生活のあらゆる支払いをこのカードに集約します。ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円)に加入すれば、決済額の1.0%(JAL特約店では2.0%)が自動的にJALマイルになる揺るぎない基盤が完成。支払いの際に悩む必要がない、このシンプルさが継続の鍵です。

    連携すべきサービス群(JAL経済圏の活用)

    カードは1枚に絞りつつ、JALが提供する以下のサービスを生活に組み込むことで、マイル獲得を加速させます。

    • ネット通販 → 「JALマイレージパーク」経由で 楽天やAmazonなど、いつもの通販サイトの前にここを経由するだけで、マイルが二重取りできます。

    • 日常のキャッシュレス決済 → 「JAL Pay」を活用 JALカードからチャージして支払うことで、チャージと支払いの両方でマイル獲得を狙います。(⚠️要注意:JALカードのJAL Payチャージキャンペーンは2025年9月30日(火)までとなっています)。

    • ポイ活 → 「モッピー」などを活用 クレカ発行やサービス利用で貯めたポイントを、Ponta経由でJALマイルに交換。一気に数千マイルを獲得するチャンスです。

    • スマホ → 「JALモバイル」を検討 毎月の通信費でマイルが貯まり、特典航空券の優待も受けられる可能性があります。

    • さらに、JMB WAON電子マネーカードを無料で追加発行し、JALカードからチャージして利用することで、JMB WAON加盟店ではマイル還元率が1.5%になります。
      なお、JALカードとJMB WAONの使い分け方や、それぞれの特約店・加盟店の一覧については、こちらの記事をご参照ください。

    この構成のメリットと使い方

    この構成のメリットは、「JAL経済圏への没入」によるマイル獲得の自動化です。「支払いはJALカード、行動の前にJAL関連サービス」とルールを決めるだけで、生活のあらゆるシーンがマイルに繋がっていきます。

    複雑な交換ルートや複数カードの管理は不要。これからJALマイルを貯め始める人が、迷わずに一歩目を踏み出せる、王道かつ堅実な構成です。

    構成例2:【ANA一本化】ゆるっと始める、生活まるごとマイル化計画

    「『陸マイラー』のようにガチでやるのは大変そう。でも、家族旅行のために、無理のない範囲で賢くマイルを貯めたい。そんな、シンプルさと継続しやすさを重視するパパ・ママ。」

    noteで40万マイルを貯めた えまめ日記 さんが実践するのは、複数のカードを使い分ける複雑さより、1枚の信頼できるカードに決済を集約し、生活のあらゆるシーンを少しだけ意識してマイルに繋げる「ゆるっと」したスタイルです。

    メインカード(全ての決済のハブ):ANAスーパーフライヤー(SFC)VISAゴールドカード

    家賃、光熱費、食費など、生活のあらゆる支払いをこの一枚に集約。これだけで、決済額の約1.0%(ANAマイルプラス加盟店では1.5-2.0%)が自動的にマイルになる揺るぎない基盤が完成します。支払いの際に「どのカードで払うか」を悩む必要がない、この思考停止のシンプルさが継続の鍵です。
    (※記事の筆者は上級会員資格付きのSFCゴールドカードを保有していますが、同等の還元率を持つANAワイドゴールドカードが一般の方向けの選択肢となります)

    連携すべきサービス群(マイル獲得のブースター)

    カードは1枚に絞りつつ、以下のサービスを生活に組み込むことで、マイル獲得を加速させます。

    • ネット通販 → 「ANAモール」経由で いつものネットショッピングの前に、ANAの公式通販サイト「ANAモール」を経由するだけで追加マイルが貯まります。

    • ポイ活 → 「ポイントサイト」を活用 外食モニターや高還元ショップの利用でポイントサイトのポイントを貯め、Vポイント経由でANAマイルに交換します。

    • 高額な買い物 → 「ビックカメラ」などを活用 家電購入で得た大量のポイントも、ひと手間かけてANAマイルに交換。大きな支出をマイルに変えます。

    • ふるさと納税 → 「ANAのふるさと納税」で 税金の控除を受けながら、寄付額に応じたマイルもしっかり獲得します。(注意:※総務省の制度改正により、ふるさと納税におけるマイル付与は2025年9月末をもって廃止される可能性が高い)

    • 資産運用 → 「ANAマイル付き外貨定期預金」で お金を使うだけでなく、ソニー銀行のサービスなどを利用し、預金でマイルを貯めるという選択肢も加えます。

    この構成のメリットと使い方

    この構成のメリットは、「支払いは一枚、行動は一手間」という圧倒的なシンプルさ。複雑な交換ルートや複数カードの管理に挫折した人にこそ最適な戦略です。

    日常の支払いは常にANAゴールドカードに任せ、「ネットで買う時」「家電を買う時」など、特定の行動の前に「ANAマイルに繋がるサービスを経由する」というワンクッションを挟むだけ。これにより、生活のあらゆる活動がANAマイルという一つの貯金箱に自然と集まっていきます。無理なく、しかし着実にマイルを貯めて、数年後の家族旅行を夢見る。そんな堅実なスタイルを実現できる構成です。

    構成例3:【ANAマile特化】生活の全てをマイルに変える育成ポートフォリオ

    「マイルを貯めたいけど、何から始めたらいいかわからない。そんな初心者から一歩進んで、日々の生活のあらゆる支払いを効率よくマイルに変えたいと考える、計画的なポイ活家。」

    noteで「マイル育成ルーティン」を発信する yua_sidejob さんが実践するのは、各カードの得意分野を見極め、獲得したポイントを最終的にANAマイルへと集約させる、極めて戦略的なポートフォリオです。

    ① 高額決済&固定費担当:ANAアメックス・ゴールドカード

    家賃や光熱費、高額な買い物などを集約し、マイルを安定的に貯めるための基幹カード。年会費34,100円(税込)ですが、旅好きにとって心強い特典が揃っています。

    マイルが実質無期限で貯まる:最大の魅力は、ポイントの有効期限がないこと。これにより、マイルの有効期限(3年)を気にせず、目標達成までじっくり貯められます。基本のマイル還元率は1.0%、ANAグループでの利用時は3.0%と高水準です。

    旅を快適にする特典が充実:国内およびハワイの主要空港ラウンジを、同伴者1名まで無料で利用可能。「プライオリティ・パス」も年間2回まで無料で利用できます。さらに、海外旅行先で困った際に24時間日本語で電話サポートが受けられる「オーバーシーズ・アシスト」が付帯しており、万が一の時も安心です。

    ② 楽天経済圏担当:楽天プレミアムカード

    楽天市場での日用品の買い物や、ふるさと納税はこのカードに担当させます。SPU(スーパーポイントアッププログラム)で貯めた楽天ポイントをANAマイルに交換(2ポイント→1マイル)することで、生活費をマイルに変えることができます。海外の空港ラウンジを年5回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」の特典も大きな魅力です。

    ③ 日常の少額決済担当:三井住友カード(NL)

    コンビニやランチなど、日々の細かな支払いを担当する年会費無料のカード。対象店舗でのスマホのタッチ決済で貯めたVポイントも、きっちりANAマイルに交換し、ポイントの取りこぼしを防ぎます。

    この構成のメリットと使い方

    この構成のメリットは、3つの異なるポイント(アメックス、楽天、Vポイント)をそれぞれの得意な場所で効率的に獲得し、最終的にANAマイルという一つの目的地に集約させる「トリプルエンジン戦略」にあります。

    「固定費」「ネット通販」「日常のタッチ決済」という、生活におけるほぼ全ての決済シーンをカバー。支払いの場面ごとにカードを機械的に使い分けるだけで、意識せずともマイルが「育成」されていきます。まさに「支払いの道具」を「未来の旅へのパスポート」に変える、再現性の高いマイル獲得構成です。

    構成例4:【陸マイラー最強?】JAL/ANAマイルを無期限で貯める構成

    「次の旅行は、マイルでビジネスクラスに乗りたい。でも、ポイントの有効期限に追われたくない」

    飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイラー」たちの間で、現代の最適解とされているのがこの構成です。特定の航空会社発行カードに縛られるのではなく、ポイントを実質無期限で貯め、好きな時に高レートでマイル交換できるカードを主軸に据えます。

    メインカード:Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

    年会費は49,500円(税込)と高額ですが、それを補って余りある特典を持つ、まさにマイル獲得の切り札です。
    追記:このカードは2025年8月に改定されています、詳細はこちらの記事をご参照ください。

    • マイル獲得能力: 貯まったポイントは、JALやANAを含む40社以上の航空会社のマイルに1.25%という高レートで交換可能。しかもポイントの有効期限は実質無期限なので、焦らずじっくり目標のマイル数を貯めることができます。

    • 豪華なホテル特典: カードを保有するだけで、マリオット系列ホテルの上級会員資格「ゴールドエリート」が付与され、部屋の無料アップグレード(空室状況による)やレイトチェックアウトが可能に。さらに、年間150万円以上の利用で、次年度の更新時に高級ホテルに泊まれる無料宿泊特典もプレゼントされます。

    サブカード:JALカード / ANAカード(一般カードなど)

    こちらは日常決済の主役ではなく、航空会社との直接的な接点を担うサポート役です。年会費が手頃な一般カードで十分その役割を果たします。

    • フライトボーナスマイルの獲得: 実際に飛行機に搭乗した際に、追加のボーナスマイルを得るために必要です。

    • 航空券購入時の優待: 公式キャンペーンへの参加や、航空券購入時の特典(2.0%マイル還元)を受けるために活用します。

    • 空港内店舗での割引: ANA FESTAやJAL PLAZAといった空港内の店舗で割引が受けられます。

    この構成のメリットと使い方
    このポートフォリオの神髄は、「貯める力」と「使う時のメリット」の分業にあります。

    家賃や光熱費、日々の買い物など、生活のあらゆる決済をMarriott Bonvoyアメックスに集中させ、マイルの原資となるポイントを実質1.25%のレートで貯め続けます。そして、貯めたポイントで特典航空券に交換し、いざ飛行機に乗るという場面でJAL/ANAカードの特典(フライトボーナスなど)を活用します。

    この役割分担により、有効期限を気にすることなく、数年がかりで夢のビジネスクラス特典航空券を目指す、そんな壮大な計画を実現できるロマンあふれる構成です。

    結語

    JAL経済圏に没入する一本化戦略から、複数のポイントをANAマイルに集約させる育成術、そしてJALもANAも狙える究極の一枚まで。陸マイラーたちの構成は、実に多彩で戦略的でした。

    あなたの目指す旅のスタイルに合ったマイル戦略のヒントは見つかりましたか?まずは「どの航空会社で、どこへ行きたいか」を想像することが、あなたに最適なポートフォリオを構築する第一歩です。

    JALとANA、それぞれの特徴やカードの違い、効果的な組み合わせについては、以下のシリーズ記事で詳しくご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

    最後までご覧いただきありがとうございます!もしこの記事が役に立ったと思われたら、ぜひ「いいね」「フォロー」で教えてください。とても励みになります。

    次回、Part 3では、ポイント還元率だけでは測れない「プレミアムライフ仕様」の世界にご案内します。人生を豊かにする特別な体験価値を求める方は、ぜひご覧ください。

     
     
    40代|2児の父|地方在住の会社員。趣味は家族旅行、クレジットカード、陸マイラー。JGC & SFC ダブルホルダー、Hiltonダイヤモンド、APA ASCプラチナ。米UoPeopleコンピュータサイエンス学士在学中。受験対策なしで TOEIC 945点。

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