『夜明け前』(私小説)と足をパタパタと短歌とスピッツの日記〈2026.9.27日〉
夜明け前に目が覚めてしまった。昨夜は息子の体調が悪かったのもあっていつもより早く寝ることにしたから。
のっそりと起きて飲むお湯を沸かす。お手洗い。トマトジュースとバナナ。バナナは剥いたらまっしろで嬉しかった。お湯が沸く。コーヒーを淹れる。それからトースターで超熟の食パンを焼く。バターをのせて。その間にジャムを選ぶ。きょうは、ブルーベリーにしよう。
焼き上がったパンのうえ、溶けたバターを伸ばしながらジャムを塗る。塗った後スプーンを口に含むとおいしくて、朝ご飯への期待値が高まった。
いただきます。静かに、ひとりで食べた。バターの塩気とブルーベリーの甘さがぴったりで、さくさく、いそいそと食べ進めてしまう。ペロリと平らげて、ティッシュで口を拭くと、パンの粉とジャムがついていて、まるで夢中になって食べていたみたいで、少し恥ずかしかった。
食後にコーヒー。熱すぎない、ちょうどいい温度になっていた。ほっとひと息つく。と。
「あれ? 起きちゃったの?」妻の声がして。
「うん」とだけ答えた。
◯
息子も起きた。調子は良いみたい。よかった、体調よくなって。
ふとんの上でひっくり返って足をパタパタさせながら歌集『すべてのものは優しさをもつ』を読みはじめた。
読みながら、こんな歌も詠んだ。
お布団で足をパタパタさせながら歌集ひらけば夢がはばたく
リビングでは『サウンド・オブ・ミュージック』が流れてる。気持ちのいい朝だなあ。
◯
今日はぽつぽつと短歌をたくさん詠めて幸せだった。たくさんあると選べるというのもあって反応もまばらになるけれどそれも自然なことのように思う。久しぶりにコメントもいただけて嬉しかった。詠めるときに詠めるものを詠んでいくことで心が平らかでいられる感覚がある。これからも無理せずやっていこう。
今日は朝スピッツに始まり夜スピッツで締めくくれた、いい日曜日だった。
読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
