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早期退職後、デイトレで地獄を見た ~消え去った数百万円~

    会社を早期退職した後、数百万円を失いました。

    「俺、何やってんだ……?」

    パソコンの画面を見ながら、全身が震えていました。

    十分な知識も準備もないまま、株式投資のデイトレード(デイトレ)に挑戦した結果です。
    一体何が起きたのか━━

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    大きな心の傷はまだ完全には癒えていませんが、同じ失敗を繰り返さないための自分の記録として、また「デイトレは短期で稼げる」との甘いささやきを聞いて今まさに取り組んでいるあなたへの警鐘として、この記事につづります。

    希望に満ちたデイトレ

    私がデイトレを始めたのは、会社を早期退職したタイミング。2024年3月。

    それまで行っていた中長期の投資にデイトレも加え、「稼ぐぞ!」という意気込みに満ちていました。

    半分勢いで会社を飛び出せたのは、中長期の投資でそれなりの利益が出ていたためであり、さらに会社勤務がなくなることで空いた時間にデイトレも行えば、十分に生活していける収入は得られると目論んでいたためです。

    そう見込んでいたものの、デイトレについては、未経験であり特に知識もありませんでした。

    「デイトレは稼げる」

    そんなネットの記事を信じ、中長期の取引でうまくいっているのだから、デイトレでも同じ感覚でうまくいくハズ……そんな思い込みでした。

    実際、開始してから2か月間5月までは利益が出せていました。
    「デイトレって簡単やな。この調子でどんどんお金を増やすぞ!」
    そんな甘い考えでした。

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    地獄の始まり

    しかし、6月に事態が一転。

    特に取引方法を変えたつもりはないのですが、なぜかうまくいかない。
    増えるマイナス。負け続ける日々━━

    「明日はうまくいくだろう!」

    「明日こそ!」

    そのうち、前向きな気持ちが恐怖に変わり、「取り返さないと!」という焦りに。

    それまで無心でデイトレを行ってきましたが、さすがに危機感を感じ少し勉強をしました。

    このときの学びはnoteにも書き残しました。

    • 取引でのマイナスを減らすこと
    • 欲張らないこと
    • その場の心情に流されないこと
    • テクニカル分析の学習
    「今回の失敗を時間とお金を費やした自己投資と考え、前向きに取り組んでいきます」

    このようにnoteに書いています。
    ちなみに「大損失発生」との題名ですが、損失額は数十万円。
    まだ序章だったのです。

    泥沼化

    当時で数十万円の損失。ということは、これ以降も損失を出し続けたのです。
    しっかりと学んだつもりです。

    デイトレで勝つための技術、株価の分析方法、株取引で勝つための心構え。

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    しかし、事態は好転せず、負け続けました。

    同時に学んだのは、デイトレで勝つことの難しさ。

    デイトレはまさに心理戦。自分との戦い。いかに冷静さを保てるか。欲を捨てれるか。

    私はまったくダメでした。
    すぐに熱くなり。欲深くなり……。

    そして、デイトレはプロの投資家やアルゴリズム取引と呼ばれるコンピュータシステムの超高速自動取引との戦い。

    素人がプロと戦って勝ち続けるのは困難です。
    人間が取引を悩んでいる間に、アルゴリズム取引は瞬時に判断して大量の取引を行い、あっという間に相場を動かしてしまいます。戦いにすらなりません。

    買った途端に下がり、売った瞬間に上がり、まるで動きを見透かされている
    ようでした。

    こんな記事があります。

    「なぜ多くの投資家はお金を失うのか」
    年間で安定して儲けるのは約1.6%のデイトレーダーのみ。
    その少数が全体の約12%のトレードを占めています。

    大きな利益が出る取引がある一方で、それ以上に大きな損失が出てします。

    「コツコツ・ドカン」という言葉があります。
    コツコツと積み上げた利益が、次の取引きでドカンとやられてマイナスとなるという意味です。何度もこの経験をしました。

    だからこそ、負ける取引を減らせば勝てる……。
    難しいと理解しつつも、「いつか勝てる!」との無謀な信念で取引を継続し…負け続けて、増えるマイナス。

    著名な投資家やデイトレで勝つ方法を語るYouTuberのようになりたくて、取引を継続し…負け続けて、膨らむマイナス。

    そして最終局面へ

    懲りない私は「絶対にデイトレで成功する!」と強い意思(というより意地?)を持ち続け、頑固にデイトレを継続。

    2025年3月、会社を退職して一年が過ぎたある日。一つの取引で、史上最高のマイナスを叩き出してしまいました。

    膨らみ積み上がったマイナスにただ呆然とし、一日何も考えられず、食事も喉を通らず、身体も動かず━━
    デイトレからの完全撤退を決意。

    失った金額は数百万円。次の桁にいく手前の莫大な金額です。

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    デイトレを止めた後の思いもnoteに書き残しています。

    株式投資が、資産を守り増やすためではなく、資産を減らすだけの行為になっていました。
    ハイリスク・ハイリターンのギャンブルになってしまっていました。

    安心・安全を心がけた取引

    現在は、安心・安全を心がけ、安定した取引ができています。

    そして、クリエイター(ライター)としての活動も真摯に取り組み収入が得られています。

    失った金額がデカいだけに、取り返したい気持ちが強い!これがクリエイターとしての今のポテンシャルかな?

    非常に高額な授業料でしたが、こうやって振り返り書きつづることができ、株式投資で思い悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

    株式投資は、安心・安全・安定に重きを置いて、しっかりと知識を持って行うことで、人生を豊かにしてくれる成果が出ると考えています。

    そして、「お金を育てる」「お金に働いてもらう」という、お金と仲良く付き合う気持ちが大事かもしれません。私は、この感覚を完全に失っていました。

    お金さん、ゴメンなさい。

    あなたは、ぜひお金とは仲良くして、豊かな未来をつくってください。

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    最後に

    この痛く苦しい経験から学んだことを、株式投資だけでなく人生全般に通じる3つの教訓としてまとめます。

    1. 簡単には稼げない
      お金を稼ぐには、時間と労力をかけなければならない。「簡単に稼げる」という甘い誘惑の裏には、必ずリスクが潜んでいる。
      デイトレで成功するのは、ほんの一握りのプロフェッショナルだけ。

    2. 冷静沈着な感情コントロール
      焦らない、急がない。どんな状況でも冷静沈着に感情をコントロールする。
      損失が出た後の、「取り返さなければ」という感情は、さらなる判断ミスを招く。冷静な判断ができない状態での取引は絶対に避けるべき。

    3. 株式投資はギャンブルではない
      株式投資は経済活動への参加であり、企業の成長とともに長期的な視点で資産を育てること。
      短期的な利益追求は、ギャンブル的な感覚に陥ってしまう。


    今、この記事を読んでいるあなたが、もしデイトレで苦しんでいるなら、自分を見つめ直して立ち止まることも選択肢の一つ。

    私の失敗を教訓にしてほしい。

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