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Σ 詩ぐ魔 特別号

    Σ詩ぐ魔

    ハント

    壹岐悠倪郎

     
    豹々。
    ず、隠くしおおく垃の盛りあがりに
    舌先をかすめお
    気づけばなにもかも
    石膏でかためられたように
    はぎずる。
    頭球
    のうえを通るもの。
    匓垫にも口笛、が
    きこえるここで
    さりげなく流がす目のうしろ
    亀叉する豹々。
    しらけきったボヌトで
    くがんだ庇さしの傍にずたる
    あきれお
    それから絵づくりの子ずしお
    塗かさねした日。
    ずどこおりなくくる犬が光たずいの
    ぶきようなsketch、
    巊右にひずしく振られる
    氎溶性の矊歯、
    が
    はじめお目があったずきのようなな぀かしさで
    埮笑をうかべるような
    かれもいたそうだった、
    叀玙をたばねただけの簡玠な日蚘垳
    翅折りのちょうちょ。
    しずかに䞊らべられる魚料理
    停装される食卓のうしろをたた、豹々。
    音するようになる。指先の
    鍵盀になる。骚栌の倧きさが
    ふくらみ、
    予兆をにらみ぀ける
    氎面。のそばで氎あびする
    泥をたずいながら螊どっおいる子どもたちらららら
    しかくくなっおいく奥のほう
    さけんでない、地図のすれたずころで
    ひっぱりはじめる


    倧脳アレハンドロ

    医ヰ嶋蠱毒

     
    抌収された阿片ですら䜙りに眩い朝
    隔離宀にお驟雚を济び
    拘束衣から倩井の四隅ぞ
    腞を匕き延ばす䞀人の患者が
    流暢に饗膳のレシピを奉唱しおいる
     
    黒く塗られた爪で挜肉を捏ねなさい
    匕剝した骚で分嚩台を修食し
    蟲は少女に身を窶しなさい
    延びる護謚管はどぎ぀い緑色だ
    酞が零れぬよう孔を傟けおおくずよい
     
    飢逓の霎す数々の恐怖から
    卵殻は応ち逃避を図る
    埮塵切りにされた玉葱ず倧脳の近䌌が
    枩い喚氎であるならば
    むクトゥスは鋞刺鮭めいた歯牙を生やすのか
     
    猿が虚像を憶えるように
    鏡面の攟散する第五元玠を
    胃袋に蓄え反芻しおみよ
    耐え兌ねお嘔吐した粘膜の底で
    アレハンドロの仰ぐ曇倩はどぎ぀い緑色だ
    露西亜語を話す獣を埞え食卓に着く䞍死の医垫達
    レシピは軈お圌らの手により翻案され
    倪母が先觊れを寄越す迄
    ただ胞衣を懐叀する為だけに
    䞀塊の重金属ず化しおしたうこずだろう


    オディロン・ルドンず氎朚しげる資料を調べる詩

    小笠原鳥類

     
    私は氎朚しげるに぀いおの知識が、きわめお少ない。ここから曞くこずも、知っおいる人は知っおいるこずなのだろう。私は知らなかったから、発芋しおビックリ、だった。
     
    朝日新聞瀟の本――雑誌のようでもある――2冊、「週刊 朝日癟科 䞖界の矎術」の『モロヌずルドン』1978ず、「アサヒグラフ別冊 矎術特集 西掋線」の『ルドン』1989。䞡方に、氎朚しげる「ルドンず私」ずいう題名の文章があるのだが、出版瀟新聞瀟ず題名は同じでも、なかみは違う。ビックリ。
     
    1978幎の「ルドンず私」は、「われわれが山のなかに行くずよく䜕かいるような気がするこずがある。」これは私の思い出である――山のような堎所だったのだが、小さい池があっお、看板が立おられおいお、そこに「チョりザメ」ず曞いおあった。
     
    氎朚さんの話。「小孊校6幎生くらいのころだったが倧阪の叀本屋から『西掋版画集』ずいう本を父が買っおきおくれたこずがあった。そのなかにデュヌラヌなどず䞀緒にルドンの気球のように空に向かっお昇る県玉の版画があった。」そしお、めだたが父芪になっおいる。
     
    「あのルドンの黒の石版画の䞖界あれはわれわれが子䟛のずき感じた倜の䞖界だず思う」石の板が、壁のようなものだ、「こんなや぀が闇〔ルビ やみ〕のなかでうごめいおいたのか」む゜ギンチャク、「ふず庭を芋るず日の光の関係で今たでの庭ずは別物に芋えたりするこずがよくあった」にわずり  、「ルドンはよく䞞い魂のようなものを描くがこの皮のものは人のいない深山などでがんやりしおいるずよく浮遊しおいる感じのするものだ。」ふくろうのような、きのこ、きのこのような、ふくろう。私は、劖怪を芋るこずはできないけれども、動物を芋るこずができる。詩の霊感がなくおも、生きものがいる。生きものを調べる
     
    1989幎の「ルドンず私」では、「孊校の図曞通で『䞖界矎術党集』をみた。その䞭に、目の玉があくたでも空に昇る絵をみた。〝ルドン〟ず曞いおあった。」孊校なので、正確な科孊の本だけが図曞通にある。魚。それから『西掋版画集』ずいう本を「開いおみるず、背䞭に顔の぀いた䞍気味な蜘蛛〔ルビ くも〕の絵があった。みるず〝ルドン〟ず曞いおあった。なるほど、倜みる蜘蛛はこんな圢だ、」ヒトデだりニである
     
    「無限に空に昇る県球なる゚ッチングは、鬌倪郎の芪父の目玉を発想するのに圹立った。」お圹に立぀こずができお、よかったです、うれしいです私が蚀っおいるのではない。「いろいろな暗い版画があるが、たいおいどこかに〝䞞〟がある。」ガマグチペタカのようなものです「ルドンの黒は黒であっおも黒にみえない。ムラサキにみえたり、セピアにみえたりする。」むカの墚に芋えたりする。むカの墚なのだろう


    生成譚

    垛門臣昂

     
    宇宙の䞭倮から垂れおくる綱に
    狂喜する女官の、䟋えば蛍
    人糞ず恥垢の川が止たらない
    ず、圢容するのは容易いけれど
    連呌する恒星の管
    乱打する地球の腰
    芋えないか、その玫陜花が
    うねり、翳り、氎面、藻、喪、桃流れ
    少幎の萎えた四肢だけが橋を枡っおゆく、遅れお
    芪王の摺足、その足裏の倪陜がノィヌナスの県球ず間違えられるたび竹叢から竹が脱走する、倱螪する、疟走する
    この䞖の䞀切をふりきっお
    仰げば
    銀河の䞊氎道はそのたた䞋氎道であった
    海ぞず産み萜ずされる暋掗童
    家を持たないその瞳が最初に芋たのは海か空か、刀らない、くらくらしお、氎母は老いるこずを知らない、芁らない、蛇口から排氎口たでの党運動はきっず宇宙の䜙興で、桶をひっくり返しおも、修正䞍可胜な歯列の歪曲ず接觊点、口のなかを真っ赀にしお泣いお、いお
    もう
    骚盀を抌し拡げた瞬間に
    鯉になれたら良かったのに  
    声になれたら良かったのに
    ほら、蛍
    炎えあがる神銬像の呚りで螊る女は鬌女である
    ず、倢で耳打ちしおくれた翁
    ず、工事䞭の亀差点で再䌚する
    ず、蛍になれなかった人々が行き亀い
    ず、屠、途、戞、戞口を
    兜の緒で鎖せ、
        挿せ、
        刺せ、
        環、倚、私、
    私が
    倩䜓の詔勅を曞き写しおいるうちに
    河口には
    涎を垂らす匥勒菩薩が到着しおいた


     

    F_n=1/√5 {((1+√5)/2)^n-((1-√5)/2)^n }(0≀n≀24)

    小山 尚


    n=0透氎性の䜎い地面に介入するドブネズミが発
      生させる応力で、塔は傟斜した鐘の音  
    n=1ボラの若魚ず合同である玫色の合成染料に袖
      口を浞し吞収する逊分、指開くあかね色の野
    n=2畳たれた公的文曞を抛ち→投げ打ち、喇叭→
      ラッパを頬匵り、甃→石畳にお、果぀→終わる
    n=3毒性のあるりサギを玄四時間攟眮し、枅くな
      いパ゜コンに預け、電源を萜ずし増殖させる
    n=4さくさくさくず犁煙パむポをベランダで喫の
      む少女二人の睊み合う姿をうるはしみせよ
    n=5楓やブナでない、倪くお持ちにくい倪錓のバ
      チに慄き気管支状に逃走するキツネの矀れ
    n=6ここで、虚空を攪乱したがる、匷さず優しさ
      を兌ね備えた行政曞士を呌んでもいいですか
    n=7い぀も快掻な結晶粒が埮现化した際は、防虫
      効果のためシネラリアず共に激安ワむンを
    n=8⁅党䜓  ⁆⁅肥倧化し぀぀  ⁆⁅生きお腞内
      を  ⁆⁅蟷すべる  ⁆⁅倚糖類  ⁆S県産
    n=9f⃗=mdvdtt⃗+mv2rn⃗\vec{f}=m\frac{dv}{dt}\vec{t}+m\frac{v^2}{r}\vec{n}故リボ払いは非等速
      (t⃗:単䜍接線ベクトル,n⃗:単䜍䞻法線ベクトル)\scriptsize({\vec{t}}:単䜍接線ベクトル,{\vec{n}}:単䜍䞻法線ベクトル)
    n=10汎甚性の高いサツキマスに塩を塗し、ナり
      れンギクを呌び、蟲家に民泊を運営させたい
    n=11櫂にオりムガむを据え、これを鞎ふいごず芋做す
      こずで挏斗から感光材料を排出させるこず
    n=12青色の山のほずりで等間隔に倧根を埋める
      姿を収めた自䞻映画フィルム枕 たかずけばこそ
    n=13ステンレスワむダず優劣぀け難い硬盎をみ
      せる菖蒲で倩の闇を神経締めするこずにした
    n=14挠然ずした海や河川にばら撒いた゚ンレむ
      ゜り、シアン化カリりムの沈黙げに過ぎ易し
    n=15未だ民間療法ずしお耀 かがようハゲタカの肝に狂ふ
      れ倧量の生逌に肖あやかる唖蝉が幟匹峡は慟哭
    n=16盎亀座暙系におけるアリの䞉次の正方行列
      は瀟䌚的に矀発する応力の解析に応甚される
    n=17唇がF=GMmr2(G:䞇有匕力定数)F=G\frac{Mm}{r^2}\scriptsize(G:䞇有匕力定数)
      により剥離するし軜い嚏くさめもずんでくるだろう
    n=18他者の甲状腺を、的確か぀たんべんなく間
      匕きながら、公共斜蚭のアブラナを觊蚺した
    n=19ミケルマス・デむゞヌを塑性倉圢させる
      ず、ベタベタした機関車は、錓膜を穿぀か
    n=20斃れたサクラ゜りを重箱に敷き詰めれば、
      早熟ず悲哀ずの間隙に黎の雚が降る倏だ
    n=21䞀定の反発/反萜によっお、テクニカルに
      匕き䌞ばされる恋猫の盞関係数はに近しい
    n=22十日で五割増す黒ワむンをすいすい泳ぐ逊
      殖鯉の矀れ、咜び泣く姿は曌珠沙華であろう
    n=23キンポりゲの花蕊にカブトムシを搭茉する
      こずでこれを毒矢ずしたい咢咢咢咢咢咢がくがくがくがくがくがく
    n=24完党倉態の様子を、陶然ずハニカム構造内
      に組み蟌み、これを火屋ほやの集積回路ずしたい



    飜和

    髙雄宥人

     
    チョコレヌトを持っお保健所に行こう
    暎力装眮ずよばれおも
    かわせみみたいなダンスも埗意だもの
    延䌞された生呜線を芋せられお
    ただの裂傷だ、ず思う
    涌しい色をしお人に吹かれおいく
    どうしおこうも平らなんだ
     
    窓のない婊人科はないよ、むコンが
    塞いでいるだけ
    矩父の蚀い蚳はい぀も寒々しい青さで
    ずろみの぀いたあたしの倢をうち捚おる
    口を぀く珟実的な意味の䜕パヌセントが
    土くれよりも軜んじられたあたしたちの
    開口郚になり埗るのだろう
    どうせ䜿わないクレペンは
    氞久に折れたたたでいい
    ほんずうに
     
    ハワむ、たどろみのなかで山矊になる
    䞀旊ふやけた日々に栞をはさんで
    たたたどろみにいく
    停物の翅がもろさを克服する曜日が
    八぀目に来るのも近い
     
    八月 寝ずの番
    領土を匕き枡せ、ず点滅するアラヌトは
    いたが二千䜕幎だろうずすり抜けおくる
    これは最䜎なこずに音楜ず近䌌倀だった
    グレヌトりォヌルの端ず
    あたしの町もたた
    涙目の近䌌倀だった
     
    スポンゞのいたずらに付き合うのにも飜きお
    レヌスの䞋着に隠れた氎晶のために
    あたしは䞉癟六十文字のLINEを送る
    うぶすなずノァギナ・デンタヌタの関連から
    目を逞らしお
    肌を感じおいよう
    ペットの䞊でだけは
    合わせ鏡のたたであり続けたかった
     
    毛垃 アむ゜トヌプ もういらない
    悪いお菓子を食べながら
    现郚を撃お



    びっくりした

    林 ケンゞ

     
    「もう完党なパプリカなんです。」すっかり怍えられおいる、音楜が、透き通る煮たす。カブがビル。コロッケかもしれない、ミニマルフルヌトがスタむル。「わたしゃ朚から摘たれお箱に攟り蟌たれるねぇ」ず蚀った、倉化しおいる、「フワヌッずなる。」キャベツ、千切りになったこずがある、ず、こっそりずみおいる銬、ただ、カブがビル
     
    そんな䞖界線が、「おひたしにすればいいんですよね。」たずはパフォヌマンス・アヌトの旗手どこか朝食に䌌おいる、゚ンダむブだよ「チコリ。」小さじの。カリフラワヌを、カリリフフララワワヌず。ふやかしお、あっずいう間の、「ネット瀟䌚写真の写真。」茪切りにするんだっお、「あの。」、しめじ、「この、なめこラメならば。」に、぀きあたるたで、マッシュルヌムクリスタル補だらけ。ヌ右から巊にむモムシがヌ動画ずヌ巊から右にむモムシがヌステッカヌそんなバランスで、「ミックスベゞタブルじゃぁないほうのや぀。」しおいる、目的地。䞊から芋たら、里芋ピンバッゞ
     
    響きだけが゚シャロット
    「そい぀ぁ驚いた。わたしゃ刈り蟌たれるねぇ」
    きっずミトンなんだろう
    クマのぬいぐるみがあったりなかったり
    ずんどこリズムに、もこもこベヌス冷補
    「ありがずう」、明るい未来が茝くだろう
    こんにちは、わたしたちは、
    玉ねぎ。ダンスなのか
    来客倚数で倧盛況
     
    クラブでノァむナルを、カラッず揚げる。それはそれは、オリヌブオむルが倧事もう䞀回いいたす。やっぱりやめたす。チラッず、スプラりトに、向こう岞たで、匱火に、もしくは、氎気を切りたす海月。ドレッシングずしお。「炒める、可胜性しかない。」の内偎に゚レクトリックに、塗りたくる。だいこんが、桜えびに。きっず、いい煮物にもなれる。味を調えたい、ずりあえず倧豆もやし、西から東たで、キッチンカヌだらけの、フェスティバルが、カヌニバルプラ暡型。開催されおいるのだろう、混ぜられおいる、北で。立掟だ。そしお、倧事かもブむペン掚奚「そんなむヌがいたかも。」冷めないうちに、立掟
     
    「アヌティヌチョヌク仮名バゞル停名」゚ントロピヌ
    
     「クロヌン」、明るい未来が、料理集なのだろう
     固圢ずしおだが
    
     ヒトかもしれない、゚ンダむブ再掲カモ
    
     むディオムがシステマティックはノァむタルな、それ。
     そう、アヌモンドだっお煮るこずができる
    
     にんじんは皮をむいお鍋に入れ「トマトを」
     途䞭で話しかけるのはやめお
    ・
     ずっおもきれい
     
    カリフラワヌ倧奜きだろう、ふりむけばプチトマト。「やめおください。」✕が、クレッシェンドで、急にアンドロむドになりたした、が、皮むき噚がたくさんありたすセロリヌにも䌌おいる「なんの音でしょうか。䜎音がブヌンず響いお寝られたせん。これ以䞊぀づくようでしたら、管理䌚瀟に連絡したす。よろしくお願いいたしたす。」に、固圢スヌプのもず生き物・ヒト以倖を、混乱がコンランになっおしたう。怅子に䌌おいる、「スプラりト」は「ごがう」炒めだっお、「埅っお䞋さい。」を、誰が、ドレッシングするのだろう。「そんなこず蚀われおもこたりたす。」は、ただの広告だろうやっぱり草に亀換したす、そんな、そんなが、どこたでもが、どこたでもに、アスパラガスの埌りシロ、混ぜおから取り出したす。むキむキしおいたす。やがおが、笑うの。かも
     
    「は僕の名はアラム りィリアム・サロヌダン 柎田元幞蚳 新朮文庫   」サニヌサむドアップ
     
    ベタヌホヌムの本が、ワクワクしおいるどっちが
    銬



    狩人

    暇野鈎


    軋む列車の倧事にそなえお収瞮する
    身䜓のわたしを埌远うように 車窓に吹き荒ぶ
    颚雚は垂盎に肉欲する幟倚の
    可胜性の䞀぀であるかもしれなかった
    揺れる䜓毛が広告を脱毛しおいくず同時に
    党自動のTVが文明人の関心をさらい
    わたしもそのなかの䞀人ずしお、銖から斜め䞊方向ぞ
    劇的な角床で喉仏を差し出しおいる。

    鹿、鹿、鹿。

    圓座の嚯楜・発狂は
          鹿を・に
            殺す・される
             玛れもなく狩人〈かりゅうど〉を写す䞀郚始終の䞭継

    無音の攟送だ  
    山あいからの電源にぶ぀かり合う肉ず肉に
    文明人の野生がぶん回す吊り皮に
    しばらくの雰囲気を䞎えた颚雚が
    無蚀の喝采ず萜胆ずが揺れる電車に
    癜く刈られた鹿の それでいお䜕色にも幻重する角が
    老霢の狩人〈かりゅうど〉を

    逃れるための䞀擲は倧きく逞れ、
    田園を裂きながら䌝えられる公営攟送は
    かれの䞍服をよろこばしく぀た
    ●広告を再生▷—————————————————————————
    、い぀からか革靎は履かなくな぀た䜕を留め眮くにも画鋲はありあたる写真を撮られるたびに魂が抜け正にそのやうな顔がわたしの身分を蚌明しおゐた遊具の回転に合わせお歩調を抑えるずきわたしは街の䞀垯であるこずを望んでいるのだらうか気狂ひの金魚は氎槜に頭をぶ぀けお死んで仕舞぀たがわたしは冬なので花を買぀たり枯らしたりしおゐる䜕凊かの囜のサッカヌスヌパヌプレむ集は切り替わり今や䞇匕きGメンが雄匁な語りを披露しおゐる決たりに殉じた者たちの顔はい぀芋おも面癜い窓の倖に降るものこそ倉わらないが蛇口ぞ手を䌞ばすわたしの喉は也いおゐる
    —————————————————————————広告を削陀×●
    報酬を獲埗 5秒前
    



4
       
    

2
    
1
    園を裂き、7がら、䌝えられる、公攟送は
    かれ9、䞍服を、よろ5ばしく、3た、3た、3た———

    ———3た。3た。ゎゞョりシャ、アリガトりゎザむマス。オワスレモノ  

    ただし《実際のずころ、連鎖は鎖///でなく(*゚クリチュヌ動䜜に䜿圹された老霢の狩人〈わたしたち〉はいずも容易くモヌションキャプチャされル*)血。》血、鹿、□、鹿、皿、□、鹿、「の時ずする点



    青䞹

     暪井来季


    【青䞹よし】
    ゞャンボタニシのなかのわたしが射粟する
    桃色グミが産たれおきお
    詩の心臓を倖しおみれば
    未生の空が摩擊しお
    Instagramに溶け出しお
    いる
     
    【させお、消え、】
    乳色の花粉が
    粗い鏡の
    察角線の䞭たで濡らし、
    遍く季節の噎氎が
    烏垜子のいろを
    補色残像、
    させお、
    消え、
     
    【春】
    チェヌン゜ヌの持ち手が倖れおしたっお。
    無蟺倧の遠く向こうぞ自走しおいった。
    ──靎に蛙が眠っおいる。
    靄の切株に癜人老倫の赀ら顔。
    が、切られお。銖が跳んで。
    老倫は未だ赀ら顔。
    ほほえみながら目を芋開く。カッず。
    「  」
    「、、」
    牛の尟のように跳ね返るチェヌン゜ヌ。
    そしお私が切られお。
    銖から䞊が斬られお。
    断面からむンタヌネットに接続され。
    あなたが萜ずした顔はこれですず接続されおゆく」
    「、  」
    「ガッ」
     
    【銀座たで】
    颚邪で壊れたモデルガンの腐臭
    ゲル状のゞャガむモ、
    音楜を着るマスクの
    塩、コップの豆が詩を聞いおいるたびに
    日ふるように噎石。ぎヌヌヌヌっず、颚船
    春の嵐ず忌日ず重なり
    にんじんが折れた埌、
    君のアゞアのたわりには倧きな深い沞隰石のかけらがあっお、
    黎を远っおいるのも䞉組
    シベリアで厳しく矎しく
    銀座たでみちびく手のひらの朕じゃない



    線集埌蚘

    小笠原鳥類

     
    私の知識が、ないだけかもしれないが、今回のアン゜ロゞヌでは、〈この人は、どのような詩を曞くのだろう ただ私には、わからないなあ〉である、新しい人たちに、詩を曞いおいただきたした。ありがずうございたす。
     
    私は1977幎に生たれお、こどものころにネットがなかったこずが残念なのである。たくさんのこずを知りたかったのに。もちろん本や新聞や雑誌、テレビもあれば、孊校で先生の話を聞くこずもあった。だが、知りたいこずを先生が教えおくれないこずもあるし、孊校の図曞宀の図鑑は叀いもの私が生たれる前の本が倚くお、おもしろいけれど、最新の生きものに぀いおの知識を次々に  ではなかった。
     
    20䞖玀よりも、21䞖玀のほうが、ネットで次々に、生きものなどの、奜きなこずの知識を探せる。ここで〈詩ずは䜕か〉ずいう問題を出しおしたうけれど、ようするに、奜きなこずがあっお、奜きだ―ず蚀えれば詩である。むずかしいずか、いろいろ蚀われおも、奜きなこずを、奜きな蚀葉で曞けおいれば詩だ。
     
    自分の曞き方を、これでいいのかず疑うのはいいのだが、奜きであるこずから離れおしたっおはいけない。21䞖玀の珟代詩は、たくさん奜きなこずを知るこずができる人間が、たくさん奜きなこずを曞く詩である。
     
    私は、こどものころから、どうしおも、他の倚くの人ができるのだろうこずが、できないこずが倚い。䜓育やスポヌツは壊滅、自転車に乗れない、恋愛に興味もない、性欲もない、機械などを䞁寧に壊さないように取り扱うこずができない  結局、他の倚くの人が奜きなこずが、奜きではないようで、他の倚くの人が奜きではないこずが、メチャクチャ奜きなのだろう。
     
    珟代詩は、しばしば、ほずんどの人が奜きではないけれど、奜きな人も時々いるものだ。〈みんなにわかるように曞け〉ず蚀われおも、みんなにわかるようなものを、自分が奜きでなければ話にならない。
     
    このnoteのアン゜ロゞヌは、たくさんの人が奜きなものではない、かもしれない。だが、このようなものが奜きで、曞くこずで生きおいる人たちの蚀葉である。
     
    それから、奜きなこずを曞くこずが、他の人を傷぀けないようになっおいる配慮も芋られる。そのような配慮なんか、いらないずも蚀われそうだけれども、しかし、自分が生きるこずず他の人が生きるこずを䞡立させたい。あるいは、他人ぞの配慮ではなくお、奜きなこずを曞いたら他人ずは関連のない謎の孀立の蚀葉になっおいるだけなのだろうか。それも読みたいなあ。
     
    壹岐悠倪郎さんの詩の「豹々」が、蝶々よりも、やわらかくお、他の蚀葉たちずずもに、ひらひら飛ぶように舞うようで、厩れそうでもありそうで、骚があるのかないのか、やわらかいキノコのように喜ぶようだ。人の名前を50音順で䞊べおいたす
     
    医ヰ嶋蠱毒さんの詩には「鋞刺鮭」があっお、いい。このアン゜ロゞヌの他の人たちもそうだけれど、奜きな蚀葉だけ䞊べお曞いおいお、奜きでない蚀葉文字、単語、文を曞かないので、すっきり読めないのが、確実な愛情の緊匵でもある。わかりやすく読みやすく曞いた文章には、どうしおも、ゆるい、かったるいずころが混ざる。読者の理解を考える愛情でもあるのだが、しかし、そのようでない愛情が珟代詩であっおも、うれしい。
     
    垛門臣昂さんの詩は、このようなものを今、曞きはじめた、今「生成」しおきた、ずいう勢いの喜びだ。数人の詩人吉増剛造やキキダダマママキキを奜きで読んでいるのだろうず想像させる。このアン゜ロゞヌの人たちには、奜きなこずの着実な勉匷があるのだが、曞き方のルヌルを決めお埓うこずで、曞くこずが楜になっおいくこずの匱さになっおいかないようにしおほしい。
     
    小山尚さんからは、今回のアン゜ロゞヌの人遞で、アドバむスをいただいおいる。ありがずうございたす。〈詩ずは、こういうものだ〉ず狭く決めるのではなくお、もっず、たくさんのこずを調べお知っお、ひろい詩を曞いおいるのは、信頌できる奜奇心だ。このようなものを読むず、曞くこずができる詩を、ただ詩人たちが、たったく曞いおいないこずがわかる。
     
    髙雄宥人さんは、ゆったりず、意倖なこずを次々に出珟させる。次に䜕が出おくるのか予想できない、䞍安な喜び。
     
    すみたせん、たちがえお、林ケンゞさんからお送りいただいおいた詩を「Σ詩ぐ魔」の10号に茉せおしたい、急いで特別号の詩を新しく曞いおいただきたした。理解する楜しさず、理解しない楜しさずの共存の「音楜」だ。ポップな、歌の歌詞ず、楜噚の挔奏が、文字だけで、出おきおいる。
     
    暇野鈎さんの詩を読んでいるず、20䞖玀前半の、いわゆる〈モダニズム〉の詩を、どのように読んで栄逊にするか、考えたくなる。実隓だらけの過剰な詩を、埀々にしお人は、読たずに吊定するだろう。文字・単語・文のギラギラを拟っお、现かく楜しく読むこずができるのに、むずかしそうず敬遠する怠惰が、぀たらない。
     
    それから私は、詩は無意味であっおほしくなくお、今はネットもあるのだし、1぀1぀の知らない文字や単語を調べお読んで、できるだけ、わかっおいきたい。無意味でいいんだず蚀っおしたうず、いいかげんになるし、時代の倧きな動きに呑たれおしたうかもしれない。勢いだけで進んでしたうのは、あやうい。曞くずきも読むずきも、しっかり萜ち着いお吟味したい。わからなかったこずを、過激な実隓によっお、わかるようになりたい。すでに、わかっおいるこずをグルグルい぀たでも曞くず苊しい。
     
    暪井来季さんの厳しい蚀葉の緊匵が、たがたがしい。  感想の文が短いから、あたり評䟡しおいないのだ、ず想像しないでほしい。1人1人に぀いお感想を曞いたのであるけれど、それらの感想は、他の人の詩にあおはたるずころも倚いはずだ。1人1人バラバラに曞いおいる、ずいうこずず、それでいお、けっこう共通するずころもある、ずいうこず。珟代詩は孀立の蚀語であるようにも芋えるのだけれど、しかし、意倖に孀立しおいない。
     
    奜きなこずを知るこず、知るこずを奜きになるこずで、次々に、詩を、ひろげおいきたい。このアン゜ロゞヌには、倖にひろがっおいく動きが出おきおいるようだ。ただ、はじたったばかりだが、はじめるこずはできおいるはずである。そしお、はじめるこずを続けなければならない。


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    ∑詩ぐ魔特別号
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    発 行  2024幎6月25日
    責任線集 小笠原鳥類
    発行人  束村信人 matsumura@miotsukushi.co.jp
    協 力  山響堂pro.
    発行所  柪暙 

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