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【雑記】FUJIFILMのカメラが好きだ

    Gmailに残っている注文履歴によれば、僕は2015年の春頃にFUJIFILM機へ完全に移行した様だ。あれから11年以上。何台か買い換え、今は「X-E3」と「X-Pro3」に着地している。

    改めて考えてみると、11年という歳月は長い。

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    X-E3 + XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

    仕事なら転職していてもおかしくないし、小学校に入学した子供が高校生になるくらいの年月だ。それなのに、僕はずっとFUJIFILMのカメラを使い続けている。

    何故なのだろう。

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    X-E3 + XF18mmF2 R

    正直な所、僕はFUJIFILMのカメラが特別高性能だから使っていると言う訳ではない。

    オートフォーカスはもっと速いメーカーがあるし、僕が持っているレンズも、飛び抜けて優秀なものばかりではない。最新機種を追いかけている訳でもなければ、スペックを細かく比較するタイプでもない。

    それでも気付けば11年だ。
    最近になって、その理由を少しだけ考えてみた。

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    X-Pro3 + XF60mmF2.4 R Macro

    僕はFUJIFILM機の性能が好きなのではなく、FUJIFILM機を持って歩く時間が好きなのかもしれない。

    京都の街を歩く時も、植物園へ行く時も、琵琶湖のほとりを散歩する時も、気付けば首から下がっているのはFUJIFILM機だった。

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    X-Pro3 + XF18mmF2 R

    フィルムシミュレーションを切り替えながら、「今日はどんな色で撮ろうか」と考える時間も、その楽しみの一部だった様に思う。

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    X-T1 + XF10-24mmF4 R OIS

    写真を撮るためにカメラを買ったはずなのに、いつの間にかカメラを理由に出掛ける様になっていた。

    そう考えると、僕が好きなのは写真そのものだけではなく、その過程なのだと思う。

    今日はどのレンズを持って行こうか。

    18mmで街を切り取ろうか。
    35mm一本で歩いてみようか。
    60mmで花を寄って撮ろうか。

    そんな事を考えている時間も含めて、写真趣味なのだろう。

    最近は古いCanonの一眼レフを買ったり、昔のレンズを試したりもしている。それはそれで楽しい。

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    X-T1 + XF10-24mmF4 R OIS

    けれど、しばらくすると何故かFUJIFILMへ戻ってくる。

    帰る場所があるから寄り道も楽しいのかも知れない。

    11年前の僕は、そんな事を考えて「X-E1」を選んだ訳ではない。ただ何となく気になって…それが運命的な出逢いでもある。

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    X-T10 + Canon New FD 35-105 F3.5

    今、振り返れば、その選択は思った以上に長い付き合いとなった。

    僕は写真が好きなのか、FUJIFILM機が好きなのか。
    11年経った今でも、その答えはよく分からない。

    唯一言える事は、FUJIFILMのカメラとは単純に「写真が撮れるカメラ」ではなく、「写真を撮りたくさせるカメラ」と表現できる様な気がする。

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    X-Pro3 + XF35mmF2 R WR

    それだけは確かな事だ。
    相棒よ、これからもよろしく。

    既出の写真だらけだが、悪しからず。

    完

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