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Photo byyukarienne

舞台を観覧したくなる「動機づけ」が必要な時代へ

     毎日恒例となっている西野亮廣先生の【voicy】勉強会。
     先日の放送は久々にグッサグサと心に刺さりまくった内容だった。


    《音声はこちら》

     《音声が期限切れになっていたらテキストで》


     ほんと…マジでこれだよね。
     なんで舞台関係者は西野先生の真似をしないんだろう?
     いつまでプロダクトアウトな初見舞台を作り続けているんだろう?

     西野先生は自身のYouTubeの『Back Story』というコンテンツの中でこんなことを言っていた。

    舞台制作の裏側を見せることで視聴者に”この舞台はどうなるんだ?”という《ストレス》を与え続けている。

    その《答え合わせ》をするため、舞台を観劇したくなる。

     つまりは、断片的に見せられる本番さながらの歌唱シーンや、出演者の苦悩・苦労・葛藤・努力、はたまた普段は決して表に出ることのない裏方の創意工夫やこだわりのポイント…。
     そういった映像が視聴者にとって

    「こうした困難の先に作られる完成形は一体どうなるんだ!?」

     と気になって仕方のない《ストレス》となる。
     その《ストレス》が一定レベルで我慢できなくなった時、チケットを購入する動機づけになるわけで…。


     こうした形でファンを作って巻き込んでいかないと、今後はたしかにキツくなっていくよね…と思った。
     特に中・小の劇団は。

     【大人計画】とか【劇団☆新感線】といった超人気劇団はチケットが争奪戦になるほどなので例外中の例外として。
     おそらく世の中の9割以上の劇団は「集客」に超苦しんでいるはずだ。

     自分の作家仲間にも劇団を運営している人が何人かいる。
     が、そこまでメジャーな劇団か…と言われると、正直なんとも言い難い。

     例えば…

    刃牙 THE GRAPPLER STAGE -地下闘技場編- (インスタ)
    魁!男塾 (舞台案内)

     といった漫画の舞台の脚本や演出を担当している友人作家がいるが…。
     その作家さんが作った「ろくでなしコーラス」を知っている人はどこまでいるんだろうか?
     自身の劇団以外でも何度か再演されている人気作だ。

     もしかしたら『刃牙』や『男塾』の舞台化は(ニュース含め)目にした漫画ファンがいたかもしれないが、他の作品が全く知られていないのが現実なのではないかな?

     自分も…友達の作品なので全部が全部を観劇しに行きたいけど、ぶっちゃけ言えば

    お金が足りない


     わけで…。
     どんな作品なのか…分からない舞台を全てチェックするだけの金銭的余裕が今は無いのが現実。

     昔は…こうした小・中ぐらいの劇団のチケットは2500〜4000円ぐらいが相場だったような気がするが、今は4500〜6000円ぐらいがデフォルト??
     『刃牙』の舞台なんて9000円前後とかだったもんな…。
     正直、9000円あったら1〜2週間ぐらいの外食代にもなるので、生活かエンタメかを迫られたら生活を優先せざるをえない。

     半年ほど前にその友人と話す機会があったので聞いてみたら

    「人件費や劇場のレンタル費などの物価が上昇しているので、チケットの値段を上げざるをえない状況になっている」

     と言っていた。
     おそらくどこの劇団もそうなんだろう。
     チケットが売れてない劇団なのに、さらにチケットの値段が上げてしまったら、ファンと関係者演劇仲間以外集まらなくなるのは必然。
     それでも値上げしないとやっていけない…という負のスパイラルに陥っていると思われる。

     だったら、なんでもっと工夫してお金集めをしないんだろうな…と思ってしまうのだ。
     西野先生の”動き”を見ていると、むしろそう思わざるをえない。

    「昔からコレでやってきたから」

    「そんなことするの、やったことないから分からないし、分からないことをやるのはめんどくさい」

    「他の劇団でやっているのを見たことないから、ウチもやらない」

     といった理由で各劇団は「資金集め」の思考を放棄しているようにも見える。
     友人も…せっかくクリエイティブの才能があるのにな…と。
     もっと売れていいはずの作家さんだ。
     なので「お金集めのプロ」をを入れればいいのに…と常々思っている。


     ちなみに、俺はその友人の作品で言うと

    草葉の陰でネタを書く。


     という作品が一番好きだ。

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    2014年…11年前か!

     見に行ったのは初演のヤツで記憶がおぼろげだが…最後は涙していたと覚えている。
     あの舞台は本当に良かった。
     なぜDVDを買わなかったのか…と後悔するぐらい。

     他の作品も面白いのはあったが「完全に好みに合致していたか?」というと微妙な作品もある。
     が、『草葉の陰でネタを書く。』に関しては再演したら絶対に見に行きたい作品だ。
     だって…

    絶対に泣ける


     って分かっているんだもん。
     あの感動体験をもう一度味わいに行きたい。
     中身やオチ、展開が分かっていても見てみたい。
     仲間だから面と向かってはそこまで強い言葉を使っていないけど…「なんであの作品を再演してくれないの!?」と大声で言いたい。


     今やるなら、俳優ではなくリアルな若手芸人を起用し、「万が一、相方が先に…」の想いの部分をアドリブにしたらファンは号泣必至やん!
     主演の芸人が違えば、会話の内容も微妙に違ってくるからコンプリートしがいがあるだろうし。

     2016年に俳優さんで再演をしていたみたいだが、やっていることに気付かずスルーしてしまったが…。
     メイキングから見てみたいな…と今でも思っている。


     ぜひともやってくれないですか…ね!?




     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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