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発言って《撤回》できるものなのか?

     政治家が発言を《撤回》する…という場面を目にすることも多い昨今。

     一度吐いてしまった言葉は《撤回》しようが《謝罪》しようが、その人の内面を表す言葉であり、消しゴムで消すみたいに消えないんだけど…。
     なぜ政治家は《撤回》という所作が好きなのだろう?

     軽く調べてみたら…

    ……法律上の撤回は、法的な効力を将来にわたってなかったことにすることはできますが、問題発言は、撤回したとしても発言したという事実をなかったことにはできないので……

     なるほどね。
     国会の内外において政治家の発言がどこまで法的な拘束力を持つのか分からないけど、形だけでも《撤回》をしないと立場上マズいことになるんだろうな…。


     もし、芸能人の発言が完全に《撤回》できるのであれば…フワちゃんはもう芸能界に戻ってきていてもおかしくないだろうな。
     元タレントで…現TikToker・YouTuberの木下優樹菜さんも「事務所総出で…」発言が撤回できたら…。

     いや…。
     芸能人は広告を始めとした「イメージ」で商売をしているから、行動や発言を《撤回》したところで失言をしたという行動の《撤回》はできないものか。


     にしても、よーく考えると…この《撤回》システムって、将棋とかオセロでの「ちょっとまった!」コールっていうことだよね?
     親子や友達同士ならいざしらず、競技大会で「今の打ち手は無し!」は出来ないし、そんなことがまかり通るのは許されないこと。

     だから、通常だと「許されないこと」に属する《撤回》という行為を日本人は忌諱するんだろうな…多分。


     往々にして《撤回》をしなければならない程の【失言】って、ほぼ…

    「その人物の本音が漏れてしまった時」

    「お笑いのセンスが皆無なのにウケを狙った発言をしてしまう時」

     の二択だろう。
     肌感覚だと…【1 : 4】ぐらいの割合でウケを狙いにいったのが失言になってしまったパターンの方が多い気がする。

     芸人がウケを狙いにいっても滑りにくいのは、その後のフォローが入るからだ。
     相方がつっこんだり、周りの仲間がつっこんでくれたり。

     元来「頭のお硬い集団」であるはずの政治家で、そんなツッコミやフォローできる能力を持っている人は稀有だ。
     ただでさえコンプライアンスが厳しい世の中になってきているというのに、政治家のコンプラだけが時代に取り残されているのではないだろうか?




     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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