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Photo byikara_zu

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』より

     1989年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、当時の「ジャンプ黄金期」を支えた漫画の1つ、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。

     約30年の時を経て、二度目のアニメ化作品が現在放送中だ。

     この漫画、雑誌での連載当時から読んでいるが…。
     先日見かけたこのツイートに激しく共感。

    ダイの大冒険読み始めた小学生の頃は最強技に憧れ、後半にあたり中学生になるとポップの苦悩に共感し、社会人になってから読み返すとクロコダインの漢気に気付き、親になってようやくバランの親心を知る。#ダイの大冒険 pic.twitter.com/o8VSDsPjIh

    — K' (@way_of_the_fist) March 20, 2021

     俺は親になってないので「全く同じ感想」というわけではないが。

    読む年齢によって【見え方】や【印象】が全く違う漫画

     という感想は一緒。


     で!
     子供の頃は読んでも何とも無かったのが、大人になって見たら号泣してしまったシーンがあり…。

     バーンとの最後の戦いを前に、バランがハドラーと一騎打ちをする直前。
     ダイを眠らせる(休ませる)場面があるが、ここの…

    スクリーンショット 2021-11-02 8.37.37

    …相変わらず…寝かしつけるのが下手だな…

     このセリフをコンビニで見たところ、突然涙が出そうになって慌てて外へ避難したという”事件”があった。
     「愛蔵版の『ダイの大冒険』がある! 懐かしい!」という程度の気持ちで立ち読みを始めたら、突然訪れた嗚咽直前の涙腺崩壊。

    「あれ? こんな感動する漫画だったっけ?」

     と自分が一番ビックリした。


     以前書いた『ガッシュベル』でもそうだけど…。

     小中学生当時の印象と大人になってからの印象が「かなり違うぞ!」って漫画、意外とたくさんあるんじゃないかと思った…。


     で、だ。
     その号泣必死のシーンが放送されたのが、先々週の「第54話」なのだが…。
     半分、泣く準備をしていざ再生。
     問題のシーンに差し掛かったが…

    号泣には至らなかった

     確かに涙は出た。
     が…【選別から戻ってきた竈門炭治郎を見て泣した鱗滝左近次のシーン】ほど泣けなかった。


     原因は分かっている。

    ダイ「いやだこんなの…」
    バラン「@@@」

    - - - - - 回想シーン - - - - -

    ソアラ「寝かしつけるのが下手なんだから」

     そう!!
     ソアラ(妻)が先に言っちゃってるのよ、肝心なセリフを!
     違う、そこは先に言葉にしちゃダメ!
     バランがあやしても泣き止まないのに、母親があやしたらスヤスヤと寝息を立てて眠り始めた…。
     その「想い」を溜めて・溜めて・溜めて…出てくるのが、父親バランの

    …相変わらず…寝かしつけるのが下手だな…

     なのよ!

     アニメ化するにあたり、脚本家が「色」を追加しちゃったよ…。


     その「残念さ」加減に涙が出てきた。




    泣かせる文章ってもんを書いてみたい。

     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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