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Photo bysoeji

『ChatGPT』が生成する作品の【著作権】はどうなるのか問題

     今、いろんな人が『ChatGPT』を取り上げますます話題になっている。

    「これは凄い!革命的だ!」と大絶賛する西野先生
    使われているAIの技術を解説するエンジニア系YouTuber
    「小説や記事を書かせてみた」という小説家・ライター
                     〜等々

     様々な”ネタ”として使われているので、【note】ユーザーなら誰かの書いた記事を目にした人も多いのでは?


     そんな中…。
     AIテキストより先に話題となったAI画像の方で”裁判”が起きているのを知っているだろうか?

     どういう裁判(訴訟)かというと…。
     要は、AIは作品(生成物)を生み出すのに「学習するためのデータ」が必要となるが…その学習するためのデータについて、

    自分たちの作品を勝手に学習教材に使いやがって!

     と絵描きたちが怒っている…という裁判だ。

     例えば、画像生成のAIに「日本の富士山をラッセン風にして描いて」と命令すれば、その内容に伴う画像データを生成してくれるはず。
     ただ!!
     学習教材として勝手に使われて、作風を真似されたラッセンとしては如何ともし難い感情があるってことで。
     「俺の作風を完全にパクってるやん!」と。


     で!!
     現在、そうした生成物を堂々と販売しちゃっているのが西野亮廣さんなのだが…。

     『CHIMNEY TOWN Landscape』というプロジェクトで、ツイッターのヘッダー画像(俺のページだと”焼き鳥”の写真にあたる部分)をNFTとして販売している。

    画像
    ”焼き鳥”の長方形の部分

     西野先生の【Voicy(ブログ)】を見ると、意気揚々とプロジェクトを進めている感じではある。

    CHIMNEYTOWN DAOがスタートさせた新しいNFTプロジェクト『CHIMNEY TOWN Landscape』はAIが描いた絵を販売していて、そして、売れています。
    厳密には、「クリエイターさんがAIを使って描いた絵」ですね。

     一方で、実業家のホリエモンこと堀江貴文さんも内容は(ほぼ)AIに書かせた書籍というのを出版したらしい。

     こういうの、イケダハヤトさんとかが出しそうなイメージがあったが、彼はまだ手をつけてないっぽい。
     (Clubhouseの時には即行で攻略本出していたから)
     イケハヤさん、DAOとNFTの方にお熱だから、コッチにまで手を出している余裕がなかったのだろうか?


     そんな動きを見ていたら、ふと思った…。
     AIが他の作品テキストから学習して、それをアウトプットした場合…。

    その生成物の文章の著作権ってどうなんだろう?

     って。

    「いや〜! AIが勝手に創作して書いたものですから。我々(=会社・エンジニア)に責任を取れと言われましても…ねぇ?」

     で逃げ切れるのだろうか?
     AIの生みの親であるエンジニアが用意した学習したサンプルデータには著作権が発生しているものなのに、それを「つまみ食い」して「再構成」したものを「オリジナルです!」と言い切れてしまう根拠って何なんだろう?


     昔…「モーニング娘。」のメンバーが作詞したが実は盗作だった…という騒動があった。

    「昔から、自分で『素敵だな』、と思った詩やフレーズをノートに書き留めておくようにしていました。(略)結果、人の詩やフレーズに勝手に手を加えた形で発表してしまいました」

     これって【ChatGPTAI】がやっていることと、ほぼ同じじゃないのかね?

    学習データ = 他人様ひとさまの詩・フレーズ

     があって…それを自分で再構築し、結果「オリジナルの作品です!」と言い張るのって。

     他にも、バスケ漫画で「超人気作品から構図をトレースした」…という理由で回収・絶版となった作品もあったっけ。

     はたから見ればほぼ同じことをしているように見えるのに、【人間】が生成したものだと謝罪に追い込まれ、【AI(プログラム)】が制作したものだと「勝手に生成されたものだから、私どもは悪くありません」と言い張っている現状っておかしくね…と思ったのは自分だけなのだろうか?


     AIの存在というのは、今後、クリエイティブの分野にとっては死活問題となりつつある。
     彼らAIは「才能の枯渇」とか「煮詰まる」ということがない。
     常に誰かの作品を吸収しパクり、120点は出せないものの、40〜80点ぐらいの作品をガンガン生み出してくる。

     そして、大ヒット作品が出ていないので今は鳴りを潜めているが、【画像(アート)】、【文章(テキスト)】とくれば……今後は【音(ミュージック)】へ波及していくことは必然。

     作詞・作曲のAIに

    「海に似合う曲を作成して」

     と注文したら、どことなくサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」とかチューブの「夏休み」に似たメロディーラインが流れてくる…なんてこともありえなくはない。


     このAI裁判はアメリカでまだ始まったばかり。
     「機械がやったことですから」と他人事にして言い逃れできるのか?
     また、裁判の結果如何によっては、作成物の販売について日本でも何かしらの法律が出来てくるのかもしれない。

     とりあえず、今のところクリエイターの仕事に関しては

    「AIなんかに頼らず自分の才能で頑張れよ」

     ってことかな…?
     【note】も自分の言葉と感情でまとめようぜ!





     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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