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台本を「ワープロ」で作成していた頃

     先日、パソコンでネタを作っている最中にふと思い浮かんだこと。

     「そういや、昔はワープロでリサーチ資料とか作ってたっけ」

     今の若い人は分からないよな……OASISに文豪、マイリポート、Rupo。。
     インクリボンカセットは高いからと「感熱紙」が大ブームにもなったっけ。

     当時、チーフ作家が書いた手書きの原稿が事務所にFAXされてくるが、クセの強い文字とかすれて消えている文字が多いので、その足りない言葉を想像しながらラジオの生放送ギリギリまでワープロと格闘していた先輩の姿が思い浮かぶ。

     もちろん、ワープロなので「写真の取り込み」とか出来ないから、リサーチの資料を作る時は一度印刷して写真を貼り付けてからさらにコピーをするという…THEアナログな世界だった。

     パソコンはWindows95やMacBookがあるにはあったが、時代はブラウザがネットスケープだった頃でネット回線の速度も9600bpsとクソ遅いわりに電話代が高くついた。
     さらに、ネットへ接続するにも多少の知識が必要で…。
     そのためか、マスコミ業界では台本や資料作成においてパソコンはあまり普及していなかった。
     今では信じられないしことかもしれないが、企画書も【手書き】でまかり通っていた時代だし。

     その頃、個人ではRICOHの「マイリポート」のワープロを使っていた。
     薄いノート型で持ち運びに便利という理由で選んだ。
     プリンターも独立した形で、当時から外で仕事が出来る「モバイル」を意識していたというのもある。

     ただ、事務所にあったワープロがOASISだったので互換性が無く、家で作業が出来なかった…という覚えがある。
     だから仕事は家に持ち帰れず、事務所で仕上げてから帰宅しなければならかった。
     まさか数十年後にリモートワークが普及し、テレビ局や制作会社に行かなくても会議が出来てしまうなんて…あの当時は夢にも思わなかったな。

     その数年後、Windows98により日本にもIT革命の波が押し寄せ、人々がパソコンを使うのが当たり前に!
     SONYがまさかのパソコン「VAIO」を発売し、一時期「放送作家ってVAIOしか使ってないんじゃないの?」と思うぐらいの保有率になっていた(笑)。
     で、女性に大ウケしたiMacも登場したりとか。
     一部のクリエイターしか愛好家がいないとされたMacintoshが徐々に売上を伸ばしていった。

     そんなパソコンの隆盛もあってワープロ時代はそっと幕を閉じたわけだが…。
     世の中でiPhoneのようなタッチパネルが流行し始めていた2008年、まさかの『ポメラ』が爆誕。

     愛好家も登場するなど「文字を打つことに特化したハード」に需要があることを知らしめた。
     台本や企画書をポメラで作ることが出来ないので手を出すことはなかったけど、マックとか行くと今でも使っている人を見かけたりする(笑)。

     文字特化(ワープロ)か…。
     小説なり物語を作る作業の”原動力”にするため、あえて買ってみようかな…なんて思っちゃったり。
     その前にnote頑張ろっかww

     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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