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【東京五輪】 西野亮廣の比喩は間違ってた? #248

    テレビやラジオなどの企画を考えたり台本を書いたりする放送作家が、日常の思いつきや体験などを綴るエッセイ風note。

     書きたいことが溜まっていたので、本日2度目の更新を!

    「東京五輪の開会式で世界に向けて発表したドローンは、『これ、美味しいので、一度食べてみてください』とアメリカ人にマクドナルドを出しているようなもので……その恥ずかしさに気づいていないのは日本人ぐらいだよ」と言ったら、死ぬほど怒られた。

    マジでごめんなさい。https://t.co/cNLzzQ4SS4

    — 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) July 28, 2021

     キングコングの西野亮廣さんが、ツイッターで自身の発言を謝罪したことがネットニュースになっていた。

     どこでこのような発言をして、誰に怒られたのかは分からない。
     俺が予想するに…「死ぬほど怒る」と表現しているあたりからロザンの菅さんか、写真家の蜷川実花さんあたりだろうと推察。
     または「うちは公官庁と仕事しているのに、何てこと言うんだ!」ってことで、もともと所属していた吉本興業という線もあるが…。

     また、どういう風に怒られたかの内容も記していない。
     俺が予想するに…「クリエイターが他のクリエイターの作品を批難するな!」と言われたのだろうと推察。

    西野さんの作品『えんとつ町のプペル』って、父親が信じていた夢を息子が追いかける『天空の城ラピュタ』と同じですよね?

     って本人に言うようなものかな…ある意味。
     (ニュアンスは違う気がするけどw)


     ただ!!

     西野さんの言いたいことはすごく分かる。
     彼が言いたかったのは、

    日本の国産ではないドローンという技術を『東京五輪』という場で、まるで国産の技術のように振る舞うのはどうなんだ?

     ってこと。
     だって、今の日本で売られているメジャーなドローンはほとんどが中国産で、開会式で使われた機体もインテル(本社・アメリカ)のものだし。
     なので「あれだとアメリカの技術力を世界へアピールしてまっせ!」と言いたかったのだろう。

    日本人はドローンの技術が自国のものだと勘違いしているのが恥ずかしい

     ということを「アメリカ人にマクドナルドを勧めるような…」という例えにしたんだろうな。
     結果的に誰か「偉い人」に怒られ、ネットで「謝るぐらいなら言うな!」という批判をさらにされまくる結果となったが…(苦笑)。


     日本では、首相官邸にドローンを着陸させたどこかのバカのせいで、上弦の鬼のごとく厳しい「ドローン規制」の法律が成立してしまった。
     これにより、ウマみの無いドローン業界に新規参入しようという国産メーカーが皆無となり、今、売り場で売られているドローンのほとんどが【DJI】などの中国製やアメリカ製のものばかりに。
     それなのに「それ(ドローン)をさも日本の技術力のようにアピールした」と、飲みの席などで西野さんはポロッと発してしまったんだろうな〜多分。

     が、西野さんを怒った人は

    ドローンはあくまで手段であり、目的となるのは表現されるもの!
    「クリエイターなら何を表現したかったか」を悟るべき!

     的なことを言ったんだろうと思う。

     放送作家が他の番組を批判するのと一緒。

    「テレビ業界で働く放送作家なんだから、自分も関わっているテレビってもの自体を批判するなよ!」

     と言われているようなものかね?(違うかw)


     ただね…。
     約半年後に行われる『2022年 冬季北京オリンピック』では、おそらく『東京オリンピック』の数倍の規模のドローンを使って演出してくると思うのよ。
     で…

    我々の方が先進国である

     というのを猛烈にアピールすると思うんだよね…確実に。


     がしかし…今回の開会式があんな風になってしまったのも演出がコロコロ変わったりしたのも原因だろうね。

     今週発売の『週刊文春』が変更前の台本を入手したようだけど。
     ただ地球ドローンはそのまま引き継がれたから、西野さんの失言は確約されたものだったかもしれない(苦笑)。

     開会式の演出に関しては、ビートたけしさんやデヴィ夫人といった人も批判しているが…。
     まぁ確かに、日本には誇るべき伝統や文化がもっとあって、それを表現できたんじゃないかな?
     初代の演出担当だった野村萬斎さんが描く日本ってのも見てみたかったな…。


     結論として!
     こうなってしまったのは、イベントのゴタゴタに乗じて開会式の予算165億円から中抜きしまくった大手広告代理店のせいってことで…。

     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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