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Photo bysoeji

「ものづくり小国」ニッポン

     かつて…日本は「ものづくり」で栄えた国だった。

     天然の資源を持たないがゆえ、材料を輸入し加工して輸出する…。
     そういう【加工貿易】という形の「ものづくり」で栄えた国だった。

     自動車をはじめ、テレビや「白物家電」と言われる電化製品など…。
     他の国とは比較にならない圧倒的な技術力を誇っていた。


     ところが、現状の日本は「後進国」というか「衰退先進国」というか…。
     会社を仕切る立場の社長・会長や、国民を仕切る立場の政治家といった【利権重視の高齢者集団】が、高度経済成長時代のプライドだけ●●を引きずり『地球船日本丸』を舵取りしているものだから…。
     各分野で産業が衰退していっている。

     近年で一番顕著な例は「ドローン規制」だ。

     『航空法改正』に基づき、今年の6月20日以降、100g以上のドローンを持つ人は届け出をしなければいけなくなった。
     現状、200g以下だったのが100gになり、大幅に「規制強化」されたわけだ。

     しかも! ただ「登録しなければいけない」だけじゃない。

    書類申請は2400円。
    オンライン申請の場合、手数料額は1450円。
    さらに個人番号カードやgBizIDを国土交通大臣に送付し、本人確認後の手数料が900円。

     「利権の巣窟」の仲間入りを果たしたせいで、ユーザーから金銭をむしり取るようになった。
     こんな糞ルールがはびこる国では(ドローンが)産業として成り立つわけがない…。


     以前、200g以下のルールが出来た後も…

     【DJI MINI 2】とか、法規制の網を技術力でかいくぐり、なんとか頑張っていたメーカーもあったが…さすがに今回の「デッドラインが100g」では、今後は”おもちゃ”しか作れなくなるだろう。
     とてもじゃないが「ドローンレース」をやれるような機体の開発は無理だ。

     なので、国産のメーカーは

    「飛ばすのが面倒な日本で開発・製造・販売を頑張っても無理ゲーじゃね?」

     となり市場への参入は無くなってしまい…。
     海外メーカーも、今後はおそらく

    「登録とか…飛ばすのが面倒な国で売っても仕方なくね?」
    「業務用しか売れないんじゃ需要見込めないでしょ?」

     となって、今後は「おま国」扱いされるのは目に見えている。
     (※おま国=お前の国では売らない)

     どうして国・政府は…民間の【産業】をそこまでして潰したいのだろうか?


     まぁ…ドローンに関して言えば、この異常とも言える規制の発端は間違いなく「官邸へのドローン着陸」事件だ。

     当時、安倍首相の時代に官邸をドローンで襲撃した奴バカがいて…。
     この行為に「国」が激怒。

    「犯人を分かるようにしよう!」
    「そもそも飛ばせないようにしよう!」

     以降はご存知の通り、ドローンを飛ばさせないためにありとあらゆる【規制】の網がかけられていったわけで。


     こうして、日本人が得意そうな分野で1つの産業が「死んだ」。
     これにはひろゆきさんも…

     「規制しなければ大きな産業になっていたかも」…と残念がっている。


     西野先生もよくおっしゃっているが、日本人はとにかく「自分の知らない・理解できない新しいサービス」を起こそうとすると【叩く】のが伝統芸能と化している。

     例えば『介護』などの分野でも…。

    「危険」
    「汚い」
    「きつい」
    「暗い」
    「臭い」

     と…「3K」を超えた「5K」と言われ、若者の「なり手」が少なくなる中…。
     人間の補助をする機械(ロボット)を導入しようとすると

    「ロボットに介護させるなんて!」
    「仕事に心(魂)が入ってない!」

     などと言い出す始末。
     だったら、あんたがやってみろってんだ…。

     で、「じゃあ、人間ならいいんでしょ?」とばかりに外国人実習生という名目で安く働いてくれる労働力を外国から輸入する…。
     異世界転生モノの漫画に出がちな「奴隷制度」と考え方が一緒。

     そうすると、今度はわざわざ日本で”働いてくれている”外国人に参政権を与えるのかどうか問題も出たりとか…。
     150年以上前とは言え、鎖国政策の島国根性で育ってきた日本の国民性は「移民」という言葉を極端に嫌う傾向がある。
     もう、そんなこと言っていたら日本のサービス産業は成り立たなくなっているというのにね…。

     かつては「ジャパゆきさん」など揶揄された時代があったが。
     今後は他の国から「行ゆく価値もない!」と見捨てられるのも時間の問題かと…。


     他の「旧来の”ものづくり”企業が衰退している例」としては…自動車産業。
     近年、ようやくEVに舵を切った自動車メーカーだが、もはやアメリカ・中国に遅れを取ってしまった感は否めない。

     以前、ホリエモンがYouTubeで、日本の自動車メーカーがなぜ電気自動車に参入しないのかを語っていた。
     それによると

    「ガソリン車に搭載するエンジンの構造に特許がある」
    「電気になると、自動車メーカーは組み立て屋になる」

     というのが理由で拒み続けていたらしい。
     要は「巨大なチョロQやミニ四駆の製造工場になるのが嫌」ってことで。

     そうだよな…。
     日本車の性能の何がいいかって、エンジンの耐久性のような気も。
     アメ車だと、よくエンストで止まってしまうイメージあるし。
     その「ガソリンに火をつけてモーターを動かす」という繊細な構造で儲けていたのが、電気でモーター動かしますになると途端に優位性が失われるもんな。


     高齢者軍団は「私さえ幸せなら、死んだ後のことなんて知るか!」と言わんばかりのガッチガチの規制で【現役世代】を縛り付けてくる。
     身動きが取れない若手たちは、新たな産業やサービスを起こしては規制され…の連発で疲労が蓄積していく。
     心が折れるわ。


     【カイジ】も真っ青の国家単位の「山崩し」ゲームが行われているようなものだと思っているが…。

     どの世代が最後に【貧乏くじ】のジョーカーを引き当てるのか。
     1000兆円以上の「国債」が紙くずになる日も、そう遠くないのかもしれない…と勝手に思っている。




     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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