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Photo bygolchiki

お笑い芸人は「清貧」でないとダメ?

     先日、あるネットニュースを見て衝撃を受けた。

     年会費180万円という超高額のファンクラブ会員(VIP)が14分で完売したというニュースなのだが、俺が驚いたのはその値段じゃない。
     スポーツ新聞の見出しが

    「さすがマー君」

     となっていたことだ。
     だって、キングコングの西野亮廣さんが同じように

    映画『えんとつ町のプペル』の特別チケットを180万円で販売

     をやったら絶対に「さすが」とは書かれず、「ファンを食い物に!」って見出しになるよね?(笑)

     ちなみに、マー君のVIPでは…直筆サイン入りプロモデルユニホームやプロモデルキャップなどのグッズ。
     さらに、50万円相当の「1-DAY Premium VIP Tiket」の招待券などの特典がついてくるそうだが、でもこれって…

    「ファンクラブという名前のクラウドファンディングでは?」

     と思ってしまったのって…俺だけだろうか?
     「180万円の応援のリターンとして特典が付いてくる」という構図は一緒なのに、ファンクラブは良しとされ、クラファンは悪者とされる。
     一体、何が違うんだろう??

     他にも、1000人限定で募集された「マー君クラブ」は、年会費が1万8000円。
     仮に全部の枠が売れたら「1800万円のクラファンが成立した」ってことだよね?
     一方的にクラウドファンディングが悪い印象を持たれているな〜と思った出来事だったが、もしかしたらこれは「職業」によって差別されているのでは? …とも考えられる。

     「カジサック、YouTubeでの収益が年8000万円」
     「西野亮廣オンラインサロンで年商8億!」
     「麒麟の田村『ホームレス中学生』の印税は2億円」
     「クロちゃん、先月の月収は420万円」

     これらのニュース、衝撃的な事件のように書かれているけど、それこそ田中将大投手の楽天での年俸は9億とも言われているし、巨人の菅野投手だって8億円。
     他にも億もらっている人がたくさんいるのに、お笑い芸人だけ【金】の部分が悪とされている印象があるなぁ…。

     小嶋陽菜さんが3万円以上するジャケットや2万円近くするニットドレスをプロデュースするのは応援されるのに、中田敦彦さんが1万円のTシャツをプロデュースしたら「信者ビジネスしやがって!」と叩かれるし。
     (※まぁ「幸福洗脳」というブランド名がどうかってのはあるw)

     昭和の時代から芸能界やスポーツ界・音楽界にある「ファンクラブ」の文化は肯定され、平成に誕生した「クラウドファンディング」の文化は否定される。
     そして、お笑い芸人だけ金を稼ごうとするとなぜか叩かれる風潮…大衆の感情が謎すぎる。

     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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