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【私的見解】ホリエモンの餃子店騒動

     ホリエモンこと堀江貴文さんが巻き起こした広島・尾道にあった餃子店とのいざこざ。
     同伴者がマスクをしてなかったことが原因で店主に追い返されたことを(店名は伏せて)SNSで拡散したところ、お店にクレームが相次ぎ店舗を閉めざるをえなくなってしまった出来事。

     当初は「どっちもどっち」と思っていた。
     堀江さんには「同伴者にマスクつけるよう言えばいいのに」と思うのと、店主には「自分でお店の名前出して、しかも防犯カメラの映像まで勝手に公開しちゃって」と思うのとで。
     が、餃子店が休業に陥ってしまったことで、日本人特有の「判官びいき」的な心理が働き始め、堀江さんの分が悪くなってきた。
     ホリエモンチャンネルでも「最近、落ち込んでいる」と言っているが餃子店との騒動のことを言わないのを見ると、もう触れて欲しくないっぽい。

     事の経緯を推測するに…。
     尾道(広島)を度々訪れている堀江さん、この日も仕事兼遊びで尾道へ行っており、ご飯を食べようとした際に自らプロデュースする『TERIYAKI』という飲食店の検索アプリで尾道のお店をリサーチ。
     このアプリには、堀江さんが信頼するキュレーターが味に太鼓判を押した店しか掲載されておらず、全てが「美味しい」お店ばかり。
     その中から騒動となった餃子店を見つけて、堀江さん一行はタクシーで乗り付けた。
     で、同伴者(マネージャー)がマスクを付けてないことで入店拒否をくらったのだが、もちろん納得のいくはずがない。(せっかくタクシーで乗り付けたのに、マスク1枚で絶品のご飯が食べられないんだから、そりゃあ食い下がるか)
     それに、堀江さんは過剰な新型コロナ対策にはもとから否定的な見解を示しているので、マスクしてないからってご飯が食べられないことに「オカシイ」と意義を唱えたんだろう。
     そのため「食事以外の時もマスクつけるんですか?」などと論理的に詰め寄ったと思われる。(要は「餃子を口にしていない時はマスクを付けなければならないのか?」「店内で(食後の)会話する時もマスクつけなきゃいけないのか?」ということ)
     自分の推測としては、それを聞いたのは

    「入り口はマスクして店内マスク外しっぱなしでOKなら、別に見逃してくれていいじゃん!入り口の一瞬だけマスクしても喋らなきゃウイルス拡散しないんだし。だったら入り口でマスクする意味なくね?」

     と科学的見地で思ったからだろう。
     そう訴えようとしたが、従業員では入店の裁量が下せず、ひたすら店主の決めたルールに従うよう求めるだけ。
     で…その押し問答をしてる様子を見つけた店主が駆けつけ「ホリエモンか?めんどくさい、帰れ!」と追い返した…というのが詳細ではないかと思われる。(堀江さん側は「堀江か?帰れ!」と怒鳴られたと言っていたが、おそらく”ホリエモン”の店主側が正解だろうな)
     後はニュースの通り、堀江さんがSNSに書いたことでお店に誹謗中傷が殺到し、それにより妻が精神的に参ってしまい、お店は休業…と。

     ただ、店主の対応も悪手だった。
     防犯カメラの映像を勝手に公開するのは法律に引っかかるためだ。(たまに万引き犯の防犯カメラ映像を勝手に公開し「賞品返さないと警察に届ける」的なことをやるお店のニュースが流れたりするが、あれは違法)
     また「ホリエモンに文句言われたのはウチだけど、俺の言い分が正しい!これが証拠となるクレーム中のホリエモンだ!」とその映像を切り取った写真をブログに掲載し、自ら店名を明かしてしまったことで連絡先が多くのネットユーザーの目に届いてしまったのも最悪。
     「数字から始まる店名」「尾道」「餃子」って検索する手間を省いてしまったことで、より多くのクレーマー(堀江信者)が集まる結果となってしまったからだ。

     「入り口でマスクをするのがルールだから」とするお店側と「入り口だけの通行手形的なマスクは意味なくね?」とする堀江さん側の対立…。
     で!! 実はこの餃子店…Googleのストリートビューで調べれば分かるが、お隣に薬局がある。
     さすがに今の御時世でマスク不足はしてないと思うので、堀江さん一行は歩いて5〜10秒の距離にマスクをゲット出来る状況にあったはず。
     「あ、じゃあ隣の薬局でマスク買ってきます。ちょっと待ってて下さい」という応対が余裕で出来たと思われるのだ。
     それでもすぐにマスクを買いに行かなかったのは、前述の通り「通行手形としてのマスク」をオカシイと考えているからだと推測。
     もう【意地】だよね…。

     そんな堀江さんの理詰めを鬱陶しく思い「帰れ!」と一喝した店主だが…。
     「店先で(堀江さんに)怒鳴られた」とインタビューで答えていたが、多分、それは嘘か頭に血がのぼったことによる勘違いだと思う。
     だって、ああいう時の堀江さん…冷静沈着に理詰めで聞いてくるはずだから。
     まぁ、ちょっと感情的になってたかもしれないが、怒鳴るってことはないと思うんだよなぁ…ああいう人は。
     強めに詰め寄ったことが怒鳴られたと脳内で解釈されてしまったのかもね。
     そればかりは人の感じ方だから、自分の意見とは違うのかもしれないな。

     まぁ…一番に悪いのはマスクをしてなかったマネージャーだけどね。
     堀江さんが店員に理詰めしている時に「いいですよ堀江さん! すいません、店員さん。マスク買ってきます!」の一言がなぜ言えなかった? それで解決したろう?
     堀江さんのあまりの剣幕に黙るしかなかったんだろうか?
     タレントに迷惑をかけるマネージャーって…本来なら失格だよね。

     ただ、ここまで騒動を大きくしてしまったのは堀江さんのSNSによる拡散行動なのは事実。
     以前、大樹町長にロケットの打ち上げを延期させられたことに「住民票を移そうかな」と文句を言ったら、大樹町役場に相当のクレームが殺到したらしい。
     そういう前例があることを分かっていながら、調べれば店名を特定出来る形で文句を投稿しちゃったのは…堀江さんの悪手だよね。
     にしても、堀江さんほどの頭の回転が速い人が(大樹町の件から、お店にクレームがいくことを)考えなかったわけないはずなので、堀江さんもよほど腹に据えかねたんだろう。
     怒りに任せての投稿だったんじゃないかな?(堀江さんにしては珍しく普通の人っぽい感情で行動してる)
     このことに対し、ラサール石井さんが【犬笛】という表現をしていたのには「あ〜、なるほどね」と思ってしまった。
     確かに…聴こえる人には聴こえる【犬笛】だわなぁ。。
     堀江信者じゃなくても、最近流行った『自粛警察』『コロナ警察』のように謎の正義感に満ちあふれている人もいる世の中だし。
     あとは迷惑系YouTuberを面白がるような愉快犯とか…そういう類の人がわざわざ電話代を使ってまでクレームを入れたんだろう。

     『週刊プレイボーイ』で、堀江さんと一緒に連載を持っているひろゆきさんでさえ今回の騒動には苦言を呈し、クラウドファンディングを始めた餃子店に対し助言や支援をしている。
     それらの活動を受けて、堀江さんがまた「俺は被害者」的な文句を言ったものだから再び叩かれている。

     餃子は食えない、人に理不尽に怒鳴られる、そして仕上げはメディアで叩かれる…と、一方的に悪者にされてしまった堀江さん。
     これまで「手取り14万?お前が終わってんだよ」「寿司職人に修行は必要ない」など、数々の発言で炎上してきたが、”社会の底辺”や”寿司職人”という不特定多数ではなく「@@餃子」と個人(店)を批難したことで、今までとは違う風が吹き始めたっぽい。

     さてさて…この騒動、どういう着地をするんだろうか?


    2021年3月・追記

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    これは新展開!


     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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