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「キングコング・西野亮廣」という男について思うこと

     吉本興業とエージェント契約を結んでいた極楽とんぼの加藤浩次さんが、3月いっぱいで吉本から離れることが発表された。
     今後は個人事務所でやっていくものと思われる。

     最近、吉本興業から身を引く(引かされる)人が増えているが、芸人としては加藤さんの後輩ながら退社では先輩という…お笑い芸人であり絵本作家として活躍するキングコングの西野亮廣さん。

     個人的に西野さんがブームなので、ちょっと考察してみようかな〜と。

     キングコングと言えば、『めちゃめちゃイケてるッ!』の後に続けとばかりにフジテレビでスタートした番組『はねるのトびら』で一躍全国区のスターになったお笑い芸人。
     人気を得たものの、その後相方がトんだり、「ひな壇に出ない」などの発言で物議を醸したりするなどして、『はねトび』の終了と共に次第にその姿をテレビで見ることは少なくなっていった。

     別にマークしていた芸人さんじゃないので、ここ数年ははれのひ事件による「リベンジ成人式」で話題になったニュースや、相方の梶原(カジサック)さんが芸人引退を賭けてYouTubeの100万人登録にチャレンジしている…という芸能ニュースぐらいでしか2人への認識は無かった。

     そんな中…2020年に新型コロナが地球に蔓延。
     世界各国はもちろん、日本でも…戦後築き上げてきた今までの生活スタイルが180度ひっくり返るような変化が起きた。
     あらゆる飲食店が一蘭の「味集中カウンター」状態となり、自粛警察やマスク警察など自警団が出現、ソーシャルディスタンスの徹底、リモートワーク、UberEatsの躍進、Zoom会議&Zoom飲み…などのニューノーマルな現象が誕生。
     一流企業も一等地にある本社ビルの売却や移転を迫られるなど、この1年で社会の動きがガラリと変わってしまった。

     自分も会議はほぼリモートワークになり、テレビ局間の移動がほぼゼロに。
     最初は「交通費や移動時間の節約になってラッキー」と思っていたが、人に会わない…雑談出来ないのがこんなに苦痛だとは思いもしなかった。

     そんな生活スタイルが変わった中で出会ったのがキンコン・西野さんのYouTubeチャンネルだ。
     キッカケは運動不足解消のために、人が少ない夜中にウォーキングを始めたこと。
     最初は音楽を聴いていたが「なんか時間がもったいないな…」と思いはじめ、「そうだ、勉強しよう!」となり、YouTubeチャンネルを見ながら歩くように。
     そこでマナブ氏などのビジネス系YouTuberの存在を知ったりしつつ、紆余曲折を経て西野さんにたどり着いた。
     音声のみのラジオ形式だから、歩きながら聴くのにちょうど良かったというのもハマった理由の1つ。
     あれから約1年ぐらい…今でもYouTubeで音声(ラジオ)を聴き続けている。

     で、いざマーキングして聴いてみると、実に面白かった!
     映画の制作が進むにつれ、日に日に高まっていった「西野バッシング」のニュース。
     さらに、映画公開を境にYouTubeで数々アップされた、絶賛コメントの動画と低評価コメントの動画。
     「西野を扱えば数字や金になる!」と言わんばかりに繰り広げられる人間模様のエンターテインメントがそこにあったのだ。

     じゃあ、仮に西野さんとその取り巻きの人が「宗教団体」だったしよう。
     宗教は宗教でも「仏教」や「キリスト教」を批判する人はいないのに、なぜ【西野教】だけがそんなに避難を浴びないといけないんだろうか?
     「信じる者は救われる」ってことで、信者さんたちは偶像(西野さん)を崇拝し、それで幸せなんだから…別に放っておけばいいだけの話なんだよね。
     月額980円のお布施で、年商7〜8億円を稼いでいることが明確化されているのが気に入らないのだろうか?
     だったら宗教法人の税金の免除額のがエゲツないし、明治神宮が(コロナ以前に)初詣のお賽銭で稼いだ額のがとんでもないと思うんだけど。
     寺社仏閣で1万円札を投げ入れ、鈴を鳴らし、手を合わせて願掛けする…。
     その人に「賽銭箱に投げ入れた分の報酬(リターン)は得られましたか?」と聞いてみたい気もする。

     ただ、西野さんはそういった信者ビジネスで批判される一方、「努力しよう!」といった”当たり前のこと”も発信しており、わりと勉強になることも多いと思うんだけどね。
     【元ネタ】はあると思うが、例えば…「困っている人に魚を与えるのではなく、魚を釣る方法を教えてあげる」とかね。
     あとは「しつこく営業する」というのはホリエモンも語っていた。
     実際、西野さんも毎日放送されるラジオで、しつこくしつこく『映画 えんとつ町のプペル』の宣伝を繰り返し行っているし。

     今回、吉本とエージェント契約を更新出来なかった加藤さん。
     『スッキリ!』の視聴率次第では番組を「お取り潰し」されかねない立場になってしまった。
     収入の柱を失うことになるので、そうなったら(おそらく)西野さんと同じようにオンラインサロン(名前は"極楽浄土"とか?)を始めるんじゃないかな〜と思う。
     さらに、元タレントの美人奥様や子どもたちと一緒にYouTubeチャンネルを立ち上げ、カジサックみたいにもなっていくだろう。
     (マッコイ斉藤さんを演出に迎えて)

     そう…今の【キングコング】は、将来タレントが目指すべき「稼ぎ方の教科書」になっているのだ。
     ただ、昭和ながらの芸能界のぬるま湯に浸かってきた人からすれば、自分の知らない新しい手法で荒稼ぎしているのが許せないはず。
     会社がいろいろなバックボーンを駆使して取ってきた仕事を「自分の実力で得た仕事」と勘違いして芸にあぐらをかいていたら、第7世代のような超人気若手との【イス取りゲーム】に負けてしまい、いつの間にか「あの人は今?」になってしまっていた…。
     そう指摘されると身につまされる人も多いんじゃないかな?

    食えてはいるけど、売れてはいない

     と。
     だから西野さんを「宗教」と言って揶揄するしかないのだ…と思われる。

     これからテレビ業界はますます厳しくなっていく。
     そんな中で「お金を稼げる芸能人」であり続けるためには…【西野教】に入信しておいた方が得だと思うな。

     …という記事をしたためていたら、先日、ウーマンラッシュアワーの村本さんが全く同じ「西野評」をテーマにnoteをアップしていた。

     同期芸人だからこそ知る”裏側”も知れ、非常に良記事だった。
     (現在は有料になっちゃっているけど)
     こんな記事を見た後に俺の「駄文」を発表することに躊躇もあったが…わりと書いてしまっていたということで、コソッと発表させてもらうことにした(笑)。

     ただ、ちょっと書く気力が萎えたので、気力&ネタが思い浮かんだら後々加筆していくことにしよう…。
     文章を構成するのにモチベーションって大事よね。

     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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