メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【漫画】って…何なのさ?

     最近、ちょっと【漫画】について考えさせられることがあったので、【漫画】の定義について改めて調べてみた。
     (以下、Wikipediaより)

    漫画の定義

    1. 視覚情報を絵として提示する(文章による説明ではない)。

    2. 絵は話の展開を動的に描写し、情報の本質部分を占める(挿絵とは異なる)。

    3. 聴覚情報は人物のセリフは文字として、音が擬音として表現される。ただし、音楽は擬音ではなく絵やコマの行間のようなもので表現される場合が多い。

    4. コマやフキダシなど独特の形式を持っている。


     そうだよね…?
     漫画って「絵」…だよね?

     いやさ…。
     最近『ざつ旅』というアニメがやってて、「どんな原作コミックがアニメ化したんだろ?」と【漫画】の方を見てみたのさ。

     そしたら…なんか「絵」じゃなくて「写真」なのよね。
     もはや、風景の白黒写真集だよ。
     そこにちょこっとキャラを描き足したっていう。


     主人公が旅に出ました!
     感動的な風景に出会いました!
     それがこちら!!

    写真を加工した
    見開きページが
    ドーーーーーン!!


     思わず「は!?」ってなったわ。
     これじゃ「漫画家」じゃなくて「コミスタ使い」とか「フォトショ職人」じゃん…ってね。


     以前、『漫勉』という番組で浅野いにお先生が出ていた回…。
     確か浅野先生は灰皿をスキャナーでデジタルスキャンして漫画に取り入れていたような覚えがあるんだが…。
     出てきた形状を宇宙船に見立てて、それにエイリアンとか何かを描き足しているシーンを見た記憶。
     あの時は「そういう加工の仕方もあるのね」と思ったものだが、『ざつ旅』に関しては《風景をまんま》だもんな。

     ファンは”アレ”をヨシとしているのかな?
     自分的には「また風景写真の取り込みかよ!」という感情が先に来てしまうので、肝心なシーンも心に染みないし、感情として物語が入ってこない。
     あれはアニメで見ていた方が作品としては見られた気がしたな…。
     アニメ版は実写との合成はしてないので、まだ「違和感」が無い。


     以前、『刃牙』シリーズの板垣先生が何かで「背景を描く専門のアシスタントがいる」みたいなことを語っていた気がする。
     アシスタントが”手”で描いているなら、別に板垣先生が描いた背景でなくても全然納得できる。
     あれが「取り込みんだ写真の加工」の背景になったら…?
     または「生成AI」が描いていたら…?
     『刃牙』をどんな作品に感じるんだろう…。


     昨今の漫画の画材の「フルデジタル化」も致し方ないとは思っている。
     生産が終了したスクリーントーンをいつまでも貼るわけにもいかなかっただろうし。

     ただ!!
     写真のまんま取り込みカットだけは…止めて欲しい。
     それを「漫画だ!」と自称するのも、漫画好きとしてはすっごく嫌。

     昔の漫画家先生は漫画を全て「手描き」でやっていたから、絵に感動も出来たし「スゲーな! このカット!」とリスペクトも出来た。
     が、ストーリーも凡庸で絵が取り込んだ写真…そんな漫画のどこをリスペクトすればいいっちゅーねん…。


     これを「全て”手描き”でやれよ!」というのは、カスタマーハラスメントだったりになる《時代》なのかね?

     ただ、俺が単行本で買っている『パリピ孔明』で、写真取り込みカットを見かけた時は少し悲しかったという報告はしておく。




     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

    あなたへのおすすめ