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Photo byskyblue74

「飲み会」の本質と価値

     最近、やたら話題の「ひろゆきの切り抜き動画」だが。
     この配信でのひろゆきさんの意見、ワリと本質を突いているな〜と。

     お酒を飲む(お酒が飲める)必要はあるのか…という質問に「飲めなくてもいい」という答え。
     しかし、「飲み会の場にいないと新たなプロジェクトに入れる可能性が少なくなる」…と付随して言っていたのが「放送作家も同じだ」と感じたわけで。

     最近の若い人は「アルコール・ハラスメント」だとか言って、上司との飲み会を避けたり断ったりする傾向にあるようだが。
     サラリーマン・OL的な会社務めや公務員をやっているならそれでもいいが、放送作家(フリーランス)においてはそうも言っていられず。
     「歴史は夜に作られる」なんて言葉もあるが「歴史は飲み会で作られる」ケースがテレビ番組(フリーランス)の世界では多々あるのだ。

     例えば、放送作家同士で集まる飲み会…。
     あの番組がどうだ…あのディレクターが…あの演出が…あの作家が…なんて話をひとしきりしている合間に「こんなことやったら面白そうじゃね?」という企画のアイデアがポンッと出たりする。
     その場にいれば「じゃあ、自分が企画書にします!」と立候補できるので、もしも通ったら番組に呼ばれる可能性がグンと高くなる。
     だが、飲み会自体に呼ばれていなければ、企画書作成の下働きのチャンスにすらありつけないわけで。

     ひろゆきさんは「酒が飲めなくてもいい。面白い奴と思われるのが重要」と語っていて、まさにまさに…。
     30〜40代の作家が集まると、本能的に「若い作家」を呼びたくなる。
     それは「日頃の労い」であり、「若い世代の意見を取り入れるため」でもあり、「今後の企画書作成要員として」でもあり、「盛り上げるためのイジりの対象」でもあり。
     いろんな理由があって

    下のポジションで頑張っている若い奴

     を手元に置きたくなるもので。
     お酒を飲める・飲めないに関わらず、「あいつ、場にいると面白いから呼ぼうぜ!」という存在になるのが若手放送作家の必須事項だったりする。

     特に、放送作家業界は男社会なので…キャバ嬢的な振る舞いが出来る女性なら、あっという間にレギュラーの4〜5本はゲット出来るだろう。
     今どき、セクハラ・パワハラが問題になると立場的にキツイので、そんなに酷い性格の人でなければ”手”を出してくることもあまりないだろうし。

     こうして飲み会で築いた人脈は、数年後〜数十年後までずっと生きてくる。
     特に「横の繋がり」は。
     同時代のテレビ業界で戦った【戦友】として、仕事の融通をし合ったり、情報交換の相手として重宝するからだ。
     「あの時、@@だったよな〜」なんて馬鹿話や本音トークが出来る相手も限られてくるし。

     なので、「お酌が面倒」とか「話を聞くのがウザい」とか言わず、誘われたら絶対に行き盛り上げ役に徹する…!!
     そこで「また呼びたくなる人物」という印象を植え付けるのだ。

     放送作家って、ワリと『派閥』を警戒したりすることもあり、飲み会は相当仲間内でないと誘わない。
     あと…業界も高齢化が進行し20代の若い人が圧倒的に少ない(笑)。
     なので、誘われたら大チャンスだと思った方がいい。

     なにより、放送作家で売れている人は金持ってる先輩が多いので、毎回タダ酒が飲める(爆)。

     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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