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『紅白歌合戦』が迷走し続ける理由

     新年になってから、もう2週間が経過したのか…早いものだ。
     年末年始のニュースでずっと気になっていることを、今更ながらネタに(苦笑)。


     それは『日刊ゲンダイ』が息を荒げて昨年末の紅白歌合戦を非難しまくっていたこと。

     まぁ…俺も実家でテレビをリアルタイムで見ていて「なんじゃこりゃ」と思った。
     R&Bというか…多分、ファンからすれば「かっこいい!」というダンスミュージックなんだろうけど、全然明るいテンションじゃない曲調が続いたり。
     傍から見ていると、中二病を発病させたような歌手だらけだ(苦笑)。

     確かに、グループとしてそこそこ売れたので「今年の顔」なのかもしれないけどさぁ…そもそもが「売れた曲」を全然知らないわけで。
     「どこで売れているの?」というぐらい、販売データを目にすることが少なくなった。
     2023年に社会現象になるぐらい最大級にヒットしたのが、【YOASOBI】の『アイドル』ということぐらいは知っている。
     いろんな情報番組で取り上げられていたし、SNSのBGMとしてめっちゃ使われてたし、いろんな人がカバーしていたし。
     こうした「今、売れてます!」の情報の露出が【CD】時代に比べて少なすぎる。
     だからヒット曲が見えてこない。
     ファンだけが知っているヒット曲になっている。


     あと、根本的な原因としてテレビを持ってない若者が増えているってのもあるよね…。
     実家に帰ればおじいちゃん・おばあちゃん世代の両親はテレビを所持し視聴しているかも知れないが、個人としては所持していない若者が多いようで。

     かと言って『紅白歌合戦』はTVerとか配信でわざわざ見る番組じゃないと思うし。
     (大晦日でもゲームとかやりたいし、友達とのやり取りをスマホでやっているので、画面が暇にならない)


     視聴率低下が年々言われているけどさ…。
     NHK側が掲げる「若い世代にも見てもらわないといけない」というのがそもそも間違っていると思うのよね。

     視聴率を上げたいなら『ザワつく!』ばりに高齢者に特化した人選をしないと。

     テレ朝は『ポツンと一軒家』しかり…【Fコア(=比較的若い世代)】の視聴率は捨てて、世帯視聴率を取りにいっているように感じる。
     「どうせ見ないんだから!」と若い世代は捨てている…と言っても過言ではない。
     なので、NHKも見た目の視聴率をアップさせたいなら、高齢者が好む人選にしないとダメだと思う。

     が!!
     それは「国民的歌番組の呪い」ってことで、幅広い世代の視聴者を取り込めるように見せないといけない…というジレンマがある。


     トータルして言えば、紅白は

    時代にそぐわない
    番組になってきている


     なのかな?

     大晦日…テレビの前で家族団らんで『紅白歌合戦』を見ながら年越し蕎麦を食べる…なんて”ビジネスモデル”というか”家族モデル”は、もはや幻想であり時代遅れ。

     核家族化が爆速で進んでいるというのもあるし。
     昭和の時代は、深夜から年越しまでやっているコンビニやファストフード店がほぼ無かった。
     元旦はほとんどの店が営業していない。

     ところが、失われた30年の間に、大晦日や正月にも働かないといけない貧困層が激増!!
     『紅白歌合戦』を見て新年を祝っているどころじゃない人が増えている。
     結婚して家庭(子供)をもち、家族団らんという人も減っているしさ。
     なので「二極化」しているんじゃないかと考えるわけで…。

     その二極化しているうちの「自宅待機の方」の時代のニーズを取り込めていない…それが今の『紅白歌合戦』。


    若い世代を取り込みたい。
    若い世代の視聴率も欲しい。

    でも、若者狙いの人選をすると
    さらに視聴率が落ちる。


     そんなジレンマを抱えているのが、特にここ数年であると考える。


     NHKにとって一番理想的なのが、【サザンオールスターズ】や【和田アキ子】世代のスターが国民的大ヒットソングを生むことだ。
     そうすれば「今年の顔」として呼べるし、若者に認知されている曲として若者見るし、高齢者も知った顔なので見るし。
     ただ、現実問題として流行歌になっているのはボカロなどの「テケテケしている音楽」やダンスミュージックだったりするわけだ。


     どうしたら【Ado】や【YOASOBI】の曲が高齢者に響くか?
     そんな曲を作ってもらう方が、紅白の視聴率は上がると思っている。



    乱文にて失礼!

     
     
     
    テレビやラジオの世界で「放送作家(構成作家)」と呼ばれる仕事をしてます。 文字を扱うプロフェッショナル…の端くれです。 [考察][見解][創造][喜怒哀楽]をテーマに己の気の向くまま毎日noteを投稿中。 mixi歴は17年。 ハイボールが大好きな【昭和レトロ】のオジサンです。

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