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【CPS】6か月後の分社化を「わずか2日」で検討した結果、計画どおり実現したB社の実例 0548 Case

IBMで学んだ、
プロジェクトが「進む・はかどる・決まる」会議手法
――B社で実施した「ふせん会議」の実例をご紹介します。


💡突然の分社化指示。決まっているのは「期限」だけだった

ある日、トップから次の指示が出ました。

  • 来年4月にA部門を分社化する

  • 時期は確定

  • しかし「何を・誰が・いつまでに」は未定

現場には、
何から手をつければよいのか分からない不安が広がっていました。

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生成AIを使って、漫画にしてもらいました 2026/2/9
  • 分社化に向けて、何を決める必要があるのか

  • どんな準備が必要なのか

  • 誰が責任を持つのか

こうした問いに、誰も明確に答えられない状況でした。


💡「分社化実施計画」を2日でまとめるためにとった手法

この状況で採用されたのが、
ふせん会議(CPS:Customer Planning Session) です。

私はIBMでこの手法を学び、
これまで 延べ300回以上、企業のプロジェクト推進を支援してきました。

本記事は、その中の 実際に成果が出た1事例 です。
(守秘義務のため、社名や一部内容は抽象化しています)


💡今回のふせん会議の概要

  • テーマ
     メーカーB社・1部門を6か月後に分社化するための実行計画策定

  • 時期
     2021年10月の2日間を使った、集中セッション

  • 参加者
     役員/販売/保守/品質/輸出/IT/経理/受注業務  計11名

  • 目標
     6か月後に別法人として立ち上げるための
     分社化計画(誰が・いつまでに・何をするか)を全員合意で作る

  • 事前準備
     参加者11名から 「分社化を阻害する問題(悪い結果)」を
     1人2件ずつ、事前に収集


💡B社でのふせん会議 実施風景

  • ふせん会議(CPS)方式による会議スタイル

  • 全員で模造紙を見ながら議論

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セッションリーダーが発言をふせんに書いて貼っていく経過を全員が見ながら、議論を進める
  • 議論結果はすべて可視化し、その場で整理

  • 2日間で 模造紙17枚分 の成果物を作成

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2日間で議論した17枚の模造紙が、成果物
「問題と原因」「原因の対策・解決策」「解決策の実行計画」

💡2日間のセッションで得られた具体的成果

  • 参加者11名から提起された問題  21の悪い現象(問題)

  • 21の問題を深掘りして特定した根本原因  22の根本原因

  • 22の根本原因から導いた解決策  17の解決策

  • 17の解決策を具体化した活動計画 16の「誰がいつまでに何を行うか」

「議論した」ではなく、
実行に移せるレベルまで落とし込んだことが最大のポイントです。


💡6か月後、計画どおり分社化を実現

  • 2022年3月1日
     新会社が予定より1か月前に、業務が開始できるレベルに達した

  • 新しい販売管理システムも、問題なく稼働

  • 新会社社長・本体会社常務から、謝意をいただきました <m(__)m>


💡ふせん会議の評価

✅ふせん会議をやらなかった場合のリスク

この会議を行わなければ、短期間で分社化を実現するうえで、次のようなリスクが高かったと考えます。

  • 理由1:業務が止まるリスク

    • 6か月後の分社には、最低限の業務を支える情報システムが必要

    • 例えば日々の売り上げや発注などの業務システム

  • 理由2:合意形成が崩れるリスク

    • 全部門の関係者が現場の困りごとをオープンに共有し、分社化後のしくみを合意するには、伝言ゲームになるリスクが大

✅この手法が向いているケース

  • トップ(分社後の社長)に「決めたことをやり切る」覚悟がある

  • 業務を実行するすべての関係(販売・購買・生産・経理 など)責任者が2日間集まれる

  • ルールに従った議論に前向きに参加する社風

✅この手法が向かないケース

  • 上記の前提条件を、経営として整える覚悟が持てない会社


💡参加者アンケートに見る、ふせん会議の効果(抜粋)

※この先は有料部分ですが、結果のアンケート評価をご紹介します。

 
 
70超で現役の秘訣は、健康で自分の強みを知ること🤩 【ふせん会議術】【仮説検証技法】【改革成功6条件】【win-win交渉術】などをIBMコンサルタント~個人事業で、100以上のプロジェクト実践経験を積んでいます🎈海外経験豊富 ✨神戸大学工学部卒🎈

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