
【CPS】問題を正しく書く|「目標→問題→原因」を分ける基本💡 0055 Practice
💡この記事は、こんな方に向けて書きました
会議で「これは大問題だ」「いや、問題ではない」と意見が分かれて困っている方
目標・問題・原因・解決策が混ざり、議論が前へ進まない方
問題を、参加者全員が同じ意味で理解できるように書きたい方
CPS(ふせん会議術)を実務で使いたい方
PLS(Project Leading Skill)は、私が30年以上・100件以上の企業改革Projectの経験から体系化した、業務改革Projectを成功へ導くKnowledge体系です。
CPS(Customer Planning Session)は、その中の「問題解決力」で使う手法です。
目標 → 問題 → 原因 → 根本原因 → 解決策 → 活動計画
までを、参加者全員で確認しながら進めます。
私がCPSの演習で繰り返し見てきたのは、

原因分析が進まない大きな理由は、「何を書いているのか分からない問題表現」にある
ということです。
そこでこの記事では、
「そもそも問題とは何か?」
「問題をどう書けば、その後の原因分析へ進めるのか?」
に絞って説明します。
💡こんな会議になっていませんか?
関係者を集めて会議をすると、
「これは大問題だ」
「いや、それは問題ではない」
と意見が割れる。
さらに、
目標
課題
問題
原因
対策
が一緒に語られ、今何を議論しているのか分からなくなる。
この状態で「なぜ?」を繰り返しても、原因分析はうまく進みません。
私は、最初に目標・問題・原因を明確に分けます。
💡いきなりですが、あなたに質問です
あなたは道路工事の現場監督です。
目標は、
「一人の作業員で、1日に5m掘る」
です。
ある日、作業員から、
「今日は3mしか掘れませんでした」
と報告がありました。

現場監督のあなたはどうしますか? 1分ほど考えて下さい
よく出る答えは、
作業員を増やす
報奨金を出して頑張らせる
目標そのものを下げる
などです。
しかし実際には、
「地中に直径70cmを超える大きな木の根があった」
ため、3mしか掘れなかったとします。
作業員を増やしても、報奨金を出しても、木の根はなくなりません。
ここで大切なのは、
いきなり解決策を考えない
ことです。

この例をCPSで整理すると、
目標 「1日に5m掘る」
↓
問題=目標を阻害する悪い結果
「作業員A氏がXX月YY日に作業した結果、5mの目標に対し3mしか掘れなかった」
↓
原因 「土の中に直径70cmを超える木の根があった」
となります。
💡目標・問題・原因・解決策を分ける
私はCPSで次のように使い分けています。
✅ 目標 O:Objective
プロジェクトが、いつまでに何を達成するのか。
できれば数字で表します。
✅ 問題 P:Problem
目標達成を阻害している悪い結果。
実際に起こった事実を、SVOCで表現します。
✅ 原因 R:Root
その問題が、なぜ起きたのか。
原因を掘り下げ、解決策を検討すべき根を見つけます。
✅ 解決策 S:Solution
根本原因を取り除くための案です。
つまり、
目標 → 問題 → 原因 → 根本原因 → 解決策
という親子関係を見えるようにします。
💡問題を書くとき、私が重視していること
問題は、
具体的に
事実で
主語・述語を明確に
できれば数字を入れて
書きます。
例えば、
❌ 「進捗が遅れている」
だけでは、
誰が?
いつから?
どの程度?
何に対して遅れている?
が分かりません。
重要なのは、
会議に出ていない人が後から読んでも、同じ状況を理解できること
です。