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Photo byk0229_henai

29歳、恋を知る。

    先月、こんな記事を書いた。

    そして、今月。タイトルの通りである。
    私は人生初の”恋”というものを知った。

    齢29にして、中学生のような初恋をしたわけである。
    アー恥ずかしい・・・
    ここではありがたいことにリアルの私を知る人は誰一人いない。
    盛大に醜態をさらそうと思う。

    我が人生を面白コンテンツとして消費してほしい。
    そうしたら報われそうだ。

    恋を経験して思ったことは、想像したよりグロテスクで、生々しくて、
    全く綺麗なものなんかじゃないということである。

    言葉で表すならそう、
    開けたらピンクのハートがたくさん出てくると思ったら
    レバーのような臓物がギチギチに敷き詰められていた
    といった感じだ。

    私の場合は主に身体に出た。
    心臓が全力疾走をした後のように鼓動し、
    寝ることができない。
    本当に全く眠れない。

    仕事で死ぬほど疲れているのに、脳みそは彼のことを考え続け、
    手足は発汗し、心臓は割れんばかりに収縮と拡張を繰り返す。

    しんどい。ただ、その一言である。
    世にはびこるラブソング、恋愛漫画、恋愛小説、恋愛ドラマetc……
    全く持って噓じゃねえか。

    どこがあんなに綺麗なんだ。気持ち悪い。血反吐が出そうだ。
    心臓が痛い。心臓病でぶっ倒れるんじゃないか。
    恋愛の動悸で運ばれたやつっているのだろうか?
    いっそのこと誰か私を金属バットでぶん殴ってくれ。
    ただただ、眠ることを願った2週間だった。

    元来、他人に比べて繊細な体質である。
    私がおかしいのだとすぐに思った。
    こんなに身体が反応してしまう、私が異常なのだと。

    だから聞いた。
    友人、職場のお母さん、同僚。

    みんなニコニコしながら愛らしそうに言う
    「それが”恋”だよ」
    と。
    「治川さんの初恋なんだね😊」

    こんなに苦しいならもう二度と恋なんてしたくない。
    自分のペースで生きることを求め続けていたのに、
    ずっと彼の言動に一喜一憂してしまう。

    もうひとつ、身体にも意志があるということを学んだ。
    おそらくそれが本能と呼ぶものなのだろう。

    脳みそが追い付かないところで身体が反応する。
    私のパーソナルスペースは広くない方だと思う。
    29年間誰にも触れさせたことがないくらいだ。
    そんな私が身体に触れられても嫌だと思わなかった。
    しかも、コンプレックスの塊である手を、だ。

    もう何が何だかわからん。

    自分で身体をコントロールできないもどかしさ。
    状況を進むこともできない。
    相手への膨らんでいく知的好奇心。

    恋愛というのは、相手があってこそ成り立つものである。
    自分だけじゃどうにもならない。

    よくまぁ、世間一般の人間はこんなことを繰り返すなぁと。
    そんな感想を抱くだけである。

    まだ彼とは名前のつく関係にはなっていない。
    もしかしたら、来月の記事が上がるころには、
    何かしら結果が出ているのかもしれない。

    なんにせよ、私がどうこうできることではないのである。
    良い方向に進もうが、ここで縁切れようが。
    私は恋を知ったのだ。

    29歳、恋を知る。
    次は”愛”でも知れたらいいね。
    あはは。


     
     

    治川

     
     
    治川(はるかわ)と申します。のんびり気ままに書いてます。

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