2026年10月の星読み
◆人と関わるからこそ見えてくる、「本当の私の喜び」〜人との関係を通して、自分を見つめる(太陽は天秤座)
10月の大部分、太陽は天秤座を運行します。
天秤座が司るのは、
「人との関係や対話、そして自分と相手の間にあるバランス」です。
例えば、
私たちは一人で考えているだけでは、
自分のことをすべて知ることはできません。
誰かと話したとき。
意見が違ったとき。
相手に惹かれたり、
反対に違和感を覚えたりしたとき。
人との間で心が動くからこそ、
「私は何を大切にしたいのか」が見えてくることがあります。
そういった意味では、
意見が違う相手や、
怒りを感じる相手、
嫉妬心の様なものを感じさせる相手というのは、
ある意味で、私らしく生きる、私らしい情熱や喜びを取り戻す為には重要な相手であり、
ソウルメイトだとも言われています。
(高い次元から見れば、
あえて、あなたがあなたらしい生き方に目覚めていく上で、嫌な役を引き受けてくれている存在なのだと。)
また、今回の10月の星回りは、そんなメッセージも強く感じされる部分があります。
今月は、多くの人にとって、
表面的に仲良くすることや、
波風を立てないことだけが調和ではない可能性があります。
「本音を置き去りにしたまま、関係を守ろうとしていないか?」
そんな問いが、静かに浮かび上がってくる方も多いでしょう。
◆心の奥に置き去りにしていた本音へ(蠍座での金星逆行)
10月3日から、天秤座の支配星である金星が、蠍座で逆行を始めます。
金星が表すのは、
愛、人間関係、お金、喜び、
そして「私にとって何が大切なのか」という価値観です。
その金星が、心の深い部分を司る蠍座で逆行する今月は、
これまで心地よいと思っていた関係や選択を、もう一度見直す時間が始まりそうです。
なぜ、これほど惹かれるのか?
何を失うことが怖いのか?
本当は何を望んでいたのか?
ときには、
執着や嫉妬、悔しさなど、見たくなかった感情が浮かぶこともあるかもしれません。
でも、その重たい感情は悪者ではありませんし、あなたを苦しめる事が本来の目的ではありません。
強く心が揺れる場所には、
あなたが本当に大切にしたかった愛や願いが隠れていることがありますし、
蠍座は「真実の愛」や、「本質」などを司る星座でもあります。
◆一度きりの人生で、何を喜びとして選ぶ?(火星×獅子座)
やる気や情熱を司る火星は、今月は獅子座を運行しています。
火星は、自分から人生を動かす力。
そして獅子座は、自分の心が望む喜び、一度きりの人生の中で燃やしたい情熱を、堂々と表現しようとする星座です。
また、火星は蠍座の支配星の1つであり、
現在、獅子座には12年に1年間だけ、1つの星座に回ってくる木星も滞在しています。
そんな星回りを考えますと、今月の火星のメッセージは強力なものとなりそうです。
今月、私達が星達から問われているのは、
表面的な楽しさだけではないはずです
「この一度きりの人生で、私は何を味わいたいのか?」
認めてもらえなかった悔しさ。
表現できなかった思い。
どうしても諦めたくない情熱。
そんな感情まで辿ってみると、その奥には、あなたのハートが本当に生きたい人生が隠れているかもしれません。
もし怒りや焦り、重たい感情が強くなったなら、
「私はその相手に勝ちたいのか?
それとも、自分の心が望む人生を生きたいのか?」
そんな問い直しを、ご自身に向けてしてみてください。
結果として、人によっては、分野によっては、
勝ち負けが重要なこともあるかもしれませんが、
本来の星のメッセージとしては、
その情熱は、
単なる勝ち負けを超え、
誰かと争うためだけではなく、
自分の人生へ戻るために使うことを星から問われているはずですし、そんな事に気づくことができます。
◆言えなかった思いに、もう一度言葉を(今年最後の水星逆行)
10月23日から、太陽も天秤座から蠍座へ移動します。
天秤座の季節に人との関係を通して感じてきた違和感や本音が、本格的に、今月のメインテーマになってくる様な流れです。
さらに24日頃には、蠍座で水星が今年最後の逆行を始めます。
ディープな心を司る蠍座でおきる、
今年最後の水星逆行は、連絡ミスや予定変更だけを意味するものではありません。
金星逆行によって掘り起こされた心へ、水星がもう一度、言葉を与える時間であり、
そんな事の重要性を伝える水星からのメッセージだと読み解けます。
「あのとき、本当は何を伝えたかったのだろう」
「なぜ、あの言葉が今も心に残っているのだろう」
すぐに相手へ伝えなくても構いません。
まずは、自分自身が自分の気持ちを理解すること。
言葉にならなかった思いへ、今の自分だからこそ選べる言葉を与えていくことが大切です。
◆本音を知った自分で、関係を見つめ直す
そして25日頃になってきますと、
逆行中の金星は、
蠍座から、一度通り終えたはずの天秤座へ戻っていきます。
勿論逆行中ですので、これは、見直しが終わって前進を始めるという意味ではないでしょう。
蠍座のエリアで見つめた本音を持ったまま、
もう一度、人との関係へ戻っていく流れだと読み解けます。
「調和を守るために、自分の気持ちを後回しにしていなかったか?」
「どちらか一方だけが、我慢する関係になっていなかったか?」
「自分と相手の両方を大切にできる関わり方とは、どのようなものなのか?」
人間関係において、伝えきれていなかった想いなどがあるならば、この時は伝えてみるチャンスでもあります。
やはり今月は天秤座から始まる星の物語でもありましたので、
「人間関係」、「他者との間で見つめる私」「私の人生の中における相手の存在」というのは、重要な意味を持ってくるのでしょう。
金星も水星も逆行する10月末の時点では、まだ答えが完成していなくても大丈夫です。
今月は、関係を急いで決めるための月ではなく、本当の自分の喜びや情熱を置き去りにしない関係を、もう一度探し始める月なのだと思います。
「人と関わるからこそ、自分の心へ戻れる。」
「自分の中に消化しきれなかった想いがあるからこそ、私の情熱に気づいていける」
心の奥で本当に望んでいたものを知り、
その本音を持った自分として、
もう一度、他者と向き合ってみる、社会とも向き合ってみる。
10月はそんな往復の中で、あなたにとっての愛や喜び、そして心から納得できる関係の形が、少しずつ輪郭を現していくでしょう。
