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シニアが写真を通じて人生を楽しむ方法  第5章 近所で季節を撮る

    ~遠くへ行かなくても写真は楽しめる~

    「写真を撮るなら有名な観光地へ行かなければならない」

    そう思っている方は少なくありません。

    しかし実際には、写真の楽しさは遠くの絶景だけにあるわけではありません。

     毎日歩く道

     近所の公園

     買い物へ行く途中の花壇。

    そんな身近な場所にも、季節の移り変わりを感じられる風景がたくさんあります。

    前回はプログラムモードで気軽に撮影する方法をご紹介しました。

    今回はそのカメラを持って、近所へ季節探しに出かけてみましょう。

    ● この講座をお読みいただく前に
    読者の皆さんがお使いの機材はさまざまです。

    コンパクトカメラ、ミラーレスカメラ、一眼レフカメラではできることが異なりますし、同じメーカーでも機種によって設定方法や名称が違う場合があります。

    そこで、できるだけ多くの方に分かりやすくお伝えできるよう、ミラーレスをベースに、カメラの設定や撮影方法を一般的な例としてご紹介しています。

    難しい用語や数字を覚える必要はありません。

    大切なのは、「自分のカメラでどのような写真が撮れるのか」を知ることです。

    お使いのカメラに紹介する機能がなくても心配はいりません。できる範囲で試しながら読み進めていただければ十分です。

    写真は機材の性能を競うものではなく、楽しみながら続けることが何より大切なのです。

    今回のテーマは「近所で季節を撮る」です。

    1.季節は身近な場所にある

    春になると桜や菜の花が咲きます。

    夏には青々とした木々や入道雲が現れます。

    秋には紅葉や落ち葉が道を彩ります。

    冬には霜や澄み切った青空が季節を感じさせてくれます。

    私たちは毎日同じ道を歩いているようでいて、実は少しずつ変化する景色の中で暮らしています。

    写真を始めると、その小さな変化に気づくようになります。

    それこそが写真の楽しさの一つです。

    2.花以外の被写体を探そう

    季節を撮るというと花を思い浮かべる人が多いでしょう。

    もちろん花は素晴らしい被写体です。

    しかし季節を感じさせるものは他にもたくさんあります。

    例えば、

    ・新芽が出た木

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    新芽が出た木

    ・水辺のトンボ

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    水辺のトンボ

    ・夏の日差し

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    夏の日差し

    ・朝露や霜

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    朝露

    ・夕焼けの色

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    夕焼けの色

    こうした何気ない風景も立派な季節の記録です。

    「これは今の季節らしいな」

    そう感じたらシャッターを切ってみましょう。

    3.同じ場所を何度も撮ってみる

    写真を始めたばかりの方におすすめしたいのが、同じ場所を繰り返し撮ることです。

    例えば近所の公園の一本の木。

    春は若葉

    夏は深い緑

    秋は紅葉

    冬は葉を落とした枝

    同じ場所でも季節によってまったく違う表情を見せてくれます。

    一年間撮り続ければ、自分だけの季節の記録が出来上がります。

    写真は「変化を見つける趣味」でもあるのです。

    4.空を見上げてみよう

    風景写真では空も大切な被写体です。

    ・春のやさしい空

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    春のやさしい空

    ・夏の力強い入道雲

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    夏の力強い入道雲

    ・秋の高く澄んだ空

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    秋の高く澄んだ空

    ・冬の透き通る青空

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    冬の透き通る青空

    空を少し入れるだけで、写真に季節感が生まれます。

    散歩の途中でふと立ち止まり、空を見上げてみてください。

    思わぬ一枚が撮れるかもしれません。

    5.写真が散歩をもっと楽しくする

    健康のために散歩をしている方も多いでしょう。

    そこにカメラが加わると、散歩はさらに楽しくなります。

    「今日は何か見つかるかな」

    そんな気持ちで歩くだけで、景色の見え方が変わります。

    季節の花を見つけたり、きれいな光に出会ったり。

    写真は、日常の中に小さな発見を与えてくれる趣味なのです。

    6.写真は未来への記録

    何気なく撮った近所の風景も、数年後には貴重な記録になることがあります。

    木が大きくなっていたり、お店が変わっていたり、自分自身の生活も変化しているでしょう。

    その時になって初めて、

    「あの頃はこんな景色だったな」

    と気づくことがあります。

    写真は今を楽しむだけでなく、未来の自分への贈り物でもあるのです。

    7.まとめ

    写真を楽しむために、遠くへ出かける必要はありません。

    まずは近所を歩きながら、季節の変化を探してみましょう。

    花や木々だけでなく、空や光、暮らしの風景にも目を向けてみてください。

    写真を始めると、いつもの散歩道が少し特別な場所に見えてきます。

    そして一年後には、自分だけの「季節のアルバム」が出来上がっていることでしょう。

    第6章へ続きます。 近日公開予定

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    パソコンの黎明期から続けているICT指導の経験をもとに、現場での気づきやエピソードを綴っています。 趣味のカメラでフォトライフの楽しみ方も発信しています。 ~ 人生を少し豊かにするお手伝いをしたいと思っています。

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