三日坊主になる人が、習慣を続けるための仕組み
「今度こそ、毎日続けよう」
そう決めた直後は、意外と動けます。
1日目、2日目、3日目。
でも、仕事で帰りが遅くなったり、疲れて寝てしまったりして、1日できない日が出てくる。
すると、
「また続かなかった」
「自分は三日坊主だ」
と思って、そのままやめてしまう。
僕自身、何度も経験してきました。
仕事をしながらアルペンスキーで国スポを目指していると、トレーニングに使える時間は毎日同じではありません。早く帰れる日もあれば、疲れて何もしたくない日もあります。
以前、生活を朝型に変えようとして、朝5時にアラームを設定したことがあります。
ところが初日から、深夜2時に目が覚め、その後2時間眠れず、寝坊しました。
予定していた5時起きは失敗です。
それでも、その日は朝の散歩と体重測定だけは行いました。
完璧にはできなかった。でも、0にはしなかった。
この経験から、習慣を続けるために大切なのは、毎日一度も失敗しないことではなく、
途切れたあとに戻れること
ではないかと考えるようになりました。
この記事では、三日坊主で終わらせないために、僕が意識している「戻るための仕組み」を3つに整理します。
続かないのは、失敗した後を決めていないから
新しい習慣を始める時、僕たちは「できる日」の計画を立てます。
毎朝30分勉強する。
仕事のあとにジムへ行く。
毎日noteを書く。
でも、実際には予定どおりにできない日があります。
残業、寝不足、体調不良、急な予定。
問題は、1日できなかったことそのものではありません。
できなかった次の日に、どう戻るかを決めていないこと。
ここが空白だと、1日の中断が、そのまま習慣の終了になってしまいます。
だから僕は、始める計画と一緒に「失敗した後の計画」も作るようにしています。
仕組み1|通常版と短縮版を先に決める
毎日、同じ量をこなそうとすると苦しくなります。
そこで、最初から2つのコースを用意します。
通常版
時間と体力がある日に行う内容。
短縮版
忙しい日や疲れている日に行う、最低限の内容。
例えばトレーニングなら、
・通常版:予定していたメニューを行う
・短縮版:アップやストレッチだけ行う
勉強なら、
・通常版:30分勉強する
・短縮版:問題を1問だけ解く
noteなら、
・通常版:本文を書く
・短縮版:タイトルと見出しだけ決める
短縮版は、通常版の代わりではありません。
習慣との接点を切らさないための、別のコースです。
「全部できないなら、今日はやらない」ではなく、
今日は短いコースに切り替える。
そう考えると、忙しい日にも戻りやすくなります。
仕組み2|連続日数ではなく「戻るまでの時間」を見る
習慣を記録していると、連続記録を途切れさせたくなくなります。
連続できている時は励みになりますが、一度途切れると、記録を見ること自体が嫌になることもあります。
そこで僕は、連続日数だけでなく、
できなかった後、どれくらいで戻れたか
を見るほうが大切だと考えています。
記録するなら、例えば次の3つです。
・○:通常版ができた
・△:短縮版ができた
・→:一度休んだ後に再開できた
この中で一番大切なのは「→」です。
7日間すべて○でなくても、休んだ後に→を付けられたなら、習慣は終わっていません。
三日坊主だったかどうかは、3日で途切れた時点では決まりません。
4日目、5日目、あるいは次に動ける日に戻れたかで変わります。
仕組み3|復帰するときは、取り返さない
昨日できなかったから、今日は2倍やろう。
そう考えると、再開の負担が大きくなります。
できなかった分を取り返そうとするほど、始めるのが重くなり、また先延ばししやすくなります。
だから、途切れた後は通常版ではなく、短縮版から戻ります。
あらかじめ、次の一文を決めておきます。
「できなかった次の日は、____から再開する。」
例えば、
・トレーニングなら、ウェアを出してアップをする
・勉強なら、テキストを開いて1問解く
・noteなら、前回書いた文章を読み返す
・朝の習慣なら、体重を測って外の空気に触れる
再開した日に必要なのは、遅れを取り戻すことではありません。
もう一度、習慣の入口に立つことです。
今日、3つだけ決める
新しい管理表やアプリを用意しなくても構いません。
まず、次の3つを書いてみてください。
1.続けたい習慣
__________
2.忙しい日の短縮版
__________
3.途切れた後の復帰地点
できなかった次の日は、
__________から再開する。
そして、まず7日間だけ試します。
目標は7日間すべて成功することではありません。
予定どおりできない日が出た時に、決めた復帰地点へ戻れるかを確認することです。
休むことまで失敗にしない
本当に疲れている日や、体調が悪い日は休む必要があります。
休むべき日に無理をすることは、習慣を続けることとは違います。
大切なのは、休んだ自分を責めることではなく、次に動ける日に何から戻るかを決めておくことです。
仕事もトレーニングも、毎日同じ調子では進みません。
完璧な一週間を作るより、崩れた一週間から戻れるほうが、長く続けられる。
僕はそう考えています。
最後に
三日坊主という言葉は、3日しか続かなかった結果だけを見ています。
でも、本当に大切なのは、その後です。
4日目に休んでも、5日目に戻ればいい。
1週間空いても、もう一度始めればいい。
習慣は、一度も途切れない直線ではありません。
途切れるたびに、自分で戻る道を作っていくもの。
まず今日は、
「できなかった次の日は、何から再開するか」
を一つだけ決めてみてください。
もしよければ、あなたが続けたい習慣をコメントで教えてください。
この記事が役に立ったと感じたら、スキやフォローで応援していただけるとうれしいです。
続けてきた準備を、本番につなげたい方へ
プレゼンや試験、大会に向けて準備を続けていても、本番では緊張して、いつものようにできないことがあります。頭が真っ白になるほどではなくても、「準備したことを、もう少し落ち着いて出せたら」と感じる方へ。
別の記事では、7日前から当日までに何を準備するかを、チェックシートと記入例で整理しています。自分の本番に置き換えながら、準備することや当日確認することを書き出せる内容です。
まずは無料部分の見本を見て、ご自身の場面で使えそうか確かめてみてください。有料部分は500円です。
