
古本屋さんをやりたいなという話
職場のエアコンがこの半年ずっと壊れています。
そうして今後の予定は未定。
寒さはなんとかしのげても、たぶんこの夏の暑さは耐えきれない。
毎夏気温40度前後、体感温度45度(とiPhoneが言うてくる)、湿度は晴れていても60%などという数字もざらではない弊社所在地、去年の夏はエアコンが稼働していたにもかかわらず暑さのあまり火災報知器が作動しました。
そのほかにも色々あって近ごろ転職を考えていたわけですが、どうせなら店舗を構えてみるのはどうだろうと、そんなことをふと思いつき。
メールマガジンやSNSでもちょいちょいと体の不調について綴ったりもしておりましたが、何だかもう考えるにお店をやるならいまが一番いいタイミングなのかもしれないなと、そんなことをぼんやりと。
もとよりの弱視とか、もとよりの股関節障害とか、なんか最近顕在化してきた子宮内膜症とか、なんだかいろいろ盛りだくさんなんですが、このさきの人生を考えるといまならまだ我が身の健康に頼れるかなあとおもっています。
もとよりの股関節障害は12歳から温存療法をはじめ、30代ほぼぜんぶにわたって4回の手術と長期入院とリハビリをくりかえして最近ようやくお医者さんから「器具なしでもそこそこふつうの暮らしができますよ」と言われたところ。
弱視も半年に一回の経過観察があるとはいえいまのとこまだ老眼まできてない。
毎日のように職場のお姉様がたに「老眼になるまえに本を読め勉強をしろ」とおどされてるけど…大丈夫まだきてない…たぶん…眼鏡度数15度の視力で老眼なったらどないしよと怯えているけどまだ大丈夫、たぶん。
子宮内膜症は全摘手術するか温存するかの二択ですがまだ日はある。痛みはさておきまだ検査数値的には大丈夫。
古本屋をやりたいと見出しにしてはおりますが、オンラインショップを4年運営しているので古物商認可はあるし個人事業主でもあり、書面上はすでに古本屋です。
大阪の古本屋さん(創業100年おめでとうございます)で6年ほど修行もした。なんなら年間休日88日とかだったので世間並みでいえば1年くらいキャリアプラスしてもいいかもしれない。
自費出版を請け負う印刷会社で2年ほど営業もした。倒産したけど仕事は楽しかったしなんならいまでも自分史をつくるひとや在野の研究をまとめるひとのサポート業務がしたいと思っている、のはさておいても見積書だとか経理の面でも勉強にはなりました。
学生のころからの書店や図書館での仕事は積み重なれば10年以上、接客業にはそこそこ慣れています。
という、うまれながらの体のあれこれと、まがりなりにも蓄積してきたキャリアの兼ね合いを考えるに、いつやるのいまでしょという感じ、ではないかなと羅列してみたんですがいかがでしょう。
こういうの客観性よりやる気だとはおもいつつ。
これ以上もたもたしてると健康の面もちょっと心配だしね。
というところもありつつ。
そしていちばん、いまの自分がこれまでの自分とちがうなというところ、それは世間さまに助けてと言えるようになったかなというところ。
わたしは経理もわからないし(とはいえ4年間笙古書店として確定申告してきたのでまだまえより苦手意識は減ったとおもいますが)愛想もないし重いものをあげさげできる関節の耐久力もない。
はるか昔に、一緒にお店やりませんかと受けたお誘いを、なんであのときハイと言わなかったんだろうだってまだその根性が自分になかったから!おろか!といまだにおもいだしてはのたうちまわるほどの未練がましい人間です。
かててくわえて4人きょうだいのいちばん上、根っからの長女気質。
あとは勇気だけだ!なんて奥歯に加速装置を入れてるわけでもないので言えやしないわけです。
でもまあ、たーすけてー、と不特定多数のポパイに対してオリーブごっこができるくらいにいいおとなにもなりました。
それはたぶん、まわりのひとたちがやさしいから。
わたしのまわりのひと、なんでだかみんな心やさしいひとばかりで、最近の自分のキャッチフレーズ「わたしの半分はひとさまのやさしさでできている」なんてことをよく冗談まじりに言っているわけですが、店舗やりたいなーと思ったときに、そうだ自分ひとりできりきりせずにひとに頼るのもマアありなんだなって、そんなことを思ったのでした。
障害やらなんやらでなかなかしんどい幼少期を送ったなと我と我が身を振り返っておもうちかごろ、こころのなかの手負いのけものもようやく飼い慣らされました。なんて中学2年生みたいなことを言いつつ。
大丈夫、わたしカンダタよりはご縁の糸を辿るのはうまい。
ということで、古本屋の店舗を構えるためにちょっと頑張るつもりの今日このごろです。
いい物件あるよ!とか、耳より情報があればぜひぜひお知らせください。
カンダタ並みに細い糸でも手繰って、開業のお話とか諸先輩がたに聞きにいかせていただきたい、応援してくれるひとがいればそれはもう椰子の木にものぼっちゃう、くらいの心もち。
みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。