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【詩】《出す宛てのない手紙》窒息

    いかにもか弱い細い肩して
    それでも涙やため息は
    人知れず
    夜の静寂しじまに流して耐える

    無理に浮かべる微笑の奥の
    暗くうつろな空間を
    向日葵のような明るさで埋めるほど
    ひねくれた力がこの身を苛む

    夜に夢をみられず
    朝にも希望を見出せず
    どこか違う馴染めぬ自分を
    昼のあいだ演じつづける

    もともとどちらが仮面だったか
    今ではもう思い出せない

    白々しい笑顔も
    むやみに高いテンションも
    甚だわたしの気に入らなくて
    自分で始めた偽りの芝居も
    幕の前に途切れてしまう


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    玄祥

     
     
    現在、ファンタジー小説を執筆しています。わたしの文章のルーツは日本文学と英米幻想文学にあり、正しく美しい日本語と行間を読ませるものです。なので、『文章を読む』のがお好きな方は、是非読んでみて下さい。プロフィールに、まとめ読み用のリンクを貼りました。ゆっくりと、時間つぶしにどうぞ。

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