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【事実は映画よりも奇なり〜37年ぶりに父と再会できた私の物語〜】その1 |創作大賞|エンタメ原作部門|ノンフィクション

    ーこれは実際にあった物語ですー


    《第一章 父との別れ》

    みなさんは、自分のお父さんのことについて
    どのくらい知ってますか?

    と言うと、愚問でしょうか?

    うちの両親は私が4歳になってすぐ離婚をしたので
    私は自分の父親について
    数えるくらいのことしか知らないまま大人になってしまいました

    そんな小さい頃の記憶なら、ほとんど覚えていなくて
    忘れてるでしょう?と言われることもありますが

    私にとって、たった一人の父親

    まだ小さかった頃も、学生の頃も、大人になっても
    忘れたことがなかったです


    “どうしても父にもう一度会いたい…”

    父に会って聞きたいことがある
    伝えたいことがある

    その思いには、深い理由と難しい問題がありました


    幼い頃の記憶と、数枚の写真の中の顔を思い出しながら
    ずっと私の胸にあった

    父との思い出

    覚えているのは私がまだ2~3歳の頃から

    父と母の間で川の字になって寝ていたこと
    仁丹とタバコの匂い
    ある日の夜、理由も知らないまま
    家族でどこかの駅で
    銀紙に包まれたバニラのアイスをみんなで食べた思い出

    それが父との別れの夜になったとは知らずに
    寝台列車に乗って島根から名古屋へとやってきました

    第二章へつづく


     
     
    真歌しずく(マカ シズク) 幼少期から作詞作曲を始めて、20代の頃から数々のカラオケ大会で優勝し、表現力など学ぶ 40歳の頃に度重なる手術を経て、誰かのために何かしたい!と思い 「人の役に立ちたいなら、アンタは歌いなさい」 という友人の言葉をきっかけにシンガーソングライターに

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