メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【長歌】小暑

    ときのしづく

    南から
    吹く風ぬるく

    熱をつれ
    雨の切れ間に

    陽をよけて
    肩まだ涼し

    みなもには
    いろおとす蓮

    鷹の子は
    つばさ広げて

    風のなか
    空を試せり

    日傘さし
    小さな影へ

    身をすぼめ
    たたんだ肘に

    にじみだし
    つぅっとおちて

    地のうえに
    触れてすぐ消え

    目をやれば
    まだつづくみち

    熱にゆらめく

    雨の間に熱は空より肩にふれ
    汗ひとしずくアスファルトへ落つ


    二十四節気「小暑」
    暑さがましてゆく頃。

    はしさんの企画に参加させていただきました。
    #私の二十四節気

     
     
     
    日常の中でふと出会う、心惹かれる“いいな”や季節の移ろいを、短歌や長歌・反歌に綴っています。 京都の街や歴史あるものも好きなので、訪ねた場所や感じたことを記録していきたいです。

    あなたへのおすすめ