
りまのぼうけん
こいぬのりまがたどりついたのは
ひろいひろいよるのうみ
ほしがかがやいていますが
ひとりぼっちで さびしくてこわくて
それどころではありません

そこへいちだいのそらとぶくるまがやってきました
「やあ ぼくのなまえははーしー きみをむかえにきたよ」
はーしーはそういうと りまをのせて
そらのうえにむかってとんでいきました

はじめてみるそらのうえ
たくさんのほしがかがやいて みたことのないわくせいがうかんでいます
「なんて きれいなんだろう」
りまはあまりのうつくしさにかんどうです
はーしーがいいました
「きみのむかうばしょはもっときれいなんだ」
さっきまであんなにおびえていたりまは
いつのまにかわくわくしています
「いったい ぼくはどこへむかうのだろう」
はーしーは りまをたのしませようと
いっしょうけんめいです
つぎにたどりついたのはふしぎなにじのせかい
きれいなじゅうたんに てーぶるにいすに・・・
まるでゆめのなかにいるみたい
「あれ なんだかみおぼえがあるぞ」

「よくあそんでいたぬいぐるみのみーにゃ」
「どうしてこんなところに・・・・」
なんだかきゅうにさびしくなったりまは
ままにあいたくてしかたがありません
「ままにあいたいな」
てをのばしてつかもうとしたしゅんかん
くるまがびゅーんとかそくして
うみのそこへまっしぐら

「あぶない おぼれちゃう」
うみにすいこまれたしゅんかん
りまがいきをとめて・・・・

たどりついたのは
みんなをやさしくてらすばしょ
「おかえり おかえり」
みんながやさしくむかえてくれました
もう
ままはぼくだけのままじゃないけど
それでもいいや
「ただいま まま」
「おかえり りま」