
ピーマンを炒めてただけなのに。。の話【子供達にも伝えたい】
皆さんまだまだ暑いけど、お元気ですか?
【数年前、実家にてピーマンを炒めていただけなのに、何故か火災報知器が発動し、ALSOKと消防車が駆けつける騒ぎを起こした】私が通りますよ〜。
笑い事じゃないけど、どうか笑って私のやらかしを成仏させて欲しい。(切望)
このお話は、子供たちにもぜひ読んで欲しい。
子供をいる方は、読み聞かせてあげて。
あの時、もちろん火がブワッと上がったり、
どこかに燃え移ったとかそんな事はないし、換気扇も【強】にしていたの。
私はただ鼻歌交じりに、上機嫌で、ごま油でピーマンを炒めていただけ。
『奥様は魔女のサマンサみたいに魔法が使えたらよかったのに。。。』
この時ばかりは、心の底からそう思った。
きっと、幼少期の魔法の訓練が足りなかったせいだ。
(※子供の頃は無敵だった話を参照してください)
鼻をピクピクピクと動かせば、あら不思議!
全て無かったことに!
ALSOKも消防車も無駄な出動をすること無く、きっと本当の助けが必要な人の元へ駆けつけようと車を走らせている!!
な~んて出来ないかなぁと思った。
あぁ、あの時、魔法でALSOKも消防車もパッと消してしまいたかった。。切実に。
事のはじまりは、実家に帰省していた夏の時。
両親が仕事で出かけていたので、母に代わり1人で夕ご飯を作っていた最中だった。
どんな献立だったかは、もう覚えていないけど、栄養バランスにうるさい両親に従い、メインのおかずの他にも数品作っていた。
その中の一つ【ピーマン炒め】
これが私の起こす騒動の原因である。。。
ピーマン炒めは、母がよく作ってくれた、おかずの1つ。
小学3年生の頃、時は給食の時間。
クラスで「ピーマン苦手」ブームが起きた時。
何故か、その流れに乗った方がカッコいいと思った私は、食べられていたはずのピーマンが苦手になってしまった。
最初は、
『うぇー!ピーマンまっずーい!』
と、友達の真似をして同調していただけだったが、嘘から出た実(まこと)。
本当に食べられなくなってしまったのだ。
そして、まさに、身から出た錆。
そんなピーマンが苦手になった私に、再びピーマンを克服させるべく作ってくれた料理の1つだった。
たしか、あの時の我が家の食卓には必ずピーマンが入ったおかずが並んでいたな〜。
でも一度ついたウソは、なかなかの頑固さで、私の自己暗示は解けない。
様々なピーマン入りの料理を作ってくれたが、意外にも克服できたのは試行錯誤した料理ではなく、シンプルな炒め物だった。
♪〜『ここで!作り方をご紹介♡』
まず、火は最初から最後まで強火!
多めのゴマ油をひいたフライパンで、ピーマンを軽く炒め、
黒こしょうと味の素をパッパッ!
仕上げにお醤油を鍋肌へ少量サッと振りかけ、軽く混ぜたら出来上がり!
あら簡単!
「ねぇ、そこの奥様、5分もかからないんですって!」
ぜひ作ってみてくださいな。
そんな【ピーマン炒め】は、サッと強火で炒めたので、生とクタクタの中間の硬さ。これが、サクッと歯触りがいい。
続いて、ごま油のふくよかな香りと、鍋肌で焦げた香ばしい醤油と味の素の旨味。
そしてポイントはピリッとした黒こしょうがアクセントになっていて、シンプルながら白米が進むのだ。
一口目は、しかめっ面で、恐る恐る鼻をつまみながら1切れ食べた。
思い込みとは恐ろしいもので、勝手に不味いと自己暗示してるもんだから、味なんてわかる前に「マズイ!!」と言う準備さえしていた。
しかし、眉間のシワはすぐ消え去った。
多めのごま油のおかげで、独特の青臭さは薄まり、ピリッとした黒こしょうが苦手意識を飛ばしてくれた。
そして、香ばしいお醤油と味の素の黄金コラボレーションで白米をかっ込む事となる。それぐらい美味しかった!!
いぇーい!私は、これで克服することができました☆
あの舌の感動を未だに覚えている。
【ピーマン炒め】ごときが、20数年近く経った今でも記憶に残っている。
今ではピーマン大好物!
火を通しても、生でも食べる。
嗚呼、ピーマン農家さんありがとう。
失礼!ごときとか言っちゃいけないね。
今日から各地のピーマン農家さんに改めて感謝をしながら眠ることにするよ。
そして克服させてくれた母には愛を贈ります。love you!
その思い出の【ピーマン炒め】は、私自身の作るおかずのレパートリーに加わり、実家を出た今でも頻繁に作っている。
だがしかし、大人になった私が、そんな素敵な思い出のおかずで火災報知器を鳴らすなんて思ってもいなかったんだよ。
そんな思い出のピーマン炒めが、まさかあんな事件を起こすなんてさ。。。
ピーマン炒めてただけなのに。。。
突如、ファンファンと爆音の鳴る火災報知器。
『♪ファンファンファンファン!!火事です!火事です!』と繰り返される音に驚き、とりあえず火を消した。
ちょっとしたパニックを起こしている私。
映画で見るような、スプリンクラーで家中が水浸しになったらどうしようと焦っている。
親には、本当の火事起こすより、家中水浸しの方が怒られる気がしていた。
もちろんうちの天井にはそんなスプリンクラー無いのに。
ハッ!と我に返り、とりあえず母に急いで電話をかけ、事情を説明していた時、玄関のインターホンが鳴る。
ものの5分もしないうちだった。
玄関には2人組のALSOKさん。
凄いなALSOK!!早いなALSOK!!
すぐ駆けつけてくれる!安心だ!!
なんて家の中で感心していたその時、外では母がとんでもないことになっていたなんて、知る由もなかった。
家の中に入ってもらい確認をしてもらうと、結局誤報で、事なきを得た。
どうやら夏場だったせいか、台所の天井に設置している火災報知器が熱を持ち、料理によって天井部分の温度が上がり誤作動を起こしたようだった。
その当時の私は実家に住んでいなかったので、新しく導入したALSOKの止め方を知らなかった。
(誤作動で鳴った場合は、すぐ液晶パネルのボタンを押し解除したのち、ALSOKに電話をすれば済むだけだったらしい。)
そんな事知らないもんだから、そのやり方を母から聞いているうちにALSOKは駆けつけてくれてしまった。
消防車を引き連れて。。。
母の帰宅直後に聞いた話だが、火災報知器で火事が検知されると自動的に消防へ通報が行くシステムだったようだ。
(うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい)
すぐ近所まで帰ってきていた母は、家の近くに待機していた消防車の回転する赤いランプが目に入った瞬間、「ヤバい、うちのだ!!」と自宅へ猛ダッシュしたらしい。
そして何事も無かった事を、消防車に伝えに向かったALSOKさんの1人を追いかけて行き、物凄い勢いで消防士さん達に謝罪をしたらしい。
実際、私は消防車に気付いていない。
やらかした事の大きさに気付いていなかった。
そして冒頭のサマンサになりたい思考に至る訳だ。
本当に申し訳ない。
誤報だったし、消し方を知らなかったとはいえ、無駄足を運ばせた。
しかも消防車まで出動させている。
ALSOKと一緒に消防車が来るなんて聞いてないよ。。。(泣)
だけど、その時本当に必要な人が、もし私の無知のせいで出動した消防車を待っていたとしたら?そのせいで消火が遅れ人命にさえ影響してたら?と思うと恥ずかしくて顔が梅干しのようにギュッとなった。
なんとも無くてよかったけども。。。
という訳で【ピーマン炒め】は私にとって感動と恥と苦い経験を与えてくれた思い出深い一品となった。
ピーマンの復讐にあった私が伝えたいことがある。
まずは、子供たちへ。
周りが嫌いと言っていても合わせることはない。
君は君。みんな違ってみんないい。
なにより、このおばちゃんは、あの時ピーマンを裏切った代償が、何十年か越しに消防車という形で返ってきたの。
そういうの【因果応報】って言うんだ。
ほら、1つ賢くなったね!
ちっちゃな嘘で立派なおばちゃんが、やらかす事になるんだから間違いない。
それに、ピーマンは栄養抜群だし、なにより美味しい。
気を付けないと、
私の様に「今か今か。。」と復讐の時を探っていたピーマンに何十年後か復讐されることになるぞ!!!
きっと突然嫌われたピーマンだって悲しかったのだからさ。。。
そして台所に立つ大人たちへ。
夏場、ピーマン炒める時は気を付けてね。
台所が暑くなりやすいお家は特に。
私の二の舞を演じないでほしい。
私のやらかしの屍を越えてゆけ。
そして、ALSOKさん、消防士さん、その節は、お世話になりました。
アナタ方の迅速な行動のおかげで、私の両親は、日々安心して生活していることでしょう。
引き続き、実家を宜しくお願いいたします。
まるでピーマンとALSOKと消防士さんの回し者みたいな記事になってしまったが、私はピーマン好きのALSOKと消防士さんへの信頼が厚い、ただのアホな女です。
ちなみにその時の【ピーマン炒め】も美味しかった。
ピーマン万歳!
そして最後に、
さぁ〜て、ここで問題です!
(サザエさん風⇧)
今回の記事の中で、私は【ピーマン】と何回言ったでしょうかッ??笑
正解したアナタには、鼻をピクピクさせながらサマンサの魔法で拍手を送ります。
そして、数えるために読み返してくれたアナタへ。
ありがとうございます笑
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おわり