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「届かなくてもあなたを呼ぶよ」――noteで聴いた1曲に心を動かされて、私もSunoで歌を作ってみた

    コバンのしらべノート

    普段、私はAIを使って、

    「これは本当に便利なのか」
    「実際に使ったらどうなるのか」

    そんなことを試す記事を書くことが多いです。

    でも今回は、少し違います。
    きっかけは、noteで見つけたひとつの記事でした。

    こたろーさんの記事に載っていた楽曲を聴いたとき、

    「え、こんなものまで作れるの?」

    と、素直に驚きました。

    AIで音楽を作れること自体は知っていました。
    Sunoの存在も知っていました。

    それでも、誰かが実際に作った曲を聴いて、

    「自分も作ってみたい」

    と思ったのは、そのときが初めてでした。

    今回は、AIが便利かどうかを確かめるためではありません。

    自分の中にある景色や感情を、AIを使って本当に一曲の歌にできるのか。

    それを試してみました。

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    きっかけになった、こたろーさんの記事

    今回、Sunoで曲を作ってみようと思ったきっかけはこちらの記事です。

    楽曲を聴いたとき、かなり衝撃を受けました。

    単に、「AIが歌っている」、「AIが曲を作っている」という面白さではありませんでした。

    ちゃんと一曲の音楽として、聴いたあとに気持ちが残った。

    そこが一番印象的でした。

    そして思いました。

    私が頭の中に持っているイメージでも、こんなふうに曲にできるんだろうか。

    普段なら、ここで機能を調べたり、比較条件を考えたりするところです。

    でも今回は、まず作ってみることにしました。

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    作りたかったのは、「届かない想い」の歌

    最初に決めたのは、機能ではなく感情でした。

    作りたかったのは、

    会えない人を、それでも想い続ける歌。

    届かないかもしれない。
    もう会えないかもしれない。

    それでも、名前を呼んでしまう。
    悲しいだけではなく、最後には少しだけ強くなる。

    そんな主人公の気持ちを一曲にしたいと思いました。

    タイトルは、「届かなくてもあなたを呼ぶよ」 です。

    歌詞を書き、Sunoには、

    • 切ない女性ボーカル

    • 静かな始まり

    • 少しずつ感情が膨らんでいく

    • 最後のサビで一番大きくなる

    そんな方向で曲を作ってもらいました。

    そして出来上がった曲がこちらです。

    ▼ Sunoで聴く

    よければ、ここから曲を流しながら読んでみてください。

    この先は歌詞の流れに合わせて、あかりの景色と一緒に辿っていきます。


    「風だけが 名前を知っている」

    最初の景色は、夕暮れでした。誰もいない道を、一人で歩く。

    昨日まで隣にあったものが、もうそこにはない。
    でも、まだどこかに残っている気がする。

    そんなところから歌は始まります。

    風だけが 名前を知っている

    遠い空の向こう
    あなたは今 何を見ているの

    夕暮れに染まる道を
    ひとりで歩いていた

    昨日まで隣にあった
    小さなぬくもりを
    まだ探してる

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    ここでは、まだ感情を大きく爆発させたくありませんでした。
    「寂しい」と叫ぶのではなく、

    いなくなったことを、まだ受け入れきれていない時間。

    そんな空気から始めたかったんです。

    言えないまま残った「会いたい」

    次に出てくるのは、言葉にできなかった気持ちです。

    言葉にすれば
    壊れてしまいそうで

    「会いたい」の四文字さえ
    胸の奥に
    隠したまま

    「好き」でも「愛してる」でもなく、最初に出したかったのは、
    「会いたい」でした。

    たった四文字なのに、言えないときは言えない。
    曲の主人公は、その言葉をまだ胸の奥に残しています。

    届かなくても、呼ぶ

    そして最初のサビです。

    もしもこの風が
    あなたの街まで行くなら

    何も言わなくていい
    ただ ここにいると伝えて

    届かなくても あなたを呼ぶよ
    この声が夜に
    消えてしまっても

    離れていても 忘れられない
    何度季節が
    私を追い越しても

    あなたを想うことだけは
    誰にも奪えないから

    この心が終わるまで
    私はここで
    あなたを愛してる

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    この曲の中心は、ここです。

    「届くまで呼ぶ」ではなく、「届かなくても呼ぶ」。

    そこには少し違いがあります。

    相手が振り向いてくれるから愛するのではない。
    自分の中に残っている気持ちは、誰かに決めてもらうものではない。

    そんな少し強い感情を入れました。

    思い出は、前ではなく後ろからついてくる

    2番では、時間を少し進めました。

    朝焼けに滲む雲は
    昨日より少し遠くて

    歩き出すたび
    思い出だけが
    後ろからついてくる

    あの日あなたが
    笑ってくれたこと

    そんな小さな記憶だけで
    今日まで私は
    歩いてきた

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    この中でも、

    「歩き出すたび、思い出だけが後ろからついてくる」

    という部分は、自分でもかなり気に入っています。

    前へ進もうとしている。

    でも、進んだからといって思い出が消えるわけではない。
    むしろ歩き始めるほど、後ろからついてくる。

    そんな感覚です。

    それでも主人公は、少しずつ進み始めます。

    「もしも運命が分けたとしても」

    ここから、少しずつ感情を強くしていきました。

    もしも運命が
    私たちを分けたとしても

    心まで離れるなんて
    誰にも
    決められないでしょう

    会えなくても あなたを呼ぶよ
    この涙がいつか
    乾いてしまっても

    迷いながらも 歩いていくよ
    あなたがくれた
    あの日の光を抱いて

    届かない手を伸ばすことを
    もう怖がりたくないから

    たとえ世界の果てでも
    私はきっと
    あなたを探すよ

    実際に二人に何があったのかは、あえて決めていません。

    遠距離なのかもしれない。別れたのかもしれない。
    もう会えない相手なのかもしれない。

    そこを決めてしまわなかったのは、聴いた人それぞれが持っている

    「会いたい人」

    を重ねられる余白を残したかったからです。

    そして、最後のサビへ

    最後に向かう直前、主人公は一つだけ願います。

    ねえ

    もしもいつか
    同じ空を見上げる日が来たら

    そのときだけは
    何も言わずに
    私の名前を 呼んでほしい

    たったそれだけで
    きっと私は

    この長い夜を
    生きてきた意味を
    見つけられるから

    そして、最後のサビです。

    届かなくても あなたを呼ぶよ
    この声が世界の果てに
    消えてしまっても

    愛していると
    何度でも言うよ

    運命さえも
    追いつけないくらい強く

    離れた時間も
    流した涙も抱いて

    私はずっと
    あなたを愛してる

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    最初の主人公は、「会いたい」 という言葉すら言えませんでした。

    でも最後には、「愛している」 と自分から言えるようになります。

    状況が変わったわけではありません。
    相手と会えたわけでもありません。

    変わったのは、主人公自身です。

    そして曲は、静かに終わります。

    風が止んでも
    夜が明けても

    あなたの名前だけは
    胸の奥で

    まだ響いている

    完全に忘れて前へ進むのではなく、
    大切なものを残したまま、それでも夜は明けていく。

    そんな終わり方にしました。


    AIで作ったのに、不思議と「自分の曲」だった

    完成した曲を初めて通して聴いたとき、少し不思議な感覚がありました。

    歌っているのは私ではありません。演奏しているのも私ではありません。
    曲を形にしたのはAIです。

    それでも、

    何を歌いたいのか考えて、
    歌詞を書いて、
    どんな景色にしたいのか決めて、
    どこで気持ちを抑えて、
    どこで感情を大きくするのか考える。

    そして出来上がった曲を聴くと、

    思っていた以上に「自分の曲」という感じがありました。

    これは実際にやってみるまで分かりませんでした。

    AIは「代わりに作ってくれる」だけじゃなかった

    今回やってみて面白かったのは、AIが全部を考えてくれたわけではないことです。

    何を歌いたいのか。
    どんな景色なのか。
    どこで感情を強くするのか。
    最後に主人公はどう変わるのか。

    そこを決めるのは、結局こちらでした。


    AIがやってくれたのは、

    頭の中にしかなかったものを、実際に聴ける形へ持っていくこと。

    そんな感覚に近かったです。


    普段はAIを「便利な道具」として試すことが多いのですが、今回は少し違いました。

    作りたいものを形にするための相棒。

    そんな使い方もあるんだと感じました。

    Nフェス2026にも参加してみます

    今回作った「届かなくてもあなたを呼ぶよ」は、noteで開催されている

    「Nフェス2026」

    にも参加してみることにしました。

    AIで初めて作った一曲を、こうして誰かに聴いてもらえる場所へ出してみる。

    少し緊張もありますが、音楽や創作をみんなで楽しむフェスということで、今回の曲も一緒に並べてみたいと思います。

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    最後に

    今回のきっかけは、こたろーさんの記事で聴いた一曲でした。

    誰かが作ったものに心を動かされて、

    「自分もやってみたい」

    と思う。

    そして実際にやってみたら、今まで自分には作れないと思っていたものが、ひとつ形になりました。

    noteを始めてから、AIイラストでも似た経験がありました。
    そして今回は音楽。

    知らなかったものを知って、面白そうだから試してみる。
    その繰り返しで、少しずつ自分が作れるものが増えていく。

    それ自体が、今はかなり楽しいです。
    曲を最後まで聴いてくれた方がいたら、ありがとうございます。

    「届かなくてもあなたを呼ぶよ」

    私にとっては、初めて「一曲を作った」と実感できた作品になりました。

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    参考・出典

    • Suno公式:自分の歌詞を使う方法
      SunoではCustom Modeから自分で書いた歌詞を入力して楽曲を生成できます。また、入力したオリジナル歌詞の権利はユーザー側に残ると説明されています。

    • Suno公式:楽曲の共有方法
      生成した楽曲はLink Onlyのままでも、直接リンクを使って共有できます。今回の記事で掲載しているSunoリンクもこの方法です。

    • Suno公式:無料プランで作った曲の利用範囲
      無料プランで生成した楽曲は非商用利用が前提で、Sunoのリンクを使った共有が可能とされています。

     
     
     
    ChatGPTやGeminiなどのAIを実際に使って「本当にそう?」を検証。便利も失敗も実体験のまま記録。AI・IT・画像生成・創作を発信|note収益化0→1達成|企業案件実績あり|BREAKOUT GRAND PRIX ken賞受賞🏆

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