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七夕に思うこと。

    子どもの頃の七夕は、
    「叶えたいこと」を書く日でした。

    大きな夢。

    憧れの未来。

    まだ見ぬ自分。

    短冊には、
    未来への期待があふれていました。


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    大人になってからは、
    願い事を書くことが少なくなりました。

    忙しさを理由にした年もあります。

    「どうせ叶わない」と、
    心のどこかで決めつけていた年もありました。


    50代になって思います。

    願いは、
    空から降ってくるものではなく、

    毎日の小さな行動の中で、
    少しずつ育っていくものなのだと。

    一冊の本を開くこと。

    10分だけ勉強すること。

    昨日より少し早く眠ること。

    「今日はここまででいい」と、
    自分を責めずに終えること。

    そんな小さな積み重ねが、
    気づけば、未来を書き換えていました。


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    夜空を見上げても、
    星が見えない日があります。

    雲に隠れているだけ。

    見えないからといって、
    星が消えたわけではありません。

    希望も、
    きっと同じなのでしょう。

    うまくいかない日。

    立ち止まる日。

    何も変わっていないように思える日。

    そんな日にも、
    心のどこかで、
    静かに光り続けているものがあります。


    今年の七夕に願うことは、
    昔とは少し違います。

    「人生を変えたい。」

    そんな大きな願いではなく、

    明日もまた、
    一歩だけ進めますように。

    その一歩を、
    ちゃんと自分で喜べますように。


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    来年の七夕。

    今日の自分を振り返ったとき、

    「あの日から少し変われたね。」

    そう静かに笑えたら、
    それが私にとって、一番の願いが叶った日なのだと思います。



    最後までお読みくださりありがとうございます。
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    50代。 人生を再設計している途中で見つけた、小さな気づきを言葉にしています。 季節、夫婦、記憶、静かな日常。 本編→「しお/折り返し日和(旧:50代からの再設計ログ」) https://note.com/noted_shio3585

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