忙しくない都会。不思議なバンガロール
インドのバンガロールは、「IT!ロボット!都会!」みたいな、シリコンバレー的なイメージを持って行った。
いつだって、事前に調べる情報は少なめ。めんどうだから。
いざ降り立ったバンガロール。

バス停には天井から紙の案内がぶら下がっていて、バスが何時に来るのかもよく分からない。
あれ、違う。
勝手に想像していたバンガロールと、実際のバンガロールはだいぶ違っていた。
とはいえ、バスの支払いはほとんどQR決済。お店でもQRコードを使っている人が多くて、そのあたりはかなり進んでいる。みんなスマホをかざして支払うなか、ひとり現金をあたふた探す自分。

海外のコインって、毎回どれがいくらなのか分からなくなる。数字を確認しながら出すから、どうしても時間がかかってしまう。
でも、たった3週間のためにQR決済アプリを入れるのも、それはそれで面倒だった。

別の日には、宿の近くを散策した。自分の中にある「都会」のイメージは、スーツを着た人たちがスタスタ歩いているような場所。ビルの間を、カツカツ歩いていく感じ。
でも、バンガロールは違った。
楽しそうにチャイを飲みながらおしゃべりしているおじさんたち。道端でビリヤニを食べるスーツ姿の女性。トゥクトゥクを探しながら歩く大学生。

あれ、なんかゆっくりだ。
思っていたよりも、街の時間の流れがゆるやかだった。自分の中の「都会」のイメージって、たぶん東京が原点なんだと思う。
そこにヨーロッパやジャカルタの印象が上書きされて、今の感覚になっている。電車やバスで移動して、みんな足早に歩いている感じ。そういうものを、「都会」だと思っていた。
でも、都会にもちゃんと国柄や個性があるのかもしれない。
朝からゆっくりチャイとビスケットで始まる都会。
それはそれで、結構好きだった。
いいなと思ったら応援しよう!
どこかの国で屋台のおやつを食べます