
「パンの香り」では足りない/嗅覚の解像度を上げる技術
最近みたYouTubeで興味深いものがあった
「Blind Wine Tasting」
日本を代表する猛者達が世界中のワインを
外観、香 り、味わいで判断し正解まで導く
ブラインドテイスティングの動画だ
言葉の解像度を上げる
泡のワインのテイスティングでよく
出てくるワード。
「パンの耳のかおり」「イースト香」___
瓶内二次発酵の過程で酵母が分解され、
ワインに溶け込むことで生まれる香りだ。
泡の液体をブラインドで読み解くテイスター達の
言葉の表現の多さには驚かされる。
どうすれば豊かに表現できるのか?
パンの香り、ただそれだけではなく
ひとつのものを多層に捉えているのではないか…
多層にとらえるとは?
分解するプロセス
パンを分解してみると?
①パンの耳の部分
②パンの中身の部分しろいところ
に分けられます
パンの耳のような香ばしいにおい
パンの白い部分のかおり
というように、分解させることで
表現が広がる
つぎは、レモンをCutして調理してみます
①レモンの皮のような苦味
②しぼりたてのジューシでフレッシュな香り
③熟したような、ジャムのような甘い濃密な香り
このように、レモンひとつでも3つの香りに分解できます

パンもレモンも、「パンの香り」「レモンの香り」と一言で済ませると
表面的な言葉で終わってしまう
でも、細かく切り分けることで、脳は新しい刺激として捉え直し、新鮮な言葉を探し始める。
嗅覚の解像度を上げるとは、切り口を変えることだと思っています。
明日の朝食のパン、まずは耳と中身で、嗅ぎ分けてみませんか?
わたしはこの方法を「Cut&Slice(カット&スライス)」と
呼んでいます
