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溺れる人魚

    修羅

    遠ざかる寝息

    溺れる人魚

    海の色を忘れる

    せめて名前を呼べたら

    ほのめかされた絶命

    僕の声を聞いたことがあるか

    水面に広がる

    花束を撒く

    錆びたノスタルジア

    凪は止まない

    誰も居ない陸地

    魚の瞼

    憐れみでも良かった

    潮騒のオフィーリア


    眠る刃物の使い方

    痛いのは脚よりも

    もう歌うことも出来ないのなら

    貴方の居ない世界を
    泳ぐなんて


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    修羅

     
     
    散文。 この13年程書き溜めていたものをサルベージして。 またすり抜けていってしまう瞬間をなんとか繋ぎ止めるために。

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