ルーブルの隣に巨大観音!? カオスすぎる三重県 ~第1弾~
三重県の観光地といえば、誰もが答える「伊勢神宮」。
絶叫マシンで有名な「ナガシマスパーランド」。
国内最大級のイルミネーションで知られる「なばなの里」。
そんな有名どころを挙げる人が多いだろう。
だがしかし!! しかし!!
三重には、ここだけは忘れちゃいかん場所がある。
今回は、その第1弾。
なんと、フランス・パリのルーブル美術館が唯一認めた姉妹館、三重県津市にある「ルーブル彫刻美術館」。
そして、それだけじゃない。
そのすぐ隣には、黄金に輝く巨大観音をはじめ、なんとも説明しがたい世界が広がる「大観音寺」があるのだ。
もうこの時点で、ルーブルの隣に観音様?? いったい何がなんだか(笑)
いろいろ一気に出すとごちゃごちゃになるので、まずはルーブルから攻めよう。
まずはミロのヴィーナスとサモトラケのニケがお出迎え。ルーブルの超有名どころが屋外にドーンと並んでいる。
なんて豪快なお出迎えなのだろう。

中に入ると、これまたすごい。
ナポレオン1世のマスクがあり、モーゼ像があり、仏像やら千手観音像までいる。

私、こういうところに来るといつも思うんだよね。。。
本物そっくりの複製って、最高じゃない?
もちろん本物には、本物にしかない価値がある。
けど有名な美術品って、遠くから眺めるだけだったり、写真が撮れなかったりすることも多い。
その点、こういう美術館では細かいところまでじっくり見られる。写真だって撮れる。
おさわりもOKなのだ。私にとっては、これがめちゃくちゃ楽しい。
いた!素敵な千手観音様。
凛としていて、とっても良いお顔……なのだが。

私が見てほしいのは前だけじゃない。
そう、後ろ!!
そこ! 後ろにいるのが、
「暴悪大笑面」
である。
仏像の後ろ姿なんて、あんまり見られない。
大体壁に沿って立っているし、後ろに回れないしね。
ところが十一面観音には、後ろにものすごい顔がいるのよ。
前から見ると、穏やかで静かで、見ているこちらの心まで落ち着いてくるようなお姿。
ところが後ろに回ると、
笑ってる。
しかも、かなり笑ってる。爆笑しているの(笑)

「もう人間ってしょうがないなぁ!」
怒るのを通り越して、「もう笑うしかない!」とでも言わんばかりのこのお顔。
私はこの表情が大好き。
仏様だって、穏やかな顔だけじゃない。
怒ったり、呆れたり、最後には笑い飛ばしたり。
なんだかそこに、人間らしさまで感じてしまう。
さて。さて。さて。
ルーブルだけでも十分お腹いっぱいなのだが、
ここからが本番である。
隣へ行こう。
「大観音寺」である。
まず目に飛び込んでくるのは、
黄金の巨大観音様。
キラッキラである。

そして歩いていくと、がん封じの神獣「白澤」。
へえ~~、がん封じ。ありがたや~~。

さらに進む。
……ん?
カラオケ観音。
マイク持ってるし。歌詞カードらしき巻物も持ってるし。。。…………。
なんで??

そして、やるき達磨。
萬倍釜。
百観音霊場。(遠方で八十八か所いけない人のための簡易お遍路巡礼場所)
かえるのオーケストラ。
次から次へと現れる。

もう何から突っ込んでいいのかわからない(笑)
仏像を見に来たはずなのに、気づけばこちらが試されている。
「さあ、次は何が出てくると思う?」
そんなテーマパークに迷い込んだ気分なのだ。
伊勢神宮もいい。
なばなの里もいい。
ナガシマスパーランドもいい。
でも三重県には、
ルーブルの隣に巨大観音がいる。
ミロのヴィーナスを見たあとに、黄金の観音様を拝める。
モーゼを見たあとに、カラオケ観音に会える。
西洋美術と仏教と祈願と、なんだかよくわからないものまで全部まとめて押し寄せてくる。
なんなんだ、この世界(笑)
でも、旅ってこういう場所が一番記憶に残ったりする。
有名どころの三重県ももちろんいい。
だけど私は、こんなカオスな世界にこそ、みんなに触れてほしい。
そして、この旅。
まだ終わらない。
というより、8年前の写真を掘り返してみたら、
この旅、最初から最後までどうかしていた(笑)
ルーブルから巨大観音だけじゃなかった。
まだまだ出てくる。
三重県……どうなってんの(笑)
第2弾へ続く。
