見出し画像

メルボルンの好きなとこ|個人の感想です|40代留学

前回、私がメルボルンで出会った外国人から見た日本について投稿しましたが、当然私という一人の日本人から見たオーストラリアの印象だってあるわけです。
とりわけ私がいいなと思ったこと、いろいろ思い出しました。


空、青い

オーストラリアは日本と違って湿気がないため、晴れた日の空は抜けるような真っ青な空が見れる。
外に出た瞬間、天気と空気感がいいだけで、私はあっさりご機嫌になる。
ちょろい。

そしてこの空気は、クセ毛族にも優しい。
日本にいれば、縮毛矯正かけたり、アイロンしたり。
私の髪は、世話の焼けるヤツだったのだが、メルボルンにいた1年8ヶ月、これと言って髪に悩まされた記憶がない。

人、おおらか

私はメルボルンで、飲食店と花屋で働いていたのだが、おおらかなお客さんたちに何度も救われた。

聞き取れない
何度も聞き返す
私の英語が伝わらない
注文を間違う

こんな時でも、ほとんどの人は怒ることもなく許してくれる。
移民慣れしているのか、完璧を求めず、せかせか急いでもいない。
日本のホスピタリティは素晴らしい反面、提供する側は完璧を求められる。
日本人の私の感覚からすると、もし私がこの花屋の店長だったら、こんな未熟英語話者を絶対に一人で店番させたくない。

でも、店長はこんな私でも
「一人で大丈夫でしょ」
「何かあったら電話して」
と、託してくれた。

店長のおおらかさのおかげで、私はまたひとつ経験を積むことが出来た。

皆、休む

日本の長い休日と言えば、正月休みやゴールデンウィークに自分の有休をちょい足しして、1週間から10日と言ったところだと思う。

メルボルンで私が出会った人たちは、年に1~2回しっかりと長めのホリデーを取っていた。
短くて2週間、長ければ1ヶ月間。
母国に帰省したり、海外に旅行したり。
それは、働き方が個人事業主でも、アルバイトであっても、ごく普通のことのようだった。

花屋の店長は、1月の閑散期に1ヶ月まるっと店をお休みにしてしまう。
休み明けの観葉植物たちはどうなっているのか、は一旦置いといて。
日本では考えられない潔さに、初めは驚いたのだが、街ではクリスマスホリデーあたりから1ヶ月程クローズしているレストランを見かけたりして、これはメルボルンでは特別な事ではないと知った。

私が勤めていた飲食店でも皆、順番に年に1ヶ月程度休むのがお決まりだった。
シフト制なので、誰かがホリデーでいない時、他の人たちが若干多めに働く感じはあったが、それも順番なので不公平さは全く感じない。

みんなが同じボリュームで休めば、日本特有の
有休が取りにくい空気、や
「お休み、ありがとうございました」
の文化も必要ない。

電車、気まぐれ

私は、土曜日だけもうひとつ別のバイトをしていた。
家から職場までは、乗り換え1回の電車と徒歩で、トータル1時間ほどの距離。
許容範囲だな、と思って始めたバイトだった。

でも実際は、違った。
メルボルンの電車は、土日に定期メンテナンスを行いがちで、代行バスになることがよくあった。
私はこの職場まで2路線の電車を使っていたため、2週間おきにどちらかの電車がメンテナンスを行っていた感覚で、2回に1回はまともに通勤できなかったのだ。

しかも出勤は朝6時。
早すぎて代行バスがない路線は、トラムを探したり、途中まで歩いたり。
代行バスがある路線は、バスが来ても混雑ですぐに乗れなかったり、次のバスがなかなか来なかったりと、まぁとにかく思い通りに行かず、毎回遅刻しそうで焦る。

時間を多めに取るため、無駄に早起きもしなければならず、この通勤は想像以上にストレスだった。
そこで、気付く。
日本ではこんな思いをしたことがない。
つまり、ダイヤに支障がないよう、終電から始発までの間に全ての点検を行っているのだろうなと。

便利で快適な日本は、誰かのおかげで成り立っていて、でももしかしたら誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない。

日本とオーストラリア、一長一短。

いいなと思ったら応援しよう!