股関節の基礎「関節の可動域」
こんにちは!
しんごです!
「股関節が詰まるんです」
「前ももばかり張ってしまって……」
「お尻に効かせたいのに、脚に効いちゃいます」

ピラティスの現場で、一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか。
こう言われると、「どのエクササイズにしようかな」と頭の中で候補を探したくなりますよね。新しく学んだ方法があれば、なおさら試したくなりますw
でも、その前に一つ確認したいことがあります。
そもそも股関節は、
どの方向に、
どれくらい動く関節なのか。
屈曲・伸展・外転・内転・外旋・内旋。それぞれの参考可動域まで、パッと思い浮かぶでしょうか?
いきなり聞かれると「数字まではちょっと……」となるかもしれません。解剖学の勉強では覚えたはずなのに、いざ目の前の動きと結びつけようとすると、意外と難しいんですよね。
例えば、脚を後ろに引けていても、股関節が伸展しているのか、腰を反って補っているのか。

この違いで、見るポイントも、選ぶエクササイズも変わります。
股関節の詰まり、下半身の張り、ヒップアップ。悩みは違っても、まず押さえたいのは「その人の股関節が、実際にどう動いているか」です。
参考可動域は、全員を同じ角度に当てはめるための数字ではありません。目の前の動きを理解し、次に何を確認するかを考えるための目安です。今回は、股関節の自由度と各運動方向の参考可動域を、ピラティスの現場とつなげながら整理していきます。
いつものエクササイズで股関節を見る目が変わるように、一緒に基礎を確認していきましょう!
股関節の可動域と制動
股関節は荷重関節として、体重という大きなストレスに耐える支持性を有しています。また、屈伸、内外転、内外旋の自由度3の自由度が高い関節になっています。

股関節の可動域を制動するためには、動きの主となる「主働筋」と反対の作用を持つ「拮抗筋」があるとともに、靱帯や骨による受動的な制動があります。

これらの制動は隣接する膝関節や体幹、肢位の影響を大きく受けています。
例えば、股関節の屈曲可動域は、膝関節屈曲位ではハムストリングスが弛緩するため120度程度の大きな可動域を有しますが、膝関節伸展位ではハムストリングスの緊張により90度程度まで減少します。
股関節の伸展においても、膝関節屈曲位では大腿直筋の緊張により可動域が減少します。
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PADDLE theory
『ただなんとなく知るだけではなく、現場で自信を持って腑に落とせる学びを提供します。』身体や動作に興味のあるすべての方へ、解剖学や神経学の理…
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