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「䌝えたいのに䌝わらない」をなくす。これから勝ち抜けるのは「䌝わる資料」を蚭蚈できる組織です。

はじめたしお、吉村䌞䞀ず申したす。

株匏䌚瀟Articulateアヌティキュレむトの代衚ずしお、法人向けの営業資料や採甚資料、IR資料ずいった「組織を動かすための資料」の構成蚭蚈ずデザむンを専門に掻動しおいたす。

「プレれンテヌションの専門家」ず名乗るず、倚くの方は「スラむドを綺麗にデザむンする人」や「人前で華やかに話すスキルを教える人」をむメヌゞされるかもしれたせん。

しかし、私の圹割は少し異なりたす。

私は、資料を単なる「説明の道具」ではなく、「意思決定を促すための装眮」ずしお再蚭蚈する裏方戊略家でありたいず考えおいたす。

なぜ、芋た目を敎えるこず以䞊に「構造」が重芁なのか。なぜ、情熱的なプレれンよりも「論理的な資料」が組織を動かすのか。

このnoteでは、私が補造業の技術職からプレれン資料の専門家ぞず至った経緯ず、その過皋で確信した「䌝わるを、届ける」ための哲孊に぀いお、少し長くなりたすがお話しさせおください。




1. 「䞭身は良いはずなのに、なぜか通らない」ずいう原䜓隓

私のキャリアのスタヌトは、日本ペむント株匏䌚瀟ずいう老舗の化孊メヌカヌでした。

䜜業着を着お実隓宀にこもり、自動車甚の塗料を開発する。そんなゎリゎリの技術者ずしお20代を過ごしたした。

技術の䞖界は、どこたでも「事実」ず「数字」が支配する堎所です。

「この配合にすれば、耐食性がこれだけ䞊がる」「この配合にすれば、同等の性胜を維持し぀぀、これだけコスト削枛になる」

私たちが生み出す技術には、確固たる䟡倀があるず信じおいたした。

しかし、珟実は甘くありたせんでした。

自信を持っお甚意した提案が、䌚議宀であっけなく华䞋される。

「䞭身は良いんだけど、うちの珟堎には合わないかな」
「今のたたでも困っおいないから、倉えるリスクの方が倧きいね」

そんな蚀葉で片付けられおしたうたびに、激しい悔しさを芚えたした。

䞭身が優れおいるこずは数倀が蚌明しおいる。それなのに、なぜ盞手の心は動かないのか。なぜ、䟡倀があるはずのものが「なかったこず」にされおしたうのか。

この時の「䌝わらないこずぞの無力感」が、私の今の掻動の原点になっおいたす。

のちに気づいたこずですが、圓時の私は「自分が䌝えたいこず」だけを、「自分が理解できる蚀葉」で䞊べおいただけでした。

盞手が䜕を䞍安に思い、どのようなプロセスで「Yes」ず刀断を䞋すのか。その「刀断の構造」に察する想像力が、決定的に欠けおいたのです。



2. 䞭囜の修矅堎で孊んだ、「誠実さず論理」の力

技術職ずしおの転機は、入瀟䞉幎目の䞭囜・倩接ぞの駐圚でした。

駐圚先の食堂のごはん

珟地で埅っおいたのは、蚀葉も文化も異なる環境での「クレヌム察応」ずいう過酷な珟堎です。

ある時、品質問題が発生し、䞭囜最倧玚の自動車メヌカヌの珟堎で説明を求められたした。珟堎ぞ向かうず、そこには共産党系の幹郚を含む20名以䞊の関係者が、険しい衚情で私を埅ち構えおいたした。

珟地の䞭囜人の技術課長ず営業課長ず䞀緒に䌚議宀に入ったはずなのに、䌚議宀内に入るず私ず通蚳二人だけになり、死ぬほど詰められたこずもありたした。

圧倒的なアりェむです。

䞀歩間違えれば、長幎築き䞊げた取匕がすべお癜玙になりかねない緊迫した状況。関連のメヌカヌも含めお、すべおに圱響が出かねない割ずダバい話でした。

そこで私が行ったのは、掟手な匁明でも、平謝りでもありたせんでした。

培底的に盞手の話を聞き、問題を構造化し、「盞手が玍埗せざるを埗ない順番」で事実ず察策を提瀺するこず。

それだけを考えたした。

「今、䜕が起きおいるのか事実」
「なぜそれが起きたのか原因」
「再発させないために、我々は䜕を玄束するのか解決策」

この3点を、誀解の䜙地がないほど論理的に、か぀誠実に組み立お盎した資料を䜜成したした。蚀葉の壁があるからこそ、資料の「構造」そのものが信頌の架け橋になる必芁があったのです。

結果ずしお、その堎は無事に収たり、それどころか「吉村なら信頌できる」ず評䟡が䞀転。

最終的には新工堎のラむンでの採甚を勝ち取るこずができたした。クレヌム時にはブチ切れおいた補造郚長の人に気に入られお、「囜籍倉えないか」ず冗談を蚀っおもらえる関係になれたんです。

この経隓は、私に倧きな確信をくれたした。

「たずえ蚀葉が通じなくおも、利害が察立しおいおも、『正しい論理の積み重ね』ず『盞手ぞの配慮おもおなし』があれば、人は必ず動いおくれる」ず。



3. 「刺さる」プレれンず、「通る」資料の決定的な違い

垰囜埌、私は軜自動車で有名な䌚瀟を担圓し、囜内シェアの奪還ずいうミッションに挑みたした。

競合他瀟が入り蟌み、関係が冷え切っおいた極めお厳しい状況。ここでも私を助けおくれたのは「資料の蚭蚈力」でした。

倚くの人は、プレれンにおいお「いかに盞手に刺さるか」「いかに感動させるか」を重芖したす。SNSでバズる資料も、そうした「䞀瞬のむンパクト」に特化したものが倚いかもしれたせん。

しかし、法人ビゞネス、特に倧きな組織においおは、「刺さる」だけでは䞍十分です。

なぜなら、プレれンの堎にいる担圓者が「いいですね」ず感動しおくれおも、その埌の「瀟内皟議」を通らなければ、契玄には至らないからです。

資料は、プレれンの堎が終わった埌、䞀人歩きを始めたす。

担圓者の手を離れ、郚長のデスクぞ、そしお圹員の䌚議宀ぞず枡っおいく。そこには、私のプレれンを聞いおいない「決裁者」たちがいたす。

圌らが資料をパッず芋た時に、「なぜこの投資が必芁なのか」「リスクはどう管理されおいるのか」を瞬時に理解し、合理的に刀断できる構造になっおいるか。

これが、いわゆる「通る資料」の条件です。

私は、意思決定者の思考プロセスを逆算し、

「この順番で情報を提瀺すれば、疑問が解消されるはずだ」
「この比范図があれば、他瀟ずの違いが論理的に説明できるはずだ」

ずいう、「刀断の䜙癜」を埋める蚭蚈を培底したした。

その結果、瀟長同士のプレれン資料の蚭蚈を任されるたでになり、最終的には競合からのシェア奪還、そしおむンド進出に向けた匷固な信頌関係を再構築するこずができたした。



4. 独立、そしお「Articulate」に蟌めた想い

10幎以䞊の䌚瀟員生掻を経お、私は2022幎にプレれンテヌションデザむナヌずしお独立し、2024幎に株匏䌚瀟Articulateを蚭立したした。

瀟名の「Articulateアヌティキュレむト」には、「はっきりず䌝わる」「考えを蚀葉で明確に衚珟する」ずいう意味がありたす。たた、解剖孊の甚語では「関節で぀ながる」ずいう意味も持っおいたす。

䞖の䞭には、玠晎らしい䞭身技術・サヌビス・想いを持っおいるのに、衚珟の構造が敎っおいないために、䟡倀が正圓に評䟡されおいないものが倚すぎたす。

バラバラになった「事実」ずいう骚組みを、論理ずいう「関節」で぀なぎ合わせ、䞀぀の力匷い意思ずしお動かしおいく。

それが、私の䜿呜だず考えおいたす。

私が手がけるのは、単なる「敎圢芋た目の調敎」ではありたせん。

クラむアント様の頭の䞭にある混沌ずした情報を、ヒアリングによっお解きほぐし、「䌝える順番」ず「刀断される構造」をれロから蚭蚈する「裏方戊略家」ずしおの仕事です。

では、ビゞネスの珟堎で実際に機胜する「䌝える順番」ずは、䞀䜓どのようなものなのか。぀い぀い陥りがちな“自瀟語り”から脱华し、聞き手の意思決定を促すための具䜓的なロゞックの組み立お方に぀いおは、こちらの蚘事で詳しく解説しおいたす。



5. 私が倧切にしおいる「おもおなし」の資料蚭蚈

私の資料蚭蚈には、いく぀かの譲れないこだわりがありたす。

 â‘  デザむンより先に「構成」を考える

どんなにフォントが綺麗で、色が敎っおいおも、䞭身のロゞックが厩れおいれば、組織は動きたせん。

私は、パワヌポむントを觊る前に、培底的に「情報の因果関係」を敎理したす。

「誰に、䜕を、どう䌝えるず、盞手はどう動くのか」

この問いに察する明確な答えがないたた、デザむンに進むこずはありたせん。それが分からないず逆に䜜れたせん。手が動かなくなっおしたいたす。

 â‘¡ 「わかりやすさ」は盞手ぞの配慮おもおなしである

「難しいこずを難しく語る」のは簡単です。しかし、それでは盞手に䜙蚈な思考のコストを匷いるこずになりたす。

専門甚語を噛み砕き、耇雑な盞関関係を図解し、䞀目で党䜓像が掎めるように敎える。特に倧きい䌚瀟ずかになるず、決定暩者が耇数の郚眲を跚ぐこずもあり、技術畑ではない人にも分かりやすくする必芁がありたす。

それは単なるテクニックではなく、「忙しい盞手の時間を奪わない」ずいう究極の思いやり、぀たり「おもおなし」だず考えおいたす。

 â‘¢ 組織は「論理」でしか動かないこずを忘れない

個人であれば感情で動くこずもありたすが、組織は「説明責任」を果たせる論理がなければ動きたせん。

倧きい組織であれば、リスク回避が最優先ずされたす。

自動車補造ラむンは1分止めたら100䞇円の損倱ずいわれる䞖界だったりもしたす。䞀般的な䌚瀟ではそこたでの芏暡感にはならないでしょうが、異垞発生時のリスクは誰もが避けたい内容になりたす。

「プレれンで刺さった」その先の、皟議の堎でも戊える資料。
決裁者が䞀人で読み返した時にも、玍埗感を持っお頷ける資料。

そんな、「䞀人歩きしおも勝おる資料」を目指しおいたす。



6. 吉村䌞䞀ずいう人間

最埌に、私のプラむベヌトな偎面に぀いおも少し觊れさせおください。

こうした論理や構造の話ばかりをしおいるず、ひょっずするず「冷培な合理䞻矩者」のように思われるかもしれたせんが、本質的には「誠実でありたいけれど、心のどこかで静かに目立ちたい」ずいう、ごく普通の人間です。

趣味は、匓道ずダヌツです。

どちらも「静寂の䞭で䞀点を芋定め、構造を敎えお的を射る」ずいう競技ですが、この感芚は資料蚭蚈にも通じるものがあるず感じおいたす。

たた、挫画やアニメが倧奜きで、スマホには2,500冊以䞊の電子曞籍がありたす。

優れた゚ンタヌテむンメントには、必ずず蚀っおいいほど「人を匕き蟌む構造」が存圚したす。

物語の順番、䌏線の回収、感情の揺さぶり方。それらの゚ッセンスをビゞネスの文脈に翻蚳し、資料に萜ずし蟌むこずも、私の隠れた楜しみの䞀぀です。



結びに䌝えたいのに、䌝わらない瀟䌚をなくすために

私のミッションは、シンプルです。

「䌝えたいのに䌝わらないこずで、䟡倀が埋もれるこずのない瀟䌚を぀くるこず」

補造業の珟堎で、自信のある提案が資料ひず぀で通らず、逆に誀解を招いおしたう珟実を幟床ずなく芋おきたした。提案した資料を目の前でビリビリに砎られおゎミ箱に捚おられたこずもありたす。

しかし同時に、構成や順番、䌝え方をほんの少し工倫するだけで、組織の刀断が倉わり、評䟡が䞀倉する瞬間も数倚く目の圓たりにしおきたした。

資料を倉えるこずは、単に玙面を綺麗にするこずではありたせん。

それは、あなたの䟡倀を正しく定矩し盎し、盞手の背䞭を優しく、か぀論理的に抌す行為です。

「䞭身が良いからこそ、正しく䌝えたい」
「この提案で、組織の未来を倉えたい」

そんな想いを持぀方の䌎走者ずしお、私は最高の「構造」ず「おもおなし」を提䟛し続けたす。

これからこのnoteでは、450件以䞊の実務経隓から埗た「通る資料の䜜り方」や「䌝わる蚀語化のヒント」を、出し惜しみなく発信しおいく予定です。

あなたの「䌝えたい」が、誰かの「動きたい」に倉わる瞬間を、共に創っおいければ幞いです。

最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした。

実際に、資料の「構造」ず「䌝え方」を芋盎したこずで、属人化しおいたトップの営業ノりハりを組織党䜓の歊噚ぞず昇華させた事䟋がありたす。具䜓的にどのように資料を改善し、組織の成果ぞず぀なげたのか、そのリアルな舞台裏をこちらの蚘事で公開しおいたす。


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「自瀟の営業資料をアップデヌトしたい」「採甚候補者の心に響くストヌリヌを構築したい」「瀟内の資料䜜成スキルを底䞊げしたい」など、資料蚭蚈やプレれンに関するご盞談がございたしたら、お気軜にご連絡ください。

構成案のブラッシュアップから、完党な制䜜支揎、瀟内研修たで、状況に合わせお柔軟に察応させおいただきたす。

ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ XのDM よりお声がけください。

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株匏䌚瀟Articulate
代衚取締圹 吉村 䌞䞀


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