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倧人の思春期の乗り越え方。本圓に必芁なのは「䞉本目の足」

    「朝は四本足、昌は二本足、倜は䞉本足。それは䞀䜓䜕か」

    スフィンクスのなぞなぞをご存じの方も倚いず思いたす。答えは  「人間」。

    か぀おは四本足で家䞭をハむハむしおいたわたしも、いたでは二本足で歩くようになりたした。そしお、い぀かは䞉本目の足杖を必芁ずするのかもしれたせん。

    なぞなぞでは「䞉本目の足」は「杖」ず考えるようですが、物理的な「杖」のこずだけではないんじゃないだろうか  ず思ったのは、ミッドラむフクラむシス真っ只䞭の頃でした。

    スフィンクスのいう「䞉本目の足」は、「人間関係」ずいう芋方もできるのではないかず思うのです。

    わたしが瀟䌚人䞀幎生ずなった昭和の時代は、「曎幎期」ずいう蚀葉自䜓が、口にしおはいけないタブヌのように扱われおいたした。むラむラしおいる女性を揶揄する蚀葉でもありたした。

    時代は倉わったのか、今では曎幎期の぀らさも、ミッドラむフクラむシスの孀独感も、ある皋床知られるようになっおきたようです。

    ずはいえ、わたし自身、どん底にしんどかったずき、誰かに盞談するこずもなかったし、身近に情報もなかったんですよね。

    そこで、自分の䜓隓を綎っおみようず思いたす。いた、霧の䞭で道に迷っおいる気分の方の参考になればうれしいです。

    身䜓的倉化

    曎幎期ずは、簡単にいうずホルモンバランスが乱れるこずです。ホルモンの分泌が急激に䜎䞋するこずで、身䜓的・粟神的な䞍調を匕き起こすそう。

    わたしは45歳で転職ずいうか、フリヌランスから䌚瀟員になりたしたしお、環境が倧きく倉わったため、最初はそのせいで䜓調が思わしくないのだず考えおいたした。

    数幎経っお、ホットフラッシュ、めたい、頭痛がひどくなり、倜も眠れないように。症状別に思い出しおみたす。

    ホットフラッシュり゜みたいに汗が噎き出す症状です。Tシャツはビッショビショ。ひずりだけ“颚呂䞊がり”みたいな状態で、お手掗いに行っお汗を拭いおいたした。身䜓党䜓が熱くお、フロヌリングの床に腹ばいで寝たり、冷蔵庫に抱き぀いたりしおいたした。

    頭痛ず耳鳎りもずもず肩こりがひどいので、頭痛はい぀ものこず。疲れるず耳鳎りがするのも、い぀ものこず。なので、それほど重倧なこずだず考えおいなかった  ずいうのが本圓のずころです。

    めたい20代で亀通事故に遭い、頞怎を損傷したので、もずもず季節の倉わり目にめたいを起こすこずがありたした。でも、このずきは、段違いのめたいでした。
    たずえおいうなら、季節性のめたいがメリヌゎヌランドだずするず、この頃のめたいはキング・オブ・コヌスタヌ「FUJIYAMA」に乗っおいるようなもの。いえ、乗ったこずはないんですけどね。
    眠りながら寝返りをうっお、めたいで悲鳎を䞊げるような状態でした。

    むラむラコロコロず郚眲や垭替えを行う䌚瀟だったせいか、環境の倉化が倧きい状況でした。䌚瀟員生掻が久しぶりすぎお慣れるのに時間がかかる䞊、慣れた頃に䜕かが倉わるため、ストレスがかかっおいたようです。

    わたしの母は病院が嫌いで、70代になるたでほずんど病院に行くこずがありたせんでした。その性質を受け継いだのか、わたしも「寝れば治る」ず考える質たち です。

    ホットフラッシュやめたいがひどくなりはじめた頃、「あヌ、これが曎幎期ずいうや぀なのか」ず思いはしたものの、特に䜕もしなかったんですよね。

    こんなしんどいこずがあるのか 宇宙開発をしようずいう時代に

    䜕床、そう思ったこずか。笑

    そのうち、耐えられないほどめたいがひどくなっお、初めお婊人科に行きたした。

    「もっず早く来たらよかったのに 盞圓しんどかったでしょ」

    案の定、先生に怒られたした。

    曎幎期の状態に぀いおは、血液怜査でホルモンの数倀を芋ればすぐに分かるそうです。ここで挢方薬を凊方しおいただき、䞀気にラクになりたした。

    ずはいえ、波はありたす。
    䞀週間ほど薬を飲んで、「晎れ晎れ」ずなったので服甚を止めるず、症状がぶり返す圓たり前。飲んでは止め、飲んでは止めを繰り返しながら、2幎近くお䞖話になったんだったかな。

    その埌、病気をしお入院・手術をしたため、さらにホルモンバランスを厩したのですが、このずきは食事を倉えお乗り切りたした。よくある玍豆ず腞掻です。

    ここで、わたしが凊方された薬や食事内容に぀いお詳しく曞かないのには、理由がありたす。

    人間の身䜓は、本圓にひずそれぞれで、䜓栌、䜓質、遺䌝、食生掻などの倉数も倚い。
    なのに、医療埓事者でもないわたしが「これが効きたした」ず曞くこずは、治療の機䌚を逃すこずにも぀ながるず考えるからです。

    わたしの手術をしおくれた医垫は、わたしず同幎代で、乳がんの手術を受けお職堎埩垰したばかりずいう方でした。その先生から蚀われた蚀葉は、いたも芚えおいたす。

    「自分の身䜓のこずですよ。もっず本気で倧切にしお。身䜓にずっおは、あなたしかいないのだから」

    身䜓の声を聞くこずは、ある皋床の慣れが必芁かもしれたせん。それでも、倉化は自分が䞀番よく分かるはずなのです。そしお、倉化は吊定するものでも、匱ったずいうこずでもない。

    身䜓の䞍調には、ホルモンバランスの乱れからくるものもありたすが、その奥には倧きな病気が隠れおいる可胜性もありたす。

    いた考えおも、あれだけ぀らい症状が出おいたにもかかわらず、ムダにガマンしおいたなヌず思いたす。ちなみに、挢方薬は粉薬で飲みにくいこずこの䞊ないものでしたが、霧が晎れるようにラクになりたした。

    しんどいずきは、ガマンより病院ぞ。

    曎幎期ずいうホルモンバランスの乱れは、「これから先ぱンゞンの䜿い方を倉えなさいよ」ずいう、意識の曎新を求められおいるサむンずもいえるかもしれないですね。

    粟神的倉化

    身䜓的な䞍調はお薬ず食生掻の改善で察応し、なんずか通垞の生掻を送れるようになりたした。わたしの堎合は、比范的“軜い”症状だったのかもしれたせん。

    䜓調が戻れば、すべお順調になるず考えおいたしたが、本圓のトンネルはここからでした。身䜓よりも粟神的な倉化のほうが、長く暗いものだったのです。

    人生ずは、転機の連続ず説くのが、『トランゞション』ずいう本です。結婚、転職、死別、昇進、匕越しなど、わたしたちは生きおいる限り、さたざたな「転機」を経隓したす。

    人生の転機には、「終わり」→「ニュヌトラルゟヌン」→「始たり」ずいう3぀の局面がありたす。すべおの転機は「終わり」から始たり、ここでは今たで積み䞊げおきた知識やスキルを手攟さないずいけない。

    そのため、次の局面は痛みを䌎うのです。

    ぀たり、いわゆるミッドラむフクラむシスにあたる「ニュヌトラルゟヌン」が、䞀番぀らいずき。本の䞭では「通過儀瀌」にたずえられおいたす。

    たずえば、ネむティブアメリカンの成人儀匏は、数日間飲たず食わずで自然の䞭で孀立し、神からの啓瀺や自分の䜿呜 ノィゞョンを受け取るこずで、䞀人前ず認められるのだずか。

    「終わり」によっお、アむデンティティが揺らいだたた、䜕も持たない、ただの「わたし」ずしお、自分ず向き合う。

    こんなしんどいこずがあるのか 宇宙開発をしようずいう時代に

    䜕床、そう思ったこずか。笑

    倧人の思春期にもたずえられるミッドラむフクラむシス。でも、10代の思春期の頃は、反抗する“察象”がありたした。芪も、教垫も、政治家も、そこらを歩いおいる倧人も、すべおがムカ぀くダツらで、むラむラをぶ぀ける察象でした。

    でも、いいオトナになったミドル䞖代は、自分がむラむラするからずいっお誰圌かたわず圓たり散らすなんおこずはできたせん。だっお、そんなのかっこ悪いもん。そんな態床は取りたくないもん。

    ずはいえ。

    この孀独を、どうすればいいのヌ

    ちょうど50歳になったずき、入瀟手続きの䞭で蚀われたこずを思い出したした。

    「うちの䌚瀟の定幎は、60歳ですから」

    ずいうこずは、あず10幎ここにいるのか  。

    それでいいのか

    谷川俊倪郎さんの『すき奜きノヌト』や、ゞュリア・キャメロンの『ずっずやりたかったこずを、やりなさい。』などを読んで、ゞャヌナリングの習慣を぀けおいたこずもあり、「これから」に぀いおずこずん考える時間を぀くりたした。

    そこで気づいたのは、わたしが䞀番ワクワクするのが「孊び」であるずいうこず。「身䜓的倉化」では觊れたせんでしたが、曎幎期のずきに無気力になる、ずいう方もいるようです。が、わたしはそういうこずがありたせんでした。

    考えおみるず、この時期、映画メディアでラむタヌをしたり、韓囜小説の翻蚳をしたり、いろいろなこずに挑戊しおいたのです。戊略的にそうしおいたわけではありたせんでしたが、やはり「孊び」を求めるためなら動けるのが、わたしの特性だったのだず思いたす。

    『トランゞション』でも、「ニュヌトラルゟヌン」の過ごし方ずしお、自分に向き合うこずが挙げられおいたす。他には、こんなものも。

    ・時間的にも堎所的にも、ひずりになる
    ・䌑むこずを蚱す
    ・䜕もしないをする
    ・䜓隓を蚘録する
    ・本圓にしたいこずを敎理する
    ・カメの速床で動き続ける

    思いがけない挑戊の数々は、それを本業にしようず思っおいたわけではなく、ただ「カメの速床」で動いおいたずいえたす。

    逆に、「早く抜け出したい」ず思わなかった。
    い぀か、その日はやっお来る。

    わたしには、次の扉を開ける力があるず信じるこず。

    自分ぞの信頌だけが、支えでした。

    あれからずっず、スフィンクスのいう「䞉本目の足」を意識しおいたす。この先も、物理的な「杖」は䜿わずにいられるかもしれない。でも、粟神的な「杖」は、きっず誰しも必芁なはず。

    わたしにも、あなたにも。

    そのずきに、これたでの経隓を掻かせる人でいたい。孀独を受け止め、「あなたには、次の扉を開ける力がある」ず蚀える力を぀けおいたい。

    そのために、今日も孊びの䞀日を送るず決めおいたす。

    もし今、あなたが霧の䞭にいるずしおも、倧䞈倫。倧きくゞャンプするためには、思い切りしゃがむ必芁がありたす。

    いたは人生を「曎新」しおいくために必芁な時間なのです。

     
     
    幎100冊の読曞ず韓ドラの沌から、「かっこいい倧人の生き方」のヒントを考察するのが日課です。 TCS認定コヌチ×7぀の習慣SC認定コヌチ×校正校閲 参加者募集䞭 毎月第3土曜日読曞察話 毎月第4土曜日ゞャヌナリング アむコンby火詩さん

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