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福島県郡山市のスペースパークで宇宙に最も近いプラネタリウムを楽しむ

    サイエンスライターたるもの各地の科学館でどのような展示があってどのような解説文があるのか把握しなければ、という建前で新幹線代とホテル代を経費に計上して福島県のスペースパーク(郡山市ふれあい科学館)に行ってきました。

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    郡山駅から見える謎の球体

    郡山駅西口を出て右を見ると高さ約133メートルの巨大ビル「ビッグアイ」が建っています。福島県内では最も高いビルらしく、モルティという商業施設やオフィスだけでなく県立高校も入っているとのこと!

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    一番上には謎の球体が埋まっていますね……。

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    実はこれがプラネタリウムで、高さ104.25メートルにある地上から最も高いところにあるプラネタリウムとして、2002年1月にギネスの認定を受けています。

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    このプラネタリウムのあるのがスペースパークという科学館。正式名称は高柳電設工業スペースパークで、郡山市に本社を置く高柳電設工業が2024年にネーミングライツを取得しているのでこの名前となっています(以前は郡山市ふれあい科学館だったとのこと)。今回の記事では短くスペースパークと表現します。ちなみに名誉館長は宇宙好きならご存じ渡部潤一先生。福島県出身というご縁があるそうです。

    22階から入る科学館

    展望ロビーは無料

    スペースパークはビッグアイの20階から23階にあります。このうち20階は研修ゾーンになっていて、展示エリアは21階と22階、そしてプラネタリウムのある23階になります。22階は展望ロビーにもなっていて、展望ロビーのみの利用であれば無料です。

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    展示フロアは宇宙がメイン

    チケットを購入して22階から入館します。22階から入る科学館、斬新だ……「スペース」という名前にあるように宇宙がメインテーマになっています。最初は暗い空間になっていて、小さい穴を覗いて宇宙の研究の歴史を見ることができます。

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    そこを抜けると21階に下り、宇宙開発に関することや体験型展示などがあります。

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    スペースパークのいいところだなあと思ったのは、紙印刷による掲示物があって頻繁に情報更新されているところ。科学館って一度展示を決めてしまうとなかなか刷新できないのが悩みどころなんだけど、こういう工夫でタイムリーに最新情報を提供するのはシンプルだけどいいアイデアだと思いました。

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    味わいのある生解説プラネタリウム

    プラネタリウムは五藤光学研究所のスーパー・ヘリオス。日本に4台しかないらしく、映像を映し出すこともできます。外から見える球体の正体でもあり、球体は直径26メートルで実際の内部は直径23メートルで座席数は238席。けっこう大きいほうだと思います。

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    映像を映し出す系だとナレーションも含めて収録済みのものをそのまま流す、いわゆる完パケ方式が多いのですが、ここのプラネタリウムは解説員がステージに立つ生解説です。この日は「太陽とオーロラ」がテーマでしたが、前半は今日見られる夜空を映し出し、見つけやすい一等星や星座の紹介をしながら、2024年に福島県で低緯度オーロラが見えた出来事からオーロラの原理を映像などで映し出す構成となっていました。自然な流れでこれはうまいと思いました。

    実はエレベーターから始まる体験

    地上から最も高いところにあるプラネタリウムということは、宇宙に一番近いところにあるプラネタリウムということです。シートに寝そべってプラネタリウムを見るわけですが、せっかくだから地上から100メートルくらい宙に浮かんでる自分を想像すると他のプラネタリウムとは違う感覚で味わえるかもしれません。

    紙印刷による掲示物の更新など、ちょっとだけ手作り感という温かみを感じるのもスペースパークの特徴。東北新幹線が止まる郡山駅からすぐという立地なので、新幹線までの時間があったら楽しんでみるもいいと思います。ちなみに22階に行く直結エレベーターはなぜか音と照明が楽しめるアトラクションになっています。何も知らずに乗るとちょっとビビるので事前情報として仕入れておきましょう。

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    高柳電設工業スペースパーク(郡山市ふれあい科学館)

    • 住所: 福島県郡山市駅前2-11-1(ビッグアイ20~24階)

    • 開館時間と入館料: こちらを参照

    • 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

    • ウェブサイト: https://space-park.jp


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