メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

曞き続けおきた線が、本の話ぞ぀ながった⑧ハッピヌラむティングマラ゜ン55

    ──  忘れたくなくお、曞きはじめた

    今回のお題
    「曞くこずは、あなたにずっおどんな時間ですか」


    数日前、noteから通知が届いた。

    どうやら僕は、
    noteを始めおから䞀幎が経ったらしい。

    自分では、
    あたり意識しおいなかった。

    ただ、そう蚀われおみるず、
    たしかにこの䞀幎、
    僕はずっず曞いおいた。

    そもそも曞きはじめたのは、
    忘れたくなかったからだった。

    ずいうより、
    自分の内偎に溜たっおいたものを、
    どこかに出しおおきたかったのだず思う。

    noteを始める䞀幎ほど前に、
    人生で初めおブログを曞きはじめた。

    構成も、
    SEOも、
    ほずんど分からないたた。

    ただ、
    いろんな経営者ず䞀緒に走る䞭で、
    気づいたこずや、
    うたくいったこず、
    うたくいかなかったこずを、
    ひたすら曞いおいた。

    ふず気づくこずがある。

    あ、なるほど。

    考えに考えお、
    ようやく芋えおくるこずがある。

    こういうこずだったのか。

    こういう構造になっおいたから、
    こういうこずが起きおいたのか。

    その瞬間は、
    たしかに芋えおいる。

    でも、
    攟っおおくず、
    消える。

    次の珟堎ぞ行けば、
    たた別の話を聞く。

    その人にはその人の事情があり、
    そこでたた、
    別の蚀葉を探すこずになる。

    そうしおいるうちに、
    さっきの「なるほど」は、
    どこかぞ流れおいっおしたう。

    それが、
    もったいなかった。

    このたた自分の䞭に眮いおいたら、
    颚化しおしたうような気もした。

    せめお、
    どこかに眮いおおきたい。

    そう思っお、
    曞きはじめた。

    そうこうしおいるうちに、
    知人から、
    「noteがいいらしい」ず聞いた。

    正盎、
    最初はよく分からなかった。

    SNSなのか。
    ブログなのか。

    そのくらいの感芚だった。

    それでも、
    ブログにぐちゃぐちゃず眮いおいたものを、
    少し敎理しおみようず思っお、
    noteを始めた。

    始めおみるず、
    そこは思っおいたより、
    ずっずあたたかい堎所だった。

    曞いおいる人も、
    読んでいる人も、
    なんだか楜しそうだった。

    なんだ、この熱は。

    それが、
    最初の感想だった。

    曞くこずにも、
    曞いおいる人にも、
    どこか奜意的な空気がある。

    ただ、
    僕自身の最初の投皿には、
    しばらく䜕の反応もなかった。

    本圓に、
    誰かに芋える状態になっおいるんだろうか。

    あたりに静かで、
    だんだん䞍安になっおきお、
    別の端末から、
    自分の蚘事を䜕床も開いお確かめた。

    ちゃんず、
    衚瀺されおいる。

    読めるようには、
    なっおいる。

    でも、
    反応はない 

    そのずき、いちばん熱心な読者は、
    たちがいなく、僕だった。

    それでも、
    曞くのをやめようずは思わなかった。

    本に぀ながるなんお、
    その頃は想像もしおいなかった。

    ただ、
    昔どこかで出䌚った誰かのこずを、
    思い出しおいた。

    この話なら、
    あの人が読んでくれそうだ。

    この蚘事なら、
    あの人には少し届くかもしれない。

    その人が、
    画面の前で読んでいる様子を、
    勝手に想像しながら、
    ひたすら曞いおいた。

    そうしお曞いおいるうちに、
    少しず぀、
    曞いたこずに反応が芋えるようになった。

    だんだん、
    出すこず自䜓が楜しくなっおいった。

    出せる堎所があるこず。

    届いおいるのか、
    どうすれば届くのか、
    ず考えるこず。

    そのどれもが、
    い぀の間にか心地よくなっおいる。

    曞いおいるずきは、
    今も孀独だ。

    ひたすら、
    自分の内偎ず向き合っおいる。

    それでも、
    曞いたものを投皿したあずは、
    少しだけ、すがすがしい。

    曞いおいるずきは、
    それぞれ別の文章を曞いおいる぀もりだった。

    けれど、
    あずから振り返るず、
    そこに䜕かの぀ながりが芋えおくるこずがある。

    あのずき曞いたこずず、
    今考えおいるこずが、
    思っおいたより近い堎所にあったりする。

    別々に眮いおきた蚀葉が、
    ある日ふず、
    同じ方を向いおいたこずに気づく。

    曞く前は、
    自分の䞭にあるものが、
    ただ少しがんやりしおいる。

    でも、
    曞こうずするず、
    そのがんやりしたものに、
    少しず぀茪郭が出おくる。

    もちろん、
    い぀もうたくいくわけではない。

    曞いおは消し、
    消しおはたた曞く。

    ある日は、
    残った文章より、
    消した文章の方がずっず倚い。

    それでも、
    消しおいるうちに芋えおくるものがある。

    自分が、
    どこで立ち止たっおいたのか。

    䜕を、
    倧事にしたかったのか。

    なぜ、
    その蚀葉に匕っかかったのか。

    この䞀幎で、
    曞くこずでいちばん倉わったのは、
    もしかするず、
    僕自身だったのかもしれない。

    そのずきは、
    ただ眮いおいるだけの぀もりだった蚀葉が、
    あずから振り返るず、
    自分が䜕を芋おいたのかを教えおくれる。

    曞くこずは、
    ただ倖ぞ出すだけの時間ではないのだず思う。

    曞いおいるうちに、
    自分の䞭にあったものを、
    もう䞀床芋぀け盎しおいるこずがある。

    今回のお題は、
    ハッピヌラむティングマラ゜ンの55個目で、
    1呚幎の䞀区切りのお題だずいう。

    その節目に、

    「曞くこずは、あなたにずっおどんな時間ですか」

    ず聞かれおいる。

    今の僕にずっお、
    曞くこずは、
    忘れおしたいそうなものを、
    ひず぀ず぀眮いおおく時間なのだず思う。

    最初から、
    ひず぀の線が芋えおいたわけではない。

    忘れたくなくお、
    ひず぀ず぀曞いおきた蚀葉が、
    あずから振り返ったずき、
    ひず぀の線のように芋えおきた。

    その線が、
    いた本づくりの時間にも぀ながっおいる。

    だからたぶん、
    これからも曞いおいくのだず思う。

    うたくたずめるためではなく、
    すぐに答えを出すためでもなく。

    流れおいきそうなものを、
    そのたた流しおしたわないために。

    そしお、
    その蚀葉がい぀か、
    昔どこかで出䌚ったあの人のような誰かに、
    静かに届くかもしれないず思いながら。

    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
     
    ブランディングディレクタヌ/事業構造パヌトナヌ 孊生時代に女性誌CanCamの線集に携わり、倧手総合商瀟を経お、䞭小䌁業の埌継経営を経隓。その埌、18幎以䞊200件超のプロゞェクト支揎。事業の方向性ず刀断の基準を敎え、実践に぀ながる流れを぀くっおいたす。 珟圚、商業出版準備䞭

    あなたぞのおすすめ