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ままならない私に金色のコイン

     目の前に運ばれてきたのは、綺麗な金色のリボンがかかった小ぶりな黒い箱。お皿の中央に置かれたその箱の周りには花が散りばめられていた。私はそれをさも当然という顔をして眺めながら心の中では「何これ!?? リボンほどいた後どうしたらいいん? 蓋開けたらその蓋どうすんの? 箱の中からケーキ出すん? ナイフとフォークとスプーンあんねんけど、どれで食べるん???」とパニックに陥っていた。3900円のケーキである。

    1.脱毛の予約を入れたばっかりに


     なぜこんなお澄まし大パニックに陥っているのかといえば、昨晩のこと。有給休暇を使ってずっと放置していた脱毛サロンに行く予定になっていた私は、どうせ梅田に行くならいろいろなところに行こうと予定を立てていた。
     
     ちょうどその時見ていたタロット占いの動画に感化された私はおすすめの神社に行ってみることを決意。また前から気になっていたSHElikesというキャリアスクールの体験会もちょうどいい時間帯に予約が取れた。
     
     さらにそのころAIに細木数子風に占ってもらうのが流行っており、試した挙句に恋愛相談に乗ってもらっていたところ“佐藤健のような大人の余裕のある人と付き合うためには釣り合う女になる必要がある、ホテルのラウンジで1人でティータイムを楽しめるぐらいの余裕が必要”という助言を受けたのである。まんまと真に受けた私は予定を組み立て、遠足前の小学生よろしく、楽しみすぎてニヤニヤしながら21時に就寝した。
     
     翌日、どうにか予定通りの電車に乗り込むことができ、赤手拭神社に到着。参拝を済ませた後、御朱印をいただこうとしたが、この赤手拭神社ものすごい“おうち”なのである。なんというか神社のすぐ後ろがおうちの駐車場だし、社務所は一軒家のドアのところに社務所と書かれた立派な木の板がかけられているだけ。
     
     「社務所って書いてるねんから、ここのおうちのピンポン押したら出てきてくれはるんやんな? 全然関係ないお家じゃないよな? 朝一から見ず知らずの女が御朱印くださいってピンポン押して来たら怖いで? 新しいタイプの嫌がらせかと思われるで?」と思いながら勇気を出してチャイムを押すも、だれも出てこず。
     
     あきらめるか、とも思ったがせっかく来たからにはと、もう一度だけチャイムを押したところかわいらしいおばあちゃんが出てきてくれ、数分後御朱印を書いて返してくれた。「ようお参りでした」と言われ、私は最高の一日が始まったと思った。
     

    2.英語2の売れっ子アイドル


     次に難波八坂神社にお参りした。難波八坂神社はインパクトのある獅子殿が有名なためか9時前には到着していたのに20人ぐらいは人がいた。しかもおそらく全員外国人。日本にいるはずなのにそこかしこから聞こえてくる言葉は外国語ばかりで「アイムジャパニーズ… フロムジャパン…」と心の中で英語2の実力を発揮しながら社務所へ向かった。
     
     しかし社務所が開くのは9時からだったようでしばらく時間を潰す必要ができ、近くにあったZENZENというカフェに入ってみることにした。ZENZENではおいしいクロワッサンとカフェラテを朝ごはんとしていただきながら、この後の予定を再確認した。休みの日だというのになぜか分刻みのスケジュールになってしまったからである。脳内で自分を売れっ子アイドルだと思い込むことによって、分刻みスケジュールをありがたがっておく。
     
     再度難波八坂神社の社務所を訪問。無事に御朱印をいただき駅に早足で向かう途中で、なぜか気になった瑞龍寺も参拝。行きは通らなかったルートをたまたま通って参拝できたのだからこれもご縁というものだろう。


     

    3.15万円とユニクロの靴下


     梅田に戻り、グランフロントに向かう。キャリアスクール、というものもよくわかっておらず、なんとなく転職しよかな、副業しよかな、やりたいことめちゃくちゃあるな、ぐらいの気持ちで向かった体験会だったが、なんときれいなおねえさんと一対一で2時間も話を聞いてもらうことになり、あれよあれよという間に入会の話になった。
     
     おねえさんといいつつもおそらく年下の可愛いおねえさんは、私の気持ちを尊重してくれ、体験談もたくさん話してくれ、まったく強要はしてこなかったが、ここで入らないと私の人生はずっと変わらないんじゃないか、と思えるような巧みな話っぷりだった。
     
     しかし、15万円である。
     
     入会金が今ここで決めて、割引があって、15万円。「たっっっっか!!!詐欺やん!!!」と口から出そうになったのを必死に押しとどめて、平静を装いながら「ちょっとスマホを見ていいですか?」と伝え、詐欺じゃないか各種SNSで検索、最終的に細木数子AIにまで相談し、(ここで友達に相談しない時点で入会を決めていたようなものである。友達に聞けば止められていた。)机におでこがくっつきそうなぐらいうつむき、悩んだ挙句に入会したのだった。
     
     「入会します!」といった瞬間から、「あーーー言ってもうた。なんでいつも勢いにのってやってしまうんやろか。15万円あったら何ができると思ってんのほんまに。もうちょっとよく考えてからもの言って欲しいわ」と思いながら、やけくそ気味に笑っていた。
     
     グランフロントを出た後、トイレに向かいながら、頭の中ではずっと詐欺に引っかかったのではないか、という考えがぐるぐる回っていた。入会するつもりも全くなく、何なら複数人でキャリアスクールの仕組みを聞き、ちょっとしたお仕事体験をさせてもらって帰宅するはずだった。無料の体験会でAmazonギフト券をもらい、何ならプラスになる予定の残高がマイナス15万である。
     
     デビットカードで支払ったため、その瞬間はまだ実感がなかったが、トイレで残高を確認したとき頭を抱えた。いつものちょっとしたご褒美よりもはるかに残高の減った口座を見て本当に15万円支払ったんだなと実感した。この15万円が無駄になるか否かは今後の自分にかかっている、絶対に知識をつけて15万円以上稼げる女になってやるからな、と決意を固め水を流した。
     
     15万円支払った私は完全に無敵になっていた。そこら中の品物が安く見えて仕方ない。「まあ?私は?もう15万円払ったんですけど?」という謎の強気の姿勢で、勢い任せに目に付いた指輪を買った。7つで300円、というような指輪しか買ったことのなかった私が一つ2600円の指輪を買った。15万と比べれば安いもんなので。
     
     私は身なりに頓着がなかった。最低限清潔感があればいいだろう、ぐらいのもので、好きな服装はTシャツに短パン。指輪は目に入って気分がいいのでつけるが、ネックレスは髪の毛と絡まってうざいのであまりつけない。
     
     そんな私がこの後ホテルのラウンジで1人ティータイムだなんて。人生にそんな瞬間がなかったせいで、その場に適した服がない。ホームページに“ドレスコード:スマートカジュアル”と書かれていた。

      「スマートかカジュアルかどっちかにせえや。スマートとカジュアルの分量が何対何かわからんねんこっちは。どんんぐらいのカジュアルさまでならゆるしてくれるんか写真載せといてくれよ。」と思っていた。31歳でこのありさま、大丈夫だろうか。
     
     しかし私には強い味方、細木数子AIがいる。「助けて、ドラえもーーん」と言わんばかりに、スマートカジュアルについて聞いた。15万円の支払いを経て無敵になったはずだったが、しっかりお安めの店を指定していい服を考えてもらい、ユニクロへと走った。ユニクロさまさま、I LOVE ユニクロ。
     
     唯一手持ちの服の中でスマートカジュアルに適していそうだった、黒のスラックスを履いてきていたため、上の服と靴を購入することになった。上の服はさんざん悩んだ結果襟付きのサマーニット。靴もスニーカーを買いたい気持ちをぐっとこらえて、人生で一番先のとんがった靴を買った。足の指たちが突然、満員電車と同じぐらいの距離感になってびっくりしていたと思う。申し訳ない。
     
     サマーニットと、先のとがった靴をもってレジに向かう途中、私はピンときた。そして細木数子AIに聞いた。
     
    「もしかして、靴下 いる?」
     
     ピンときて本当に良かった。家からは裸足にサンダルを履いてきており、購入しようとしていた靴もサンダルよりのものだったので、素足でもはけるタイプなのでは、と思っていたのである。メッシュ生地だったし、なんか。
     
     しかし“裸足でラウンジに入れるわけがない”と叱られ、フットカバーを購入。安くてかわいかったので意味もなく4足いろんな靴下を買った。
     

    4.ヤンキー座りとウルトラマンの跡


     かわいい靴下を選んでいたら時間が無くなってしまい、大急ぎで脱毛サロンへと向かった。思えば朝一にクロワッサンとカフェラテを食べたっきりでおなかがすいていたが、ゆっくり店に入る余裕は全くなく、コンビニに寄って海苔の巻かれていない楕円形の鮭おにぎりを買って一口で口の中にすべて押し込んだ。朝との落差がひどすぎて笑った。
     
     脱毛サロンではとりあえず顔から下の全身脱毛をしているのだが、他店で一時期脱毛していた頃、とにかく痛かったため、このサロンでもVIO用に麻酔クリームを都度購入している。
     
     このサロンでは施術をしてもらう個室で自分で準備を済ませて、施術を担当してくれるお姉さんを待つスタイルなので、いつもと同じように準備をしていた。鍵付きのロッカーに荷物を入れ、服もすべて脱いで中に押し込み、シェーバーだけは指定の位置に置いて麻酔クリームを塗るべく手袋をはめる。
     
     今まで一度も考えたことがなかったのに、ふいに笑いが込み上げてきた。脱毛サロンとはいえ、風呂場以外の場所で全裸になって手袋だけをはめた状態でベッドのわきにヤンキー座りのような姿勢になってVIOに丹念に麻酔クリームを塗っている。
     
     これは法に触れないのか? ほんとうに世のきれいなお姉さんたちも自分で麻酔クリームを塗るときには全裸でヤンキー座りをしているのか? もしかして立ったままスタイルの人もいるのか? 絶対ヤンキー座りのほうが塗りやすい。
     そのあとはちゃんとラップで包んでいるのか? すました顔して? あまりにもおもしろすぎる。
     
     ベッドに寝ころび、タオルで体を隠した状態でお姉さんを待っている間も、タオルの下は全裸ではなく股間にラップが張り付いていると思ったら、なんだかとんでもなく面白くなってしまって笑いをこらえるのに必死だった。股間にラップが張り付いている上に一人で笑っている客など、お姉さんのトラウマになるに決まっている。
     
     あまりにも滑稽な姿の自分を想像して笑いをこらえつつ、全国のVIO麻酔クリーム仲間を想像して急にきれいなお姉さんたちに親近感を持ちつつ、どうにか笑わずに脱毛をクリアした。
     
     脱毛後、服を着るタイミングでユニクロで買った服に着替え、サロンを出る前に、と思いトイレに行き鏡を見ると、見事にメガネの形の跡がついていた。
     
     脱毛サロンでは、脱毛時に使うレーザーを直接見ないようにサングラスのような水泳ゴーグルのようなものを付けるのだが、綺麗にそのあとがついていた。きつくはなかったのだが言い逃れができないほどしっかり跡が残っており、リップぐらい塗ろうかな、と思っていた私は唇をかんで笑いをこらえた。
     
     ベッドに全裸で寝ころび、股間にラップを貼り付け、ウルトラマンのようなメガネを付けている自分と、精一杯のスマートカジュアルに唯一持っていたリップでも塗ってどうにかホテルのラウンジにふさわしい自分になろうとしているのに、メガネの跡がしっかりついている自分があまりにも面白かった。私はいつもままならないのである、なんだかうまくいかない。
     
     何度鏡を見直しても、跡をこすっても消えないうえに、いつもと違って妙に気合の入ったスマートカジュアルな自分のちぐはぐさが余計に笑いを誘い、もうどうでもよくなっていっそ足取り軽くサロンを後にした。
     

    5.かっこわるいけれど、

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    表情だけは“ホテル常連客”だった。メガネの跡ついてるけど。


     そしてとうとう、ホテルのラウンジに到着した。そもそも入り口がわからず近くをウロウロしたが、やっと見つけて中に入るとエレベーターの前にホテルの人がいて、ボタンを押してくれ、頭を下げ私が乗るのを待ってくれた。

     私は自分の顔にメガネの形の跡が残っていることも、満員電車ばりに足の指がぎゅうぎゅうになっていることも忘れ、普段からスマートカジュアルを着こなしていますよ、という顔をしてエレベーターに乗り込んだ。周りの人にどういう風に扱われるかによって、自分の態度や自信も変わってくるんだなと思った。
     
     お店の前につくといかにもスマートな立ち振る舞いのお兄さんお姉さん、おじさまたちがかわるがわる声をかけ席まで案内してくれた。どうせなら、と街を見下ろせる窓際の席に案内してもらい、四人掛けの席を贅沢に使わせてもらった。私なりのぎりぎりのスマートカジュアルが許されたことに一安心した。
     
     隣の席に荷物を置くように言われ、荷物を置くとその荷物にきれいな布がかけられた。「荷物に今までで一番きれいな布かけてもろてしまったわ。荷物もびっくりしてるわこんなん、はじめてやろこんなきれいな布かけてもらうの。さっきまでトイレの洗面台のとこに置かれとったのにふかふかの椅子の上できれいな布かけてもろてよかったなあ」と思った。
     
     メニューが運ばれてきて、お水や手をふくためのウエットティッシュなども用意され、メニューの説明を聞きながら、私は姿勢を正しくすることに必死だった。少しでも気を抜くと猫背の巻き肩になってしまう。佐藤健の横に立つならそんな女はふさわしくないか、と思い一生懸命目の前に佐藤健がいることを想像して背筋を伸ばした。
     
     店員のお姉さんがいなくなり、手を拭こうと手拭きを出すとものすごく分厚かった。おそらく今までで一番分厚かった。できることならこれで手をふいた後顔もふきたいと思った。家のタオルよりも確実に柔らかく優しい手触りで肌によさそうだった。しかしどう考えてもホテルのラウンジで顏をふく女はいなそうだったのであきらめた。おそらく男性でもしない。
     
     メニューはどれもこれもいつもより桁が一つ多いなと思ったが、15万円を払った無敵モードがここにきて発揮され、またどうせなら、という半分思い出作りのような気持ちで一番高いケーキと紅茶のセットにした。それが3900円である。
     
     運ばれてきたリボンで結ばれた黒い箱。頭の中ははてなマークだらけだったが、とにかく顔に出さないことに注意を払い、いつもこうしてますけど?というそぶりでほどいたリボンはカバンの中に突っ込んだ。高いケーキを食べた記念に持って帰りたくなったのだ。どう考えてもラウンジにふさわしい行為ではない。
     
     黒い箱にそっと触れると、いわゆる普通の紙の箱だとわかった。蓋を開けると、それこそ宝石かのように赤くつやつやした苺がぎゅうぎゅうに詰まっており、箱の中にも花びらが舞っていた。手元に置かれたナイフとフォークとスプーンは一つずつ。

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    お皿に載った花びらは食べるものなのかわからず、あきらめた。悔しい。


     まさか箱をナイフでぎこぎこ切ってケーキを取り出すわけではあるまい。そもそも箱からケーキは取り出せそうにない。となるとナイフとフォークを使って箱の中で切り分けて箱の外に取り出して食べるのか?と思ったが、箱の高さがそれなりにあったため、箱の中のケーキを切っているさまがカマキリのようになりそうで面白くてやめた。思わず笑いそうだったが、高級ケーキを前に一人で笑っていたら出禁になりそうだったのでこらえた。  

     しばらく考えたが、もうおいしく食べればそれでいいだろうと思いプリンやゼリーのようにスプーンですくって食べることにした。苺やほかのフルーツ、花びらもおいしかったが何よりそもそもスポンジやクリームがおいしかった。値段の差がそこにでているなと感じた。
     
     もったいなくて、一口食べては景色を見下ろし、少しずつ少しずつ紅茶を飲んだ。

      朝から自転車で駅まで爆走し、難波を走り回って神社を三か所参拝して、キャリアスクールに15万円払い、詐欺られたかもと頭を抱え、いまだによくわからないスマートカジュアルをかき集め、全裸でヤンキー座りをして麻酔クリームを塗って、メガネの跡が残ったまま来たとは思えない静けさだった。 

     いつも何かに挑戦しようとしても、いまいちかっこつかず、何やら失敗が多く、それでも面白がって挑戦することができる自分のことを、そのほうがよくね?と思えた。 

     明日になれば、私はまたTシャツ短パンを着るだろう。化粧もせず寝ぐせのまま出勤するかもしれない。それでもこのラウンジの空気を思い出して背筋を伸ばすことができる。 

     最後まで味わって食べつくし、それこそお行儀が悪いかも、とは思ったがその時の思いをメモに書き、購入した指輪をはめた手でピースサインを作って、リボンと一緒に写真を撮った。ホテルを後にしたとき、達成感で胸がいっぱいになっていた。 

    6.“めんどくさい”を越えた先で


     駅に戻ってきたあと、ICOCAの払い戻し手続きをした。たまたまポイントカードの整理をしていた時にICOCAにもはさみを入れようとしたが、ふと調べたところ払い戻しができると書いてあったので持ってきていたのである。機械にカードを入れると、コロンと500円玉が返ってきた。その時私は「儲かった!」と思った。
     
     500円では到底すまされないほどの出費を重ねた今日において、まったく儲かってはいないのだが、はさみをいれて処分してしまったら得られなかった500円を、ふと調べて払い戻しができると知り、それを行動に移すことができ、本当に500円が得られたことになんだか不思議な力を感じてしまったのだ。運が回ってきているというのか、風が吹いているというのか。
     
     予定を入れるのがめんどくさすぎて放置していた脱毛の予約をとった。その一歩からこんなに笑いをこらえる、冷や汗をかく、誰かに話したくなる一日になるとは思わなかった。小さく踏み出した一歩がどういう結果につながるかはわからないが、今日もまた一歩踏み出そうと思う。できれば一日ぐらい、かっこいい日になることを願って。

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    31歳、ホテルのラウンジで1人ティータイム 大成功!


    #創作大賞2026 #エッセイ部門


     
     

    タオ

     
     
    ChatGPTとおしゃべりしつつ、気づいたことをメモしています。 考えすぎたり笑ったことを、そのままここに。

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