
本と人をつなぐ
図書館司書の勉強をして、司書は「本と人をつなぐ仕事」なんだなぁ、としみじみ思います。
本が好きな人はいつ頃から好きなのかな?
子どものころから好きなのかな?
ずっと読書習慣がなかった人が急にめっちゃ読むとか、あまり聞かないし。
読みたくても読めない時期はあるかも。
受験生とか。
私は割と子どもの頃から本が好きでした。
父の影響だと思います。寝る前には必ず本を読んでいたし、図書館にも連れて行ってくれました。そんなおもひで。
そんな私は会社員時代は通勤電車で、結婚してからは引っ越しが多かったので、その土地の図書館で、よく本を読んでいました。
しかし、子どもが生まれてからは難しかった!目はしょぼしょぼするし、とにかく寝ない子だったので、睡眠を優先する生活をしていました。
でも、やっぱり自分が本を読みたくて、子育て中も図書館に子どもを連れて通っていました。
車で10分くらいの距離。外出は気分転換。
その図書館は絵本コーナーが充実していて、定期的に読み聞かせもやってくれる。
図書館員さんとも仲良くなり、おはなし会に参加するともらえるスタンプカードは何枚もいっぱいになりました。
「お母さんも本を選びたいですよね?私がお子さんを見ていますので、どうぞ」と言ってもらえた日はとても嬉しく、ありがたかったです。
(今のご時世は難しいかもしれないけど、そこは田舎の図書館、顔見知りだからご厚意だったのだと思う)
子どもは赤ちゃんの頃から通ったので、図書館員さんに挨拶したり、図書館の中は静かにすること、本を大切にすること、たくさんのことを自然に覚えました。
私が絵本を選び、膝にのせて読んであげて、寝る前に布団で読んであげて、子ども自身が選ぶようになり、字を読めるようになり…
思い出は尽きません。
今よく行くのは公民館にある図書室。小さな図書室なので、中央図書館から予約本を取り寄せたりしています。
ここは子どもが小学生の頃からお世話になっていて、図書館員さんとは顔なじみ。
名前を言わなくても、貸出カードを出さなくても「予約本入ってますよー」と声をかけてくれる。
なんなら、「お子さんの予約本も来てますよ」とまで教えてくれる。
先日「あの子は今年高校2年生ですよ、反抗期ですよ」と図書館員さんと話したら、
「えぇ⁉もうそんなに大きくなって…」とびっくりされました。
そうですよね、10年お世話になってます。
今の子どもたちは圧倒的に本を読まない。
今の仕事をしていて実感しています。
読む子もいるんだろうけど、昔より少ないんじゃないかな。
何でもすぐスマホで調べようとするし、チャッピーに聞こうとする。
今からそれじゃ、考えようとしない脳になっちゃうよ。
環境って大事だと思います。
自宅が図書館みたいに本でいっぱいの人はほとんどいないだろうし、本は自分からやってこない。
こちらから本のある場所へ行かなければ、本とは出会えない。
自分が読みたくて子連れ図書館をしたけど、結果的には良かったなと思います。
なぜなら、もうびっくりするほど速読するし、本の虫になったから。
この前は真剣にドレッシングの成分表を読んでた。愛菜ちゃんか?
長文にも抵抗がなくなりました。これは中学受験の時に役立ったかも。
今は勉強や部活で忙しく、なかなか本を読む時間は取れないだろうけど、ずっと本を好きでいてほしいなと思います。
好きな作家さんは全く違うけど。
同じ本を読んで感想を言い合える仲になるとは思ってなかったよ。
共通して好きなのは
ミヒャエル・エンデの「モモ」です。