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いかにネタバレを回避しながら『十角館の殺人』を語るか?

    しふみおりがみです。

    一生に一度は読むべき小説として、多くの方がその衝撃を絶賛する小説…

    綾辻行人著 『十角館の殺人』

    今から、いかにしてこの作品を語ることができるかに挑戦します。途中で語彙力が尽きてしまったらごめんなさい。ですが、この作品の素晴らしさや秀逸さを語るのに、十分な知識と教養とセンスを私ごときが持ち合わせていないであろうことは変えようのない事実ですので、言葉に詰まったとしても事実を事実として受け入れて開き直ろうと思います!!


    いざ📝


    本作は大学のミステリー研のメンバーたちが、とある館へやってきてそこで一人ずつ殺されていく、というストーリー。このへんはミステリーの王道というか、もはやデフォルトというか…でも、人によってはそういうお約束でアドレナリンが出ますよね!

    さて、この作品をご存知の方はおわかりかと思いますが、本作を名作たらしめているのは、有名なあの一行についてですよね。それは明白です。ですが……それを語ることは許されません。それを語った時点で台無しです。これ以上ないネタバレです。それはまだこの作品を味わったことのない読者に、メイン食材が何であるかを教えるようなもの。感動を台無しにする行為であることは明らかです。いちばん語りたいことはいちばん語るべきではないことなのです。これを十角館のジレンマと呼ばせてください。このジレンマが解消するのは、対話相手が両方とも読了後となります…

    では別のアプローチを。登場人物について何を語れば良いか…例の一行に至るまでの関係ないキャラクターたちについてであれば語れるのだろうか?いや、語れる対象だけを語ってしまうことにより、語るべきではない(語ることでネタバレとなる)人物にかえって焦点が合ってしまう。それはいちばん語るべきことと同じく、ジレンマとして重くのしかかり、やはりこの秀逸な作品の登場人物を語ることさえ阻害しているのです。

    次に、好きなシーンを…おい、あの一行のシーンに決まってるだろ!ですよね〜。いやはや、失敗。

    さて、私はここまでですでに700文字以上を費やし、夏休みの読書感想文としてであれば、十分な文字数を稼ぐにいたったわけですが、正直第三者へ何かを伝えられたのかと言えば、答えはNOだと言わざるをえない。

    では、小説の感想を語るのは一旦諦めて、ドラマ化された方を語ってみよう。映像化には向かない、というか不可能と言われていた本作を、努力と根性で?映像化させたhuluさん。ドラマを見た感想は何とか書けそうな気がしてきました…💡

    まずは一言。そう来たか〜、です。もちろん結末を知っている身としては、どうしても例のあの人(ヴォルデモートではない)の存在が気になって仕方ないのですが、そこは制作陣もいかに自然に描くかに苦労されたことでしょう。そしてあの一行のシーンへ…賛否両論あるとは思いますが、ちゃんと原作の衝撃は再現してくれたかも、と思いました。ついでに時代感を何とか表現しようとされたところもよかったです。完璧とは言えないとは思いますが…(いかんせん、登場人物たちがあまりに現代風の若者たちですからこれが限界なのかと思います…)

    ちなみに、本作はミステリー研のメンバーが登場人物ということで、様々な海外のミステリー作家の名前があだ名(というか源氏名?)として出てきます。知っていた方がより楽しめると思いますので、予習したい場合はそれくらいならOKだと思います。まぁ、十角館を読むようなミステリー好きなら全部知ってて当たり前なのかもですが…ちなみに私は知らない作家名がありました。教養不足ですね。

    ♣︎  ♣︎  ♣︎  ♣︎  ♣︎  ♣︎

    なんやかんや、どうすればこの作品を語れるかを自分なりに試してみましたが、これは失敗、ですね。とはいえ、最初からから成功する可能性が極めて低いことはわかっていたこと。ジタバタしながらも熱だけはお伝えできたのではないでしょうか☀️

    ミステリー好きだけど、まだ本作を読んでいないという方がいましたら、一度手に取ってみてください。私の語れないジレンマをご理解いただけるはずです!


    おしまい☕️





     
     
    好きなものについて書きます☺︎ アニメ、アニソン、ボカロ、哲学、読書、書道、遺跡、語学、歴史… 思考は偏りがちですが、読んでいただけると嬉しいです。

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