メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bykage0604

キャトルイルミネーション 小高い牧場の家編

    shibakaoruko

     大海原の家を出て山岳地帯で牧畜の傍ら新聞記者をしていた彼はある朝発見した。内臓と血液を失った牛。こんなところまで追いかけてきやがる耳にこびりついた父の怒号が。
    「この魚はなんだ馬鹿者、血抜きされていないしワタも抜いてないではないか!」
    無意識のうちにやっちまったか、オレとしたことが?
    「アナタ落ち着いて。今までのお義父さまとの対立の火種はすべて宇宙人の仕業だったのよ! もう全部忘れて静かなクリスマスを過ごしましょうよ、ほらあそこに煌めきがみえるでしょう」(と彼女は夫が抜いた家畜と義父のパーツでたいた漁火のイルミネーションが眼下に広がるのを指さした)


    275字


    実在するキャラクターとは無関係です。


    こちらに参加しています。

     
     
     
    短編小説、エッセイなど。一日一更新を目標にショートショート、54字、などを書きます。 #毎週ショートショートnote #シロクマ文芸部 #54字の物語に参加中です。

    あなたへのおすすめ