
心がある幸せ
私は心なんてなければ楽なのにと思ったことがある。
なければ傷つくこともないし、傷ついたことを思い出してまた傷つくこともない。不安になって眠れないこともないし、怖くて逃げたい夜もないと思う。嫉妬したり、腹立たしくて悔しいこともないだろう。
世の中は便利になって、デジタル化が進み、AIが進化して、スーパーに行っても人と関わらずに買い物ができる。通販ではスマホで完結するし、
外食だって、配膳ロボットが持ってきてくれて、セルフレジで支払えばお腹を満たすことができる。
でも思った。これだけでは生きてる気がしない。
この前、お腹が痛くなって病院に行った。
何回か行っても治らなくて、お薬をもらったのだけど、その時お医者さんが「胃腸は精神的な影響を受けやすいです」「少しでもお腹、楽になってくれるといいんですけどねぇ…」「お大事にしてください😌💓」と言ってくれた。
その先生の言動が仕事とはいえ、優しくて、心がぽかぽか温まった。
もしも、心がなかったらこういう温かさにも触れられない…
考えると寂しくなった。
そもそも心がないと、ストレスでお腹が痛くなるようなことはない。
痛いというのは、心を生きてるっていうことだ。
私のこの時みたいに誰かのちょっとしたひと言で心救われる時がある。
日常以外にもテレビのCMとか、本の1行とかに救われることもある。
それは傷ついて苦しみ、優しさを知ったからかもしれない。
みかんは振ったり揉んだりして、ストレスを与えると甘く感じるそうだ。
もしかしたら、人も同じなのかもしれない。
傷ついた分だけ人に優しくできて、優しくなるために苦しいことが待っているのかもしれない。
悲しみや苦しみを経験した分だけ、感動や感謝の気持ちが芽生え、美しい景色が見えるのかもしれない。
私のお守りにしている大切な本がある。
『西の魔女が死んだ』梨木香歩/著
まい(主人公)はこのラベンダーと陽の光の匂いのするシーツにくるまったとき、幸せだとはおもいませんか?
寒い冬のさなかの日だまりでひなたぼっこしたり、暑い夏に木陰で涼しい風を感じるときに幸せだと思いませんか?鉄棒で初めて逆上がりができたとき、自分の身体が思うように動かせた喜びを感じませんてしたか?
P120より
心がないと、幸せを感じることもできないと教えてくれる言葉たち。
心があるからこそ感じられる幸せのかけら。
以前見たCMで心打たれた言葉がある。
人間を救うのは人間だ
人を傷けるのも人間だけど、傷ついた心に手を差し伸べたり、病気で苦しむ人を救うのは心がある人間しかできないのだ。
たぶんこれからも変わらないと思う。
こんな絵本に癒されたり(*˘︶˘*).。*♡
いもとようこさんの絵にほっこりする。
目覚めて、何食べようかな?と考える幸せな朝。
音楽に浸る幸せなひととき。
香りで思い出すあの思い出…
幸せのピースを挙げたらきりがない。
これらを感じられるのも心があるから。
やっぱり心っていいな…
忘れかけていた大切なこと…
これからも傷つくという副反応を抱えながらもそれを上回る幸せを感じながら抱きしめて生きていきたい。
最後まで読んでくださりありがとうございました🙋💕