絶景砂漠サーフィンを味わいつくせ!カナリア諸島・マスパロマスで「波+砂漠+リゾート」を全部楽しむ
「海外でサーフィンしたい!」
そう思ったとき、
まず
頭に浮かぶのは
ハワイ、
インドネシア、
メキシコあたりだろう。
しかし、
世界にはまだある。
砂漠の向こうに
大西洋がある。
しかも、
その砂漠は
ラクダが歩いているような
本物の砂丘。
その向こうには青い海。
さらに
周囲には
スペインの
リゾートホテル、
カフェ、
レストラン、
ヤシの木。
……なんだ、
この映画みたいな場所は。
ここが、
スペイン領
カナリア諸島・グラン・カナリア島
南部の
マスパロマスだ。
サーフィンしに来たのに、砂漠に見とれる。
マスパロマス
最大の魅力。
それは、
サーフィンだけではない。
むしろ、
「サーフィンしなくても旅として成立してしまう」
ところにある。
海岸沿いには、
黄金色の砂丘が延々と続く。
その先には
大西洋。
そして
マスパロマス灯台。
朝、
ボードを抱えて砂丘を歩く。
ザクッ、ザクッ、ザクッ。
砂丘を越える。
すると、
ドーン!
青い大西洋。
「ここ、本当にヨーロッパ?」
そう思う。
さらに海から上がって、
カフェへ。
コーヒーを飲む。
午後は
砂丘を散歩。
夕方は
灯台へ。
そして夕日。
……
いや、サーフィンどこ行った?
となる。
でも、それでいい。
マスパロマスは
「波だけを追いかける旅」ではない。
それが、
この場所の面白さなのだ。
マスパロマスの波は「毎日バレル!」ではない
ここは重要。
マスパロマスを、
「カナリア諸島=強烈な波!」
と思って行くと、
ちょっとイメージが違う。
カナリア諸島には
パワフルなリーフブレイクが
数多く存在する。
しかし
南部のマスパロマスは、
どちらかというと、
初心者がサーフィンを始める。
家族やカップルで旅行する。
観光しながら波があれば入る。
そんなスタイルに向いている。
もちろん条件がハマれば、
経験者も楽しめる。
南からうねりが入り、
風向きが良くなる。
すると、
「おっ、今日はやれるぞ」
という日がやってくる。
サーフィン旅行で
一番楽しい瞬間。
それは、
予報を見て、
海を見て、
コンディションが噛み合った瞬間。
マスパロマスにも、
その瞬間がある。
狙うならここ!マスパロマスのサーフゾーン
① マスパロマス灯台周辺
ランドマークはもちろん、
Faro de Maspalomas
マスパロマス灯台。
その周辺には
サーフィンできるセクションがある。
砂地と岩場が
混じるエリアもあり、
条件次第では
左右の波が現れる。
ただし、
「写真がきれい=初心者でも安全」
ではない。
ここは大西洋。
岩もある。
流れもある。
コンディションによっては
難易度が上がる。
初めて入るなら、
まず海底、
流れ、
エントリー・アウトの
ルートを確認したい。
② Playa del Inglés
初心者ならチェックしたいのが、
Playa del Inglés。
マスパロマス砂丘の
東側に広がる
巨大なビーチだ。
ここは
サーフスクールや
レンタルショップも見つけやすい。
つまり、
「海外サーフィン、ちょっと怖い……」
という人にはありがたい。
ボードを借りる。
ウェットスーツを借りる。
スクールに参加する。
先生に海の入り方を教えてもらう。
そして、
「立てたーーー!」
となる。
これ。
海外サーフトリップの
最初の一歩としては、
かなり楽しい。
③ Derecha del Faro・El Palomar周辺
そして
経験者なら気になるのがこちら。
条件が整えば、
速めの波や
マニューバーを楽しめる
セクションもある。
ただし、
「マスパロマス=全部初心者向け」ではない。
ここは覚えておきたい。
ざっくり考えるなら、

という感じ。
もちろん海は毎日変わる。
だから最終判断は、
その日の波を見る。
これがサーフィンの鉄則だ。
マスパロマスの波を当てるゲーム
マスパロマスは、
「毎日最高!」
というタイプのポイントではない。
だからこそ
面白い。
見るべきなのは、
うねり。
風。
潮。
波高。
そして、
実際の海。
南からの
うねりが入り、
北寄りの風が
オフショア方向に働く。
条件が噛み合えば、
「今日は海に入るしかない!」
という日になる。
逆に波が小さい。
風が合わない。
そんな日もある。
でも大丈夫。
マスパロマスには砂丘がある。
カフェがある。
レストランがある。
ホテルのプールがある。
島内観光もできる。
つまり、
波がハズレても旅がハズレない。
これ、
かなり重要だ。
ベストシーズンは?
「いつ行けばいいの?」
ここも悩む。
結論は、
目的によって変わる。
暖かさ重視なら一年中
マスパロマスは
年間を通して温暖な気候。
冬でも
比較的過ごしやすい。
日本が寒いときに、
「ちょっと暖かいところ行ってくるわ」
と言ってカナリア諸島へ。
これができる。
海水温も
比較的高く、
季節によっては
薄手の
ウェットスーツなどで対応できる。
ただし、
太陽はナメない。
「海が暖かい = 日焼けしない」
ではない。
むしろ強烈。
日焼け止めは
必須だ。
サーフィン重視なら秋〜春もチェック
秋から春にかけては、
北大西洋からの
うねりが届きやすくなる。
サーファーにとっては
チェックしたいシーズン。
ただし、
「冬なら必ず最高の波!」
という話ではない。
カナリア諸島は島全体で見るとサーフポイントが多い。
その日のうねりと
風によって、
南が
良い日もあれば、
北が
良い日もある。
だから、
「マスパロマスだけを見る」
より、
「グラン・カナリア島全体を見る」
という考え方も面白い。
夏は初心者の練習旅にも
夏は
小さめのコンディションの日もある。
これが
初心者には
逆にありがたい。
巨大な波。
猛烈なカレント。
激混みラインナップ。
そんな世界にいきなり
突撃する必要はない。
まずは、
白波で立つ。
↓
少し横に走る。
↓
自分で波を選ぶ。
↓
気がつけば
海外サーフィン。
この流れでいい。
サーフィンは、
「上手い人が偉いスポーツ」ではない。
一本の波に乗って、
「うわ、気持ちいい!」
となった人の勝ちだ。
マスパロマスが初心者に優しい理由
理由は
波だけじゃない。
スクールが充実している。
これが大きい。
海外で
初サーフィン。
一人で海に入る。
波を見る。
流れを見る。
岩を見る。
「……どこから入ればいいんだ?」
となる。
これは普通。
だから
最初はスクールを使う。
現地スタッフに、
「今日どこから入る?」
「どこが初心者向け?」
「流れは?」
と聞く。
これだけでも
安心感が全然違う。
特に海外では、
現地の情報は
武器になる。
サーファーじゃない人も楽しめる
ここがマスパロマスの強み。
例えば彼女はサーフィンしない。
彼氏は朝から海。
これ、普通なら、
「暇じゃない?」
となる。
しかしマスパロマスなら、
彼氏:
「朝イチ行ってくる!」
彼女:
「じゃあ私はカフェ行ってるね。」
彼氏:
「午後は砂丘行こう!」
彼女:
「いいね!」
成立する。
砂丘。
ショッピング。
カフェ。
レストラン。
ホテルのプール。
夕日。
島内ドライブ。
つまり、
サーファーと非サーファーが共存できる。
これ、旅行ではかなり重要だ。
3泊4日なら、こんな旅にしたい
DAY 1
到着 → 砂丘 → 波チェック
ホテルにチェックイン。
まずはマスパロマス灯台へ。
砂丘を歩く。
海を見る。
「明日、入れそうだな。」
と思ったら終了。
初日は無理しない。
DAY 2
朝サーフィン → カフェ → 砂丘
朝。
サーフスクールへ。
先生から海の説明。
ボードを持って海へ。
そして一本。
スッ……
立つ。
「乗った!」
この瞬間だけは何度やっても嬉しい。
海から上がったら、
シャワー。
朝ごはん。
コーヒー。
昼寝。
午後は砂丘。
夕方は灯台。
完璧だ。
DAY 3
波が良ければサーフィン。悪ければ島探検。
ここで重要なのが、
波がない=失敗
という考えを捨てること。
波が小さい。
じゃあ島を探検しよう。
グラン・カナリアは海だけではない。
火山地形。
山道。
村。
絶景。
海岸線。
レンタカーで走るだけでも景色が変わる。
つまり、
サーフトリップなのに、普通の観光旅行としても成立する。
DAY 4
最後の朝イチ
帰国前。
最後の海。
「もう一本だけ!」
と言いながら、結局5本くらい乗る。
そしてホテルへ。
シャワー。
荷物。
空港へ。
「また来よう。」
そう思いながら帰る。
これが海外サーフトリップだ。
ホテル選びはどうする?
ざっくり分けると、
Maspalomas
砂丘・景色・リゾート重視。
Playa del Inglés
サーフィン・飲食店・便利さ重視。
San Agustín
比較的落ち着いて滞在したい人向け。
Meloneras
ホテル・レストラン・高級感重視。
サーフィンを最優先するなら、
Playa del Inglés周辺。
リゾート感を楽しみたいなら、
Maspalomas〜Meloneras。
という考え方がしやすい。
絶対に持っていきたいもの
サーフボードだけ
持って行けばいい?
いやいや。
カナリア諸島の
太陽を忘れてはいけない。
持っていきたいのは、
日焼け止め
ラッシュガード
薄手のウェットスーツ
リーフブーツ
サーフハット
サンダル
防水バッグ
タオル
薄手の上着
そして、
水分。
サーフィンして、
砂丘歩いて、
カフェ行って、
また歩く。
気づいたら、
「喉カラッカラ!」
になる。
そして一番大事なのは「無理しない」
写真を見ると、
「なんだ、楽そうなビーチじゃん。」
と思うかもしれない。
でも、
ここは大西洋。
コンディションが変われば、
海の表情も変わる。
岩場もある。
流れもある。
サイズが上がることもある。
初めてのポイントなら、
現地スクールや
経験者から情報を得る。
海に入る前に、
「帰りはどこから上がる?」
まで確認する。
これ、
大事。
サーフィンは、
「沖に出ること」
より、
「安全に帰ってくること」
までがセットだ。
マスパロマスの本当の魅力
結局、
マスパロマスって何なのか。
僕はこう思う。
「波だけを目的にしなくても、サーフィン旅行になる場所。」
朝は
大西洋。
昼は
スペイン料理。
午後は
砂丘。
夕方は
灯台。
夜はカフェやレストラン。
そして
翌朝、
また海。
このリズムが
最高なのだ。
サーフトリップというと、
「毎日、日の出から日没まで海!」
というイメージがある。
もちろん、
それも最高。
でも、
波を待つ時間まで旅にしてしまう。
これが
マスパロマスの面白さだ。
砂漠の向こうに波がある。
マスパロマスの砂丘を歩く。
足元は砂。
目の前には
青い大西洋。
後ろには
ヨーロッパのリゾート。
ボードを抱えて海へ向かう。
そして
波を待つ。
完璧な波が
来るかもしれない。
来ないかもしれない。
でも、
それでいい。
なぜなら、
波を
待っている時間そのものが、
もう旅だから。
もし、
「海外でサーフィンしてみたい。」
「でもガチガチのサーフキャンプはちょっと怖い。」
「サーフィンしない同行者も楽しめる場所がいい。」
そんな人なら、
マスパロマスは
面白い候補になる。
砂漠、
青い海、
スペイン、
そして
サーフィン。
全部
まとめて味わってしまおう。
次のサーフトリップは、
「砂漠の向こうの波」
を探しに行ってみてはいかがだろうか。

