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中山道9 松井田宿→坂本宿

    ▽1991年3月
    23歳 30年勤めた会社の入社前に、東海道を歩きました。
    ▽2021年3月
    53歳 30年勤めた会社の退職後に、中山道を歩き始めました。

    京都まで一気に歩く、"気力"、"体力"、"時の運"、が無いので、行けるとこまで歩く事を繰り返します。

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    2021.05.15

    1. 乗車位置にピッタリ電車が停まらなかった場合の小さな悲劇の考察

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    本日のスタート地点、信越線の松井田駅に向かう途中、さいたま新都心駅のホームに立った時、👣のマークが目に飛び込んできました。

    このマークを見た瞬間、先日facebookの、"をじさん"友だちがアップしていた、👣マークを器用に使いこなした、「乗車位置にピッタリ電車が停まらなかった場合の小さな悲劇の考察」がシュールでしたので紹介します。

    ▽小さな悲劇考察原文

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    "ドアを"さん、ありがとうございました。

    では旅を始めます。
    高崎駅です1分乗り換え、向かいのホームに駆け込もうとした時に、視界に飛び込んできた、なんだかタイムスリップしたみたいな駅そば屋さん。

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    屈まないと食べられない、きっと店員さんから見えるお客さんの姿は、宇多田ヒカルのデビュー曲のPVみたいなんでしょうね。

    かれこれ40年以上前の小学生の頃の出来事。土曜日・午前中授業の帰り道、私は家が遠く、茨城県・東北本線古河駅の駅そばで月見うどんが好物でよく食べてました。当時小学生6年生まで身長135センチくらい、小さかったので写真の駅そば屋さんの、荷物置きの台で食べてた記憶が1分間の乗り換えで蘇りました。
    あぁ、懐かしい…。



    2.松井田宿

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    駅に到着、んん、ホームがウエット、明日午後が雨とは覚悟してたけど、早くもきましたね!

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    恵みの雨、喜んで全身全霊でいただきましょう!街は土曜日雨の朝08:30、街全体が静けさに包まれてます。

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    このスプリングは、跳ねるを意味するのか、春を意味するのか、言葉の魅力に溢れてますね。 

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    斜面を利用した4連段蔵。傾斜地の建物、大好きです、あぁ中見てみたい。

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    "関所煎餅"、碓氷峠が近づいています!

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    この辺りて、松井田宿は終了、立派な商工会議所、群馬独特の養蚕農家の屋根、さぁ次は碓氷峠です。

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    なまこ壁がこの付近はチラホラ目立ちます。倉敷や伊豆下田の街並みを思い出しますが、おそらくこの付近に得意とする職人さんがいたのでしょうか。
    なまこ壁作っているとこ、タイムマシンに乗って見てみに行きたい。

    3.碓氷峠まで緩やかな坂道

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    緩やかな坂道を登り続けます。
    登り坂はどうして絵になるのでしょう。
    未来への道のり、上を目指す、なんか感覚的に縁起が良く感じます。

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    蜘蛛のアーティストが霧雨で遊んでます。美しい蜘蛛の巣が、水滴のイルミネーションで輝いてる、自然の造形美は本当に美しい!

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    地面に立ててある木の棒に白い紙、調べたら、紙垂(しで)と呼び、悪いものを寄せ付けない効果があるのですね。YouTubeに作り方の動画がたくさんありました、簡単に作れそうです。


    4.製糸踏切

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    前方に仲間発見!
    5人くらいの元気な老々男女、
    地図を見ながら「うひゃうひゃ」と
    楽しそうに話してます。

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    お城があったのですね。今日の歩行距離は30㎞、しかも碓氷峠越えがあるので看板だけでおしまい。

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    お蚕様屋敷はまだ続く。

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    何と踏切まで製糸!お蚕様踏切ですね。
    何でかと調べたら日本最大の現役製糸場、碓氷製糸さんがが近くにありました!ちなみにここから富岡製糸場まで15km弱です。


    そうそう、中学校が茨城県古河市で、その近くに製糸場があり、
    糸を蒸している時間だと記憶してますが街中に悪臭が漂っていた事想い出しました。いまでも匂いは判別できます。

    街道歩きはいろんなこと想い出せて楽しいですね〜。


    5.抜きつ抜かれつ

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    坂本宿を目指して、うひゃうひゃ軍団とは、抜きつ抜かれつのレースを楽しみます。

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    この人誰だっけ?

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    信越線とも暫く並走、今日はSL走って無いみたい、ここで見たら、真っ黒かもね。

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    写真では伝わらないけど、こちらのお家の玄関までのアプローチが美しくて、仕事に行きたくなくなっちゃう位の出来でした。

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    いい感じ。

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    私が見た範囲では最後のお蚕様屋敷。

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    群馬県は碓氷峠に入るまでこの看板で導いてくださりました。

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    巨石の上に観音様。

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    おっ、またもや追いついた。

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    こちらは茶屋本陣、茶屋?

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    なんて、考えてると、
    どこまで行くの、
    その靴で碓氷峠大丈夫?
    うひゃうひゃひゃ
    とかなんとか会話しながら、
    茶屋に興味津々の一行を置き去りに、
    一路坂本宿を目指します。

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    中山道最初の踏切が板橋宿の手前でしたが、
    その後何回渡ったか、わからなくなってます。

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    碓氷峠の麓坂本宿まで5.5km
    うひゃうひゃ話している場合ではなかった
    焦ってくる…

    6.茶釜石

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    空の茶釜を叩いたような音がする岩を、茶釜石と呼ぶそうで、叩いたけど茶釜を叩いた経験は無いけど、それらしい音がしました。

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    これが茶釜石、ご丁寧に叩く石も置いてあります。

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    鉄道写真っぽく撮れた、だめか・・・・。

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    久々の下り坂、S字カーブも美しい。

    8.横川

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    何でこんなに道端が美しいのか、何気なくみてましたが、よく判りました。
    そう、手入れがしてあるんです。

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    馬頭観音様も幸せそう。

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    景色に見惚れてて、なかなか坂本宿に辿り着かない、焦る…。


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    時間がなくこちらもスルー。

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    枕木で橋を作っておいて、"あぶない!"、お気持ちはわかりますが、人は橋があると渡りたくなる生きものなのです。


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    綺麗。

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    カワイイ。

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    ゾロ目。

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    白壁の家が増えてきました。


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    線路の砂利が、京都の石庭みたいに美しく盛られてます。
    深夜に働く保線の方々があっての、鉄道輸送なんだなぁと実感。

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    イマドキの爽やか系アニメ映画に出てきそう。

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    ▽中山道川柳
    花いっぱい 花岡さんの 塀の上


    そんなことより、急げ〜

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    荻野屋・おぎのや
    どっちが正しいんだ?
    先日学生に横川の釜飯知っているか?
    と聴きましたが、みんな知りませんでした。

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    横川駅の駅舎も、おぎのや店舗みたい。

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    これは、
    昔、碓氷峠を登ったアプト式鉄道の、
    歯車に噛み合わせるレールじゃないのかなぁ?

    そんなことより、急げ〜

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    歴史を感じます。

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    坂本宿まであと2km、
    午後から碓氷峠超えて、軽井沢の次の次の宿場町、追分まで行けるのか⁈

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    横川の茶屋はチラ見。

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    味のある店々と、雨に濡れる赤い薔薇。

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    おおっ
    関所です。
    ここは素通り出来ない…

    上毛かるたがお出迎え。

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    関所の門が復元されてました。

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    資料館の方からご丁寧な説明を頂きました。
    庶民はこのような石の上に通行手形を置き、頭を下げて許可を貰います。

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    侍の手形のコピーを頂いたので置いてたら、資料館の方が寄ってきて、
    それは違います、侍は偉いので、この石の上に置かずに役人に手渡してました。
    大名の場合は、行列のところにまで、役人が手形を取りに行ってたそうです。

    なんだか空港の税関みたい。

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    これは、"判鑑"と呼ばれる、関所が使用する印鑑証明みたいなもの。
    通行手形を発行できる人は限られてて、印鑑を照合して、手形の真偽を判断してました。

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    この機関車は、日本で唯一の、有料で機関車運転が体験出来る車両。初期講習6時間30,000円で、合格すると5,000円で1回運転可能。

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    むむっ
    行列…
    この先に飲食店がなかったら悲劇なので並びます。

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    峠前なのではじめて燃料補給を控えました…、素朴で優しくなつかしい味、どうやら人気店のようです。”関所食堂”ラーメンと炒飯で1,050円。

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    のぼるさんの看板を見ながら、角度がきつくなってきた坂を登り始めます。

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    藤がいい香りを放ってます。

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    この標札もそろそろ最後かなぁ。

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    着いたぁ、坂本宿。

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    今日はこの先果てしなく続くので、ここまでにしときます。



     
     
    1968年茨城県出身。 1991年から旅行会社で30年勤務。 2019年単身赴任地沖縄で100年時代を模索。 2021年大学で観光学を教える道に進むと同時に、全国の街道の行軍にも出陣。

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