
甲州道中7 甲府柳町宿→教来石宿
1991~1993年 東海道五十三次 完歩
2021年 春~夏 中山道六十九次 完歩
2021年 秋 甲州道中四十四次
どんな旅になるか楽しみです!
2021.10.30
1.山を道標に

今朝も与野駅04:53の京浜東北線、福山通運貸切貨物は、時間通りの通過、時間通りの運行を当たり前のように行っている、鉄道会社の凄みを感じる瞬間です。

中央線の車窓から。
1番好きな風景は、勝沼ぶどう郷駅前後の甲府盆地と南アルプルの山々、何度も見ましたが、毎度毎度見惚れます。

家内の手造りサンドウィッチの朝食。

竜王駅に到着。
本日の道標その1、八ヶ岳にご挨拶。


駅前に仁王立ちする偉人、大学者"山縣大弐。

立派な門のお屋敷。

久々に見ました、甲州道中の道標、もっとあれば良いのに。


雰囲気が出てきました。というか、日本橋からここまでに、ありそうでなかった、自然な街道の風景です。


踏切名が信州往還、良いですね〜!
雪を被っているのは北岳か甲斐駒ヶ岳だと思われます。



こんな感じの和風建築が増えてきました。

まだあります、丸石道祖神。

急な坂道が見えてきました。


坂の名は赤坂、供養塔が建てられてます。


坂の途中屋根に覆われた道祖神、そして諏訪神社。諏訪が近付いてきました。

坂を昇った後のお楽しみ、ふり返り。本日の道標は、前に八ヶ岳・後ろに富士、贅沢な布陣です。

柿のある風景。
2.なまこ壁

なまこ壁がなんの前触れもなく、突然現れました。











いやぁ凄かったぁ、こんなに沢山あるなんて、もう大満足です。

歩いている私たちを車で追い越した方が、この道祖神の前で待ってて、私も以前甲州道中を2年かけて歩いたんですと、声掛けてくださり、不思議なパワーをもらいました。




丸石道祖神はまだあります、どこまで続くか楽しみです。



レンガ作りの橋をくぐると、懐かしい国鉄型特急車両の絵が書いてありました。



あずさ号と、線路横に佇む、武田勝頼に所縁がある泣石。

国道20号に合流。






紅葉・柿・林檎、などなど、秋を感じながら韮崎宿を目指します。



静かな町並みを抜けて、石垣の上を見上げると、そこには道祖神が。見護ってくださり、ありがとうございます。
3.川といきる



国道20号に合流し塩川を渡ると韮崎市。

振り向くと富士山がいつもそこに、見護られているんだなぁ、と感じます。

韮崎やは塩川と釜無川に挟まれてます。こんなに川に囲まれていたなんて、知りませんでした。地図には"水神"という地名があります。幾度となく水害に苦しめられながらも、水とともに歴史を刻んできたのでしょう。

地図見てたらマンハッタンに見えてきました、考えすぎですね…。

水神宮石碑。

十六石、釜無川の治水工事の際に16の巨石を用いた事を記した石碑。
4.韮崎宿


八ヶ岳を遥か先に望み、韮崎宿に入ります。

江戸城への物流の要所、鰍沢横丁。
"鰍"の字が夫婦揃って読めませんでした…、"かじか"と読むのですね。

醤油味噌のお店、こちらにもなまこ壁。

小林一三生家跡、えぇ〜、阪急の創始者は韮崎出身だったのですね!


平和観音、電車からよく見えてた観音様、何故ここにいるのか歩いていてわかりました。
この後紹介する、七里岩の東側の先端部分でした。



諏訪まで50km、ゴールしたかったのですが、終わりが近づいてくると寂しくなって来ますね。
JAの展示会、栗原宿で見つけた赤い小さなトラクター"マメトラ"が、置いてあります。
5.七里岩


韮崎宿の中心部を過ぎると、大きな岩の台地が右手に聳え立ちます。
これが七里岩、八ヶ岳の大噴火による火砕流が堆積し、釜無川が浸食して今の姿に至り、信濃国・蔦木宿まで続きます。



右手に暫く続く七里岩の絶景が。甲州道中と国道20号は七里岩南側と釜無川の間を、中央線は七里岩北側の中腹を、下諏訪宿を目指して進みます。

道中の電柱に想定浸水深の表記が、どこに逃げるのか、逃げ場が無いなと思いました。




なまこ壁の建物や蔵を眺めながら、

西に向かい歩みを進め、

時々振り返ると、そこにはいつも富士山の姿が。

国道沿いは退屈なので、並行する畑道を歩いていると、家内が何かを発見!

崖の上に巌窟と鳥居が。

案内看板を読んでいると奥に参道があるのを家内が発見し昇る気満々に!私は高所恐怖症なので恐る恐る昇ることに…。



ほぼ垂直の梯子を昇った先に鳥居があります。

祠と鳥居、私は怖くてしゃがみ込んでますが、家内は平気で立ってます。

その先の風景がこちら、最高の想い出が出来ました。

老婆が顎を支えている姿に見えるので、老婆石、近くの集落"祖母井"の名の由来になってます。

明日の天気もわからない、いつ見られなくなるかわからないので、何度もふり返ります。


ススキ。


まこもの田んぼとは、マコモタケの田んぼでした。




この付近の地名は穴山町、七里岩に大きな穴が、あちこちに空いているからだと思われます。
釜無川を渡ります。
6.蔵の家紋


昼食はみどりや食堂、本日は30km以上歩くので、ビールは我慢。シンプルな醤油ラーメン、美味しいので、ひっきりなしに来店するお客さんは、皆ラーメンを注文してます。






なまこ壁や、信濃路らしい三角大屋根の家、双体道祖神、穏やかな道を緩やかに登り続けます。

蔵の家紋、どれも美しく、大切に保存されています。












これは芸術ですね。
7.台ヶ原宿



小竹川を渡り北杜市に入ります。
八ヶ岳の姿もすっかり変わってきました。

まだ富士山が見えます。




この付近は黄色い壁の家が多かったです。


一里塚に庚申塔。



大武川、七里岩はまだ続きます。





水災記念碑と一里塚碑、陽が傾いてきました、焦ります…。




尾白川を渡り、古道経由で台ヶ原の町中に向かいます。


尾白川の土手の上、

綺麗な水!さすが白州!
数年前の夏家族でこの近くの河原で、遊んだのですが、場所がどこだったのかわかりませんでした。

オクラです、下から上に実るんですね。


庚申塔と馬頭観音。



こういう看板、待ってました!テンション上がりますよね!




本陣跡と常夜灯。

山梨銘醸蔵元、七賢で有名です。
杉玉が見事ですね!
飲みたいけど、只今の時刻15:37、崖昇りを楽しみ過ぎ、冬の日没が早いこを失念。あと2時間歩かないと宿に付かないので、お酒は我慢…。



ゆっくりしたがってのですが、名残惜しみながら、早足で西に向かいます。

第一種蚕共同飼育所、信州シルクロードに、入ってきているのでしょう。
8.教来石宿

この街頭懐かしい。


山々が暮れていきます。

サントリー白州蒸溜所、寄る時間がありません…!


暗くなって来ました。先程の懐かしい街灯に火が灯ります。この後常夜灯の存在意義をまざまざと感じる事になります。



なんの石碑がわかりません…
常夜灯が欲しくなります。


フラッシュ使うとこんな感じです。
明治天皇の御膳水の碑でした。
写真に星が売ってますが、肉眼で見ると天の川も観ることができます。

闇夜で読めなかった観光マップ。

今夜は、ラブホテルをゲストハウス風に二人の若者が手造りで改造した宿。

さっ呑むぞ〜、